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【ホンダ新型N-VAN vs スズキ エブリイ】軽バンライバル車徹底比較!
目次
【ホンダ新型N−VAN vs スズキ エブリイバン】徹底比較!
ホンダ新型N-VANとはどんな車?
N-VAN +STYLE FUN Honda SENSING
ホンダ新型N-VANの発売日
新型N-VANは2018年7月13日に発売されました。1999年に発売した、「バモス」以来、19年ぶりの新型軽バンです。随所にホンダの独創的な技術が盛り込まれており、発売されて間も無く、軽バンの新時代の幕開けと評判になっています。
ホンダ新型N-VANの開発コンセプト
新型N-VANは、従来のホンダが培ってきたNシリーズが持つ「車内を広くする技術」を盛り込んだ、今までにない革新的な軽バンとして開発されています。低床フロアやセンタータンクレイアウトを盛り込んだことによって実現した広々とした車内空間は、今までの軽自動車の常識を覆したと言われているほどです。
ホンダ新型N-VANの特長
・センタータンクレイアウトを採用し、低床フロアを実現
・助手席側ピラーレスを採用し、簡易な荷物の積み下ろしを実現
・「Honda SENSING」を採用し、衝突被害軽減ブレーキなどを装備。高い安全性能を実現
スズキ エブリイとはどんな車?
スズキ エブリイ
スズキ エブリイの発売日
スズキは1964年に「スズライトキャリイバン」を発売。1982年のマイナーチェンジにより「エブリイ」が誕生しました。その後幾度のモデルチェンジを経て、2015年2月18日から現行の6代目モデルが販売されています。日本の軽バンの代表車とも言える一台で配達車などでも見かけることができます。
スズキ エブリイの開発コンセプト
スズキエブリイは、「広さ」「低燃費」「使いやすさ」を追求した軽バンというコンセプトのもと、開発されました。低燃費性や、軽バンの中でもトップクラスの収納空間の利便性、広さを誇ります。
また、軽自動車にしてはロングホイールベースながらも、最小回転半径4.1mの優れた小回り性能を有しています。
スズキ エブリイの特長
・広々とした室内空間を実現し、収納機能も充実
・低速域における力強いトルクと低燃費を実現
・左右分割可倒式リヤシートや助手席前倒し機構を採用
・衝突被害軽減ブレーキを搭載し、安全な運転の補助機能が充実
- 最新「エブリイワゴン」中古車情報
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本日の在庫数 2153台 平均価格 125万円 支払総額 13~423万円
スズキ エブリイについてはこちら
新型N-VANとエブリイの違いは?
新型N-VANおよびエブリイは、両方とも商用車向けのモデルとして開発された軽バンです。両車ともに「広々とした車内、収納空間」を実現していますが、その実現のために注ぎ込まれた技術は、ホンダとスズキで大きく異なります。
外から見たシルエットは似ていても、中身は全くの別物。細部まで見れば見るほど、新しい発見がある両者。異なる魅力を備えています。
こだわり光るN-VANとエブリイのエクステリア比較
ホンダ新型N-VAN
N-VAN +STYLE FUN Honda SENSING
N-VAN +STYLE COOL Honda SENSING
N-VAN L Honda SENSING
ホンダ新型N-VANは、商用およびプライベート用の2グレードが用意されています。どのグレードも一貫して、、仕事に趣味に「道具」として使いやすそうなシルエットです。
その中でも特に「+STYLE」は、毎日がさらに楽しくなりそうな、ワクワクするデザインとなっています。
スズキ エブリイワゴン
スズキ エブリイ
スズキ エブリイ
スズキ エブリイのエクステリアは、特徴的な長方形のヘッドライトに、安心感を与えるずっしり感が印象的です。軽バンの代表格とも言えるエブリイですが、もちろん、その車内空間の広さは健在。
軽バンでありながらどことなく丸みを感じられるボディシルエットは、商用車としても親しみが持てるデザインです。
収納たっぷりの快適空間!インテリア比較
ホンダ新型N-VAN
新型N-VAN
新型N-VAN
新型N-VAN
新型N-VANの内装の見所は、何と言っても「広々とした車内」にあります。助手席ピラーレスを採用したことにより、脚立などの長い物でも一人で簡単に車内にしまうことが可能。低床フロアによって、重いバイクも楽々と載せることができます。
スズキ エブリイ
スズキ エブリイ
スズキ エブリイ
スズキ エブリイ
スズキ エブリイの内装は、シフトノブの位置がステアリングに近く、運転しやすいインパネシフトを採用しています。前席足元空間を広く確保することにより、ウォークスルーを実現しています。また、高い車高をもつ広々とした車内空間も魅力。シートを倒せば、自転車でも2台楽々と積むことができます。小物の収納スペースも随所に装備されているので、利便性も抜群です。
N-VANとエブリイの差はいかに?ボディサイズ比較
新型N-VAN | エブリイ | |
---|---|---|
全長 | 3,395 | 3,395 |
全幅 | 1,475 | 1,475 |
全高 | 1,945〜1,960(ハイルーフ) 1,850〜1,865(ロールーフ) | 1,800(標準ルーフ) 1,895(ハイルーフ) |
ホイールベース | 2,520 | 2,430 |
車両重量 | 930〜1,020 | 840〜970 |
乗車定員 | 4 | 4 |
[単位]全長・全幅・全高・ホイールベース:mm 車両重量:kg 乗車定員:人 |
ボディサイズの違い
新型N-VANの方が若干車高が高くなっており、車体剛性に力を注いでいることがわかります。その分、N-VANには車体重量が1トンを超えるモデルもラインナップされています。
メーカーの誇る技術が光る!エンジンスペック・パワートレイン比較
新型N-VAN(G,L) | エブリイ | |
---|---|---|
エンジン種類 | 水冷直列3気筒 | 直列3気筒 |
排気量 | 660cc | 660cc |
最高出力 | 39[53]/6,800 | 36[49]/5,700 |
最大トルク | 64[6.5]/4,800 | 62[6.3]/3,500 |
トランスミッション | 無段変速AT/6速MT | 5速MT/4速AT/AMT |
駆動方式 | FF/4WD | FR/4WD |
使用燃料 | レギュラー | レギュラー |
[単位]最高出力:kW[PS]/rpm 最大トルク:N・m[kgf・m]/rpm |
新型N-VAN(ターボ) | エブリイ(ターボ) | |
---|---|---|
エンジン種類 | 水冷直列3気筒 | 水冷直列3気筒 |
排気量 | 660cc | 660cc |
最高出力 | 47[64]/6,000 | 47[64]/6,000 |
最大トルク | 104[10.6]/2,600 | 95[9.7]/3,000 |
トランスミッション | 自動無段変速機(CVT) | 5速MT/4速AT/AMT |
駆動方式 | FF/4WD | FR/4WD |
使用燃料 | レギュラー | レギュラー |
[単位]最高出力:kW[PS]/rpm 最大トルク:N・m[kgf・m]/rpm |
エンジンスペック・パワートレインの違い
エンジン性能を比較すると、新型N-VANの方が最高出力、最大トルクで若干エブリイを上回っています。どちらも低下速域におけるトルクが強く、登坂性能も抜群です。ホンダの新しいエンジン技術が注ぎ込まれている新型N-VANに、パワーの面では若干軍配が上がります。
また、ターボモデル同士の比較を行ってみると、最高出力は同じ数値となっています。しかし、最大トルクで若干N-VANの方に軍配が上がります。
【新型N−VAN vs エブリイ】燃費を比較
新型N-VAN | エブリイ | |
---|---|---|
JC08モード燃費 | 23.8(無段変速機)/18.6(6速MT) | 19.4(AT)/18.4(MT)/20.2(AMT) |
実燃費 | 15.3~20.4/14.2~19.0(ターボ) | 17.02/14.8(ターボ) |
[単位]km/L |
燃費の違い
どちらの車両も、2WDのモデル同士を比較しています。
新型N-VANは6速MTに対して無段変速機の方が燃費がはるかに高くなっています。一方、エブリイはATとMT間での燃費の差はそれほど大きくありません。ホンダの無段変速機がいかに低燃費に貢献しているかがわかります。
- 執筆者プロフィール
- MOBY編集部
- 新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...