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【ホンダ N-BOX】日本一売れている!Nシリーズ3車種比較試乗レポ

ホンダの次世代軽自動車「Nシリーズ」3車種・4モデルに試乗し、その共通点と相違点を体感しました。本記事では、2020年12月にマイナーチェンジした新型N-BOXとN-BOXカスタムの試乗レポをお届けします。

日本一売れている車「N-BOX」

N-BOX(標準モデル)グレード:EX ホンダセンシング
ボディカラー:プレミアムサンライトホワイト・パール

「N-BOX」はホンダの軽自動車においては「スーパーハイトワゴン」に属する、車高が高く、広大な居住空間を誇る車。後席両側スライドドアを備えて使い勝手の良さが秀でています。SNSなどでは略して「Nボ」と呼ばれています。

現行モデルは2017年にフルモデルチェンジした2代目で、2020年12月にマイナーチェンジを実施し、安全装備の充実化と新たな外装色パッケージ「コーディネートスタイル」を追加するなど、選択肢が増えました。

N-BOX(標準モデル)
N-BOX(標準モデル)

N-BOXは標準モデルとは外観が異なる「N-BOX Custom(エヌボックス カスタム)」をラインナップしています。ファミリーユースではママが主に運転するなら標準モデル、パパも運転することが多いならN-BOX カスタムという選び方が多いようです。

N-BOX カスタム
グレード:EX ホンダセンシング
ボディカラー:プレミアムグラマラスブロンズ・パール
N-BOX カスタム
N-BOX カスタム

このN-BOXは、登録車(いわゆる普通車)を含めて3年連続、軽自動車のみでは5年連続、新車販売台数1位を獲得しています。

さらに、N-BOXは2020年11月に子育て中のママたちが他のママに推したい商品を選ぶ「マザーズセレクション大賞2020」を受賞しています。

ホンダ N-BOXの特徴

3車の中で最もファミリー向け

N-BOXはN-WGNやN-ONEと比べてファミリーカーとしての要素が強いクルマです。

3車で唯一スライドドアを装備していること、助手席スーパースライドシート仕様を選べることももちろんですが、天井の高さ、床の低さなどの基本設計からして、乗り降りしやすく広い車内にこだわっているためです。

お出かけにチャイルドシートやベビーカーが必要な小さなお子さんがいる家族や、安全かつラクに乗り降りしたいおじいちゃん、おばあちゃんがいる家族には、3車の中でN-BOXが最も便利でしょう。

長距離<近距離ユーザー向け

スライドドア付きのスーパーハイトワゴンという性格上、N-BOXはロングドライブよりも近距離移動向きの乗り心地や燃費性能といえます。

アダプティブ・クルーズ・コントロール(ACC)に渋滞追従機能が付いていないことからも、ストップ&ゴーの多い街乗りを想定したクルマであるといえるでしょう。

お子さんの送り迎えや買い物などで車を使うことが多い家族におすすめです。

スロープ仕様で使い勝手が広がる

後席を倒すと現れる広いスペースを活かし、N-BOXはシリーズで唯一「スロープ仕様」を選択することができます。

車椅子仕様車として電動ウインチや手すり、シートベルトなどの装備を選べるだけでなく、スロープを活かしてバイクや釣具などを積むことも可能。介護だけでなくアウトドアや趣味など、使い勝手を広げられるのがN-BOXの魅力です。

試乗してわかったN-BOXの良さ

N-BOX(標準モデル)

N-BOXの試乗は、標準モデルとカスタム、パワートレインは両方ともNA(自然吸気/ノンターボ)の2WD(FF/前輪駆動)。2モデルの違いはエクステリア、インテリアのみとなります。

N-BOX カスタム

居住空間の広さと質感は、軽自動車のクラスを超えたと言ってよいでしょう。

車幅は軽自動車の規格のため、どうしても普通乗用車には勝てませんが、室内の高さと前後長は車種によってはN-BOXの方が上。特に後席の前後の広さは高級大型セダンよりも実寸で広くなります。

簡単に畳める後席に、自転車を積むのも余裕。雨の日に、駅まで家族を迎えに行って自転車を積んで帰ってくる、というシーンにも最適でしょう。

N-BOX(標準モデル)

走りの質感も普通乗用車と同等レベル。エンジンは最高出力58PSのノンターボですが、非力感は通常の走行なら感じません。街中から高速道路までしっかりと走ります。アクセルを目一杯踏み込んでの加速はエンジンが唸りますが、耳を塞ぎたくなるようなレベルの騒音ではありません。

N-BOX カスタム

ただ、走り好きな方にはパワーが物足りないと感じてしまうのは否めません。しかし、アクセル全開なんて滅多にしないユーザーには問題にならないでしょう。

大人3、4人の乗車が多い方、重い荷物を積むことが多い方、山岳地にお住まいなど登り坂が多いところで走ることが多い方で、パワーに余裕が欲しいのなら、ターボ車の選択がおすすめです。

ちょっとぐらいパワーがなくても気にならない、というなら、ノンターボでも不自由しないでしょう。

一昔前の軽自動車では、ターボがないと走りが悪いという評価が多かったですが、今ではそこまでの開きがなくなりました。プラスαのパワーを求めるかどうかで、選択することをおすすめします。

N-BOX(標準モデル)

乗り心地は、ホンダNシリーズ3兄弟の中で最もソフト。同じパワートレインとボディで、車重が最も重くなるN-BOXは、乗り味も重厚感があり、軽自動車とは思えない乗り心地の良さを体感できます。

また、車高が最も高いモデルのため、ソフトめな足回りのセッティングと相まって、車体の揺れ方はN-BOXが最も大きくなります。N-WGNと乗り比べると、この点が一番顕著に感じました。

好みによっては、乗り味が柔らかすぎる、コーナリング時のロールが気になると感じる方がいるでしょう。しかし、これをウィークポイントとして挙げるのは不適切。軽自動車とは思えない上質な乗り味でした。

N-BOX カスタム

ホンダの先進安全技術「ホンダセンシング」が装備されていることもN−BOXの良さのひとつ。

先行車との車間距離を一定に保って追従走行できるよう、アクセルとブレーキを自動調整するアダプティプクルーズコントロール、ハンドル操作支援もあって長距離ドライブでの疲労度合いを軽減してくれました。

N-BOXのスペック表

モデルFF4WD
ボディサイズ全長3,395mm
全幅1,475mm
全高1,790mm1,815mm
ホイールベース2,520mm
車両総重量890~980kg950~1,030kg
乗車定員4
エンジン0.66L 水冷直列3気筒
最高出力NA:43kW(58PS)/7,300rpm
ターボ :47kW(64PS)/6,000rpm
最大トルクNA:65N·m(6.6kg・m)/4,800rpm
ターボ:104N·m(10.6kg・m)/2,600rpm
トランスミッションCVT(トルクコンバーター付)

N-BOXは、駆動方式がFFか4WDかによって全高に若干の違いがあります。車両重量に大きな差があるのは、スロープ仕様が含まれているため。スロープ仕様を除くと890~930kgの範囲です。

また、余裕を持った走行がしたいという方はターボがおすすめですが、価格(後述)との兼ね合いも意識する必要があります。NA車(ノンターボ)とターボ車の価格差は、20万円弱です。

N-BOXカスタムもスペックはほとんど同じ

N-BOXカスタムと通常のN-BOXの違いの大半は外観で、スペック上はほとんど同じと言っていいでしょう。

強いて言うならタイヤサイズに違いがあり、通常のN-BOXが「155/65R14 75S」なのに対し、カスタムは「165/55R15 75V」を採用しています(ターボを除く)。

N-BOXのグレード別燃費

WLTC燃費の数値を掲載しています。

FF4WD
N-BOX21.2km/L19.8km/L
N-BOX(ターボ)20.2km/L19.0km/L
N-BOXカスタム21.2km/L19.8km/L
N-BOXカスタム(ターボ)20.2km/L19.0km/L

N-BOXのカタログ燃費をみると、シート仕様での燃費差はありませんでした。とはいえ、グレード間で車両重量に大きな差があるので、この燃費の数値だけでは一概にはいえません。

N-BOXはこんな方におすすめ

  • 小さなお子さんがいる家族
  • 街乗りメインユーザー

Nシリーズ3兄弟の中で、どれを選んだらいいのか悩むのなら、室内空間が最も広いN-BOXを選んで後悔はしないでしょう。エンジン、トランスミッション、ボディといった基本はどれも同じですから、一番使い勝手のよいモデルを選択で損することはありません。

特に、チャイルドシートやベビーカーが必要な小さなお子さんがいるのであれば、N-BOXが最も使いやすいと言えます。

こんな方にはおすすめできないかも…

  • 走りを楽しみたい人
  • ロングドライブでも疲れたくない人

Nシリーズ3兄弟の中で一番足回りがソフトで車重が重たいN-BOXは、走りも乗り味も一番マイルド。「連続したコーナリングでも元気よく走りを楽しみたい」などといったスポーティな走りを重要視されるのなら、N-BOXではなくN-ONEがおすすめです。

また、長距離・長時間の運転が多い人で、アダプティブ・クルーズ・コントロールを使って少しでもラクに走りたいという人は、N-WGNかAT車のN-ONEがおすすめです。

N-BOX(標準モデル)の後席ラゲッジスペース
N-BOX カスタムの後席ラゲッジスペース

N-BOXのグレード別価格

ベンチシートスーパースライドシートスロープ
N-BOX1,428,900円
~1,912,900円
1,658,800円
~1,791,900円
1,629,000円
~2,069,000円
N-BOX
(ターボ)
1,758,900円
~2,022,900円
1,809,500円
~1,942,600円
1,629,000円
~2,069,000円
N-BOXカスタム1,769,900円
~2,112,000円
1,879,900円
~2,013,000円
1,989,000円
~2,230,000円
N-BOXカスタム
(ターボ)
1,969,000円
~2,233,000円
2,019,600円
~2,152,700円

各グレードの価格帯は上記表の通りです。N-BOXは、ほかのNシリーズと違い、シートタイプのバリエーションがあり、選択肢が豊富です。

上位グレードになると、サイドエアバッグやパワースライドドア機能が搭載されます。走行性能には差はないものの、安全性能や快適性に差が生じます。これらに必要性を感じない方であれば、ベースグレードでも充分だといえるでしょう。

車のサブスクなら月額6,900円からN-BOXに乗れる

N-BOX(標準モデル)

毎月定額で車を持てるカーリースなら、貯金がなくても問題ありません。「SOMPOで乗ーる」であれば、月額23,900円〜のリース料でN-BOXライフを楽しむことが出来ます。

さらにカーリースをおすすめする理由として、料金に車検代・税金・メンテナンス代が含まれているということ。

また、SOMPOで乗ーるでは2021年3月31日までの期間限定で、月額がボーナス払い有りの場合6,900円、ボーナス払いなしでも21,800円になるキャンペーンが実施されています(2021年2月12日現在)。

N-BOXは40台限定と、キャンペーンが適用される台数にも制限があるので、検討しているかたは下記ページにてご確認ください。

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この記事の執筆者
MOBY編集部

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