MOBY(モビー)自動車はおもしろい!

MOBY[モビー] > メーカー・車種別 > さあ羽ばたこう!ガルウィングドアの車3選【推し車】
メーカー・車種別

更新

さあ羽ばたこう!ガルウィングドアの車3選【推し車】

ガバッと真上に開いた左右のドアを前から見ると、広げたカモメの翼(ガルウイング)に見えることが由来の「ガルウイングドア」。

左右はともかく車体の上にスペースがないと開けない、支えている油圧シリンダーがヘタると、開くのは重く、閉じないように支えるのも一苦労と、まさしく飛んでいるカモメのごとく「見た目ほど優雅じゃないよ」というドアシステムです。

しかし、それだけにスーパーカールックとしては極上なデザインのひとつでもあり、あえてガルウイングドアを採用した車は、憧れの1台として注目の的なのは間違いありません。

メルセデス・ベンツ 300SL(W198)

©Sergey Kohl/stock.adobe.com

世界初の量産ガルウイングドア車として1954年に登場、60年以上たった今でも色褪せない輝きを放つ名車で、日本でも力道山や石原裕次郎など時代のトップスターが所有する至高のステイタス・シンボルでした。

ただし最初から市販車として考えられていたわけではなく、元々はレーシングカーだったのを熱烈なオファーを受けて市販化したため、当時の自動車としては先進的すぎた機械式燃料噴射装置つきのエンジンなど、かなり凝ったメカニズムを採用しています。

ガルウイングもデザインというより、元がレーシングカーゆえサイドシルが高すぎて乗降しにくいため苦肉の策で採用されていましたが、結果的に市販車でも価値を高める事になりました。

デロリアン DMC-12

©bluebeat76/stock.adobe.com

加工時のヘアライン処理もそのままな無塗装ステンレスボディ、リアにはパワー不足のエンジン、そしてガルウイングドアと、いささか理想ばかりが先行した感はあったものの、発売当初はそれなりに成功。

しかし、呪われたように降ってかかった問題ですぐにメーカーが倒産してあえなく生産終了、マニアのカルト的人気だけが残る迷車として終わるところ、映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」での活躍で一躍スターの座へのし上がった、奇妙な名車。

もともと名車へ発展する素質はあって現在も愛好家は多いものの、幾度も再生産計画が持ち上がっては消えており、車自体はなかなかバック・トゥ・ザ・フューチャーできない事でも知られています。

マツダ オートザム AZ-1

日本独特の軽自動車というジャンルの中で、唯一の軽スーパーカーというべき特異点がオートザムAZ-1とスズキへのOEM版キャラで、頑丈なフロア(スケルトンモノコック)へFRPボディを被せる構造も、国産量販車としてはかなり独特。

300SLと同じく、分厚いサイドシルでもガルウイングドアのおかげで乗降性が確保され、太い油圧ジャッキに支持されたドアが開いた姿はまさにスーパーカーです。

ミッドシップというよりリアに搭載されたスズキF6Aターボはチューン次第で100馬力オーバーも余裕、200km/h以上の最高速を狙えるところも軽離れしており、バブル時代の申し子として登場したものの、こんな軽は二度と作れないでしょう。

最新「オートザムAZ-1」中古車情報
本日の在庫数 10台
平均価格 258万円
支払総額 222~300万円

※この記事内で使用している画像の著作者情報は、公開日時点のものです。

新型車に関する最新情報はコチラ!

ちょっと珍しいこんな装備、知ってますか?

跳ね上がるドアは「ガルウィング」だけじゃない!

フェンダーミラーってどうして無くなったの?

執筆者プロフィール
兵藤 忠彦
兵藤 忠彦
1974年栃木県出身、走り屋上がりで全日本ジムカーナにもスポット参戦(5位入賞が最高)。自動車人では珍しいダイハツ派で、リーザTR-ZZやストーリアX4を経て現愛車は1989年式リーザ ケンドーンS。2015年よりライタ...

\ この記事が役に立ったらシェアしよう /

MOBYをフォローして最新記事を受け取ろう

すべての画像を見る

画像ギャラリー

コメント

利用規約

関連する記事

関連キーワード