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ダイハツ タント完全情報!おすすめグレードや人気カラー、スペックなどを解説
ダイハツ タントとはどんな車?
タントは近年人気の軽ハイトワゴンです。ハイトワゴンの特徴として、四角い車体で大きな積載量と、高い天井での乗り降りのしやすさなど、日常使いを強く意識した車作りがされています。
そのため、キャッチコピーも「クルマを超えて。進化するライフパートナー」と、日常を強く連想させるものになっています。
その利便性は秀逸で、必要十分なサイズの中に、多くの小物入れや、ピラーレスの大きなドア開口部、狭い場所でも便利なスライドドア、多彩なシートアレンジなど、充実の装備となっています。
タントには、通常のタントと、スタイリッシュなエアロを纏ったタントカスタムがあります。駆動方式もFFと4WDの2種類があります。
基本のグレードは、L、X、RSの3種類で、エアロ仕様のカスタムはXとRSに設定されています。XとRSにはターボモデルの設定もあり、軽自動車枠いっぱいの性能に引き上げています。
通常の軽自動車であれば、ここで終わるところですが、ライフパートナーをキャッチコピーに謳うタントは、さらに装備を充実させ、車いす用のスロープや、ウエルカムターンシート、ウエルカムシートリフトを採用した福祉モデルもあり、文字通りライフパートナーになりうる1台です。
おすすめグレード
タントのグレード構成と車両価格
2021年5月時点で販売されているタントのグレード(特別仕様車を除く)は以下表のとおりです。
ノーマルデザインのタント
グレード名 | 車両価格(税込) |
---|---|
L | 1,243,000円~ |
X “スペシャル” | 1,408,000円~ |
X | 1,490,500円~ |
X ターボ | 1,666,500円~ |
タントカスタム
グレード名 | 車両価格(税込) |
---|---|
カスタム X | 1,721,500円~ |
カスタム X “スタイルセレクション” | 1,749,000円~ |
カスタム RS | 1,875,500円~ |
カスタム RS “スタイルセレクション” | 1,903,000円~ |
ターボの有無に注意しよう
ノーマルデザインでは「X」でのみターボ車が選べますが、タントカスタムでは「RS」がターボ車。「カスタムX」はノンターボとなり、少しややこしいので注意しましょう。
ノーマルデザインは「X」「Xターボ」が断然おすすめ
ノーマルデザインのタントのグレードを選ぶ際、最もポイントとなるのは両側スライドドアをパワースライドドアにするかどうかでしょう。先進安全装備「スマートアシスト」や助手席ロングスライド機構などは、ほぼ気にしなくてもOK。
しかし、「L」や「X “スペシャル”」は左右どちらのスライドドアもパワースライドドアではありません。
小さなお子さんを乗せる場合は、「X」「Xターボ」を選び、右側パワースライドドアオプション(55,000円)を選択して、両側パワースライドドア仕様にするのがおすすめです。
または、両側パワースライドドアが標準装備のタントカスタムを検討してもよいでしょう。
長距離ドライバーは「Xターボ」がおすすめ
全車速追従機能付きACCとレーンキープコントロール(LKC)は、「Xターボ」にのみ設定されます。長距離・長時間運転する機会が多い人は、Xターボを選ぶのがおすすめです。
タントカスタムは「X」「RS」どちらもOK
同じ観点でタントカスタムのグレードを考えるなら、「X」「RS」どちらも両側パワースライドドアが標準装備となるため、どちらでもOK。
ただし、全車速追従機能付きACCとレーンキープコントロール(LKC)は、ターボ仕様の「RS」にのみ設定されますので、長距離ドライバーはRSがおすすめです。
ボディカラー
ノーマルデザインのタントのボディカラーラインナップは、モノトーン9色、ツートーン4色の合計13色。タントカスタムのボディカラーラインナップは、モノトーン8色、ツートーン3色の合計11色です。
査定額が高くなるのは、「シャイニングホワイトパール」「ブライトシルバーメタリック」「パールブラック」などでしょう。
タントのボディカラー
カラー名称 | カラーコード |
---|---|
アイスグリーン | (G62) |
マスタードイエローマイカメタリック | (Y15) |
ブルーミングピンクメタリック | (R74) |
シャイニングホワイトパール | (W25) |
ホワイト | (W09) |
ブラックマイカメタリック | (X07) |
ブライトシルバーメタリック | (S28) |
レーザーブルークリスタルシャイン | (B82) |
ファイアークォーツレッドメタリック | (R67) |
アイスグリーン× シャイニングホワイトパール | (XG9) |
ホワイト× ブルーミングピンクメタリック | (XH0) |
ホワイト× レーザーブルークリスタルシャイン | (XH2) |
ホワイト× ファイアークォーツレッドメタリック | (XH1) |
タントカスタムのボディカラー
カラー名称 | カラーコード |
---|---|
シャイニングホワイトパール | (W25) |
パールブラック | (X15) |
ブラックマイカメタリック | (X07) |
ブライトシルバーメタリック | (S28) |
プリムブラウンクリスタルマイカ | (R59) |
マスタードイエローマイカメタリック | (Y15) |
レーザーブルークリスタルシャイン | (B82) |
ファイアークォーツレッドメタリック | (R67) |
ブラックマイカメタリック× シャイニングホワイトパール | (XH3) |
ブラックマイカメタリック× レーザーブルークリスタルシャイン | (XG3) |
ブラックマイカメタリック× ファイアークォーツレッドメタリック | (X96) |
ダイハツ タントのスペック
ボディサイズ
全長 | 3395mm |
---|---|
全幅 | 1475mm |
全高 | 1755~1775mm |
ホイールベース | 2460mm |
車両重量 | 880~1000kg |
乗車定員 | 4人 |
全長、全幅は軽自動車の規格いっぱいまで使われ、全高も最大1,775mmと、人気の軽スーパーハイトワゴンのサイズをもっています。
車内空間を広くするためにホイールベースを広くとり、さらにタントにはピラーレスのミラクルオープンドアが採用されているため、助手席側の開口部は1,490mmと非常に大きいです。
ホイールベースが大きいと小回りが利きにくくなりがちですが、タントの最小回転半径は4.4mと優秀な数値なため、狭い場所での取り回しもしやすいと言えるでしょう。
パワートレイン
エンジン | 水冷直列3気筒 | 水冷直列3気筒 |
---|---|---|
排気量 | 658cc | 658cc |
最高出力 | 47kW[64PS]/6,400rpm | 38kW[52PS]/6,900rpm |
最大トルク | 100N·m[10.2kgf・m]/3,600rpm | 60N·m[6.1kgf・m]/3,600rpm |
モーター最高出力 | – | – |
モーター最大トルク | – | – |
トランスミッション | 6速EC-AT | 6速EC-AT |
駆動方式 | FF 4WD | FF 4WD |
使用燃料 | レギュラー | レギュラー |
自然吸気エンジンとターボエンジンの2種類が用意されています。
燃費は自然吸気エンジンがWLTCモードで21.2km/L(2WD車)、ターボエンジンが20.0km/Lとなっていて、燃費では自然吸気エンジンが優れています。
ターボエンジンは最大出力64HP、最大トルク10.2kg・mで自然吸気エンジンよりもパワフルな走りが可能です。
全車にダイハツが新開発したD-CVTが採用されていて、上り坂での発進でも力強く加速することができます。
歴代モデル
【初代】タント:L350S/L360S型(2003年~2007年)
「親子にピッタント」と販売戦略を打っていた初代タント。初代のグレード構成やラインナップは現行のタントまで引き継がれています。
軽自動車にてスライドドアを採用するのは、当時はアトレーやエブリィなどの1BOX車くらいで珍しいものでした。
しかし、スライドドアを採用していない点が中古車として選ぶ際のネック。それ以外は、いたって普通のファミリータイプの軽自動車で、今運転しても物足りなさは感じないのがいいところです。
【2代目】タント:L375S/L385S型(2007年~2013年)
この世代から、標準タントが「子育て満開」、カスタムが「アニキのタント」というキャッチコピーで、キャラクター分けされていきます。
また、後部スライドドアの採用が行われ、「ミラクルオープンドア」という、助手席ドアと後部スライドドアの間に柱(ピラー)の無い仕様が販売されます。また、力の要らないパワースライドドアの採用など、現代に通じる装備を当時から充実させています。
中古車でファミリーカーをお探しであれば、装備・価格ともにオススメの世代となっています。
【3代目】タント:LA600S/LA610S型(2013年~2019年)
3代目で、ほぼ完ぺきな仕上がりに思えたタントですが、4代目ではその良かった部分を継承しながら、さらなる進化を遂げます。衝突安全ブレーキなどのスマートアシストを採用し、近代的な安全装備を充実した点と、室内空間をさらに広く使えるように工夫を行った点です。
そのキャッチコピーは、「子育て満開」から「幸せ満開」、「アニキのタント」から「キングオブスモール」に代わり、キャッチコピーのスケールもバージョンアップがされたように感じます。
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本日の在庫数 15573台 平均価格 107万円 支払総額 4~275万円
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- 執筆者プロフィール
- MOBY編集部
- 新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...