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【BMW】ジュネーブモーターショー2019|現地フォトレポート
ジュネーブモーターショー2019 BMW
世界5大モーターショーの1つ「ジュネーブモーターショー」は、毎春スイスのジュネーブにて開催される大規模な国際自動車見本市です。
BMWは新型の8シリーズを筆頭に多数のモデルを展示。特に「M850i ナイトスカイ」は実際の隕石をインテリア素材として採用しており、高い注目を集めました。
BMW M850i ナイトスカイ
M850i ナイトスカイは小惑星(隕石)をモチーフにして1台のみ作られたモデルです。
ナイトスカイは2019年1月3日から4日にかけてピークを迎えた「しぶんぎ座流星群」に合わせて発表されました。
地球に落下した小惑星「2003EH」の現物を素材として使用しており、3Dプリント技術も積極的に取り入れられているとのことです。
BMW THE 8(840d)
840dは2017年5月に公開されていた「コンセプト8シリーズ」の市販モデルです。
2ドアのディーゼルクーペで、今回展示されたのはカブリオレモデル。
「8シリーズ」はBMWのクーペとカブリオレの最上位クラスで、1999年に生産が終了していました。2018年11月に8シリーズクーペが発売されたことにより、約20年ぶりの復活を果たしています。
BMW THE X7
「Xファミリー」はBMWのSUVラインを指し、X1~X7までがラインナップされています。数字が増えるほどサイズが大きくなり、価格も高くなります。
X7は2018年10月に発表されたXシリーズの最上位モデルで、日本での発売は2019年冬を予定されています。
BMW 5シリーズ
5シリーズにはセダンとステーションワゴンの上位モデルがラインナップされています。2017年にフルモデルチェンジして7代目になりました。
現行の5シリーズはセダンとツーリングに加え、ハイパフォーマンスモデル「M5」の3種類が販売されています。
BMW 3シリーズ
3シリーズも5シリーズ同様にセダンとステーションワゴンがラインナップされています。
5シリーズよりも車体のサイズがコンパクトで、ベース価格も200万円近く安価に設定されています。
2018年にフルモデルチェンジし、よりスポーティなデザインに変わりました。ハイパフォーマンスモデルであるM3もテスト車両の写真がリークされており、2019年9月のフランクフルトモーターショーで発表されると予想されています。
BMW 7シリーズ
7シリーズは大型高級セダンで、2018年に8シリーズが復活するまではBMWの最上位モデルでした。
2019年1月のマイナーチェンジでBMW車の象徴であるキドニーグリルが大型し、迫力のある外観になりました。同時にプラグインハイブリッドモデルも導入され、ターボガソリン・ターボディーゼルと合わせて3種類のパワートレインが選択可能になりました。
BMW Z4
ZシリーズはBMWのクーペ・オープンカーラインで、ドイツ語で未来を意味する「Zukunft」の頭文字を取ったものです。
Z4のデビューは2003年で、Z3の上位モデル(実質的な後継機)として発売されました。現行型は2018年8月に発表された3代目で、トヨタ スープラと同じ工場で生産されています。
先代のZ3は日本人の永島譲二さんによってデザインされており、映画「007 ゴールデンアイ」で主人公が乗る車(ボンドカー)として登場しています。
BMW X1
X1はBMWのSUVのエントリーモデルとして位置づけられていますが、実は2018年に登場したX2より低価格にも関わらず車体サイズや収納スペースは大きく設定されています。
Xシリーズで販売台数が最も多い人気車種で、街中でも見かけることの多い1台です。
BMW 4シリーズ グランクーペ
4シリーズにはミドルクラスのクーペとカブリオレがラインナップされています。
現在販売されている4シリーズはクーペ・グランクーペ(4ドア仕様)・カブリオレの3種類。高性能モデルのM4シリーズのクーペとカブリオレを含めると計5種類です。
BMW 2シリーズ カブリオレ
BMWが販売しているクーペやカブリオレ、ツアラーの中では最も低価格で購入できる2シリーズ。
ハイパフォーマンスモデルであるM2と合わせて、コンパクトなサイズ感が人気を博しています。
2018年にアクティブツアラーおよびグランツアラーがマイナーチェンジされ、6月から国内でも発売開始されました。
撮影:舟迫 洋平(ピーエイチ・プラス)
文:MOBY編集部
- 執筆者プロフィール
- MOBY編集部
- 新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...