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クムホタイヤのメリットやデメリットは?┃おすすめタイヤも紹介【2022年最新情報】

クムホタイヤとはどこのメーカー?

クムホタイヤ
©wolterke/stock.adobe.com

クムホタイヤは、1960年に創業された韓国の老舗メーカーで、アジアタイヤメーカーの一つです。日本で40年の販売実績があり、世界的にもタイヤの製造販売メーカーとして有名です。

クムホグループによるアシアナ航空の設立や、その後の経営破綻など、紆余曲折がの歴史がありますが、近年は経営も安定し、2013年には日本のタイヤメーカーである横浜ゴムとも技術提携を開始しています。

クムホタイヤは高性能!メリットは?

最大のメリットはリーズナブルな価格設定です。

日本国内の日本工業規格(JIS)、アメリカの工業規格(DOT)、ヨーロッパのe規格、国際標準化規格(ISO)の基準をクリアしているタイヤを1本5,000千円程度で購入できるので、コスパに優れているといえます。

また、多くの自動車メーカーの純正タイヤとして採用されている実績もあり、オートバックスではプライベートブランド扱いでクムホタイヤを販売しています。

クムホタイヤはうるさい?デメリットは?

©︎Stocksnapper/stock.adobe.com

欧州や国産メーカーの高品質なタイヤと比べ、静粛性などの点で劣ってしまうことがデメリットとして挙げられていましたが、現在ではそんなことはなく、高品質タイヤに劣らずの性能を誇っています。

アジアンタイヤは、大手老舗タイヤメーカーの製品を真似したようなトレッドパターンやゴムが極端に固いなどの理由で、ロードノイズが発生しやすかった過去がありました。

しかし現在は、コンピュータシミュレーションによるタイヤ開発が一般化したことで、ほとんどのメーカーで一定以上の性能が確保できるようになっており、他の大手タイヤメーカーの高級品タイヤには劣るものの、ほとんどのアジアンタイヤでロードノイズを含むタイヤ品質が気にならないレベルまで向上しています。

それはクムホタイヤも例外ではありません。さらにクムホタイヤでは電気自動車専用タイヤも製造しており、トレッド面に吸音スポンジを配置することで走行時の共鳴音を低減させます。このような構造のタイヤは世界トップシェアのメーカーでも採用されており、このことから現在のクムホタイヤのロードノイズ抑制に対する技術力の高さとチェックの厳しさが伺えます。

クムホタイヤはすぐ減る?寿命は?

以前のクムホタイヤは「摩耗しやすい」「摩耗が始まると一気に性能が低下する」などと酷評されていました。ただし、それはアジアンタイヤ全般が同じようなレベルでした。

タイヤの摩耗に大きく関係するのはゴムの成分であり、前述したように近年はコンピュータシミュレーションによってゴム成分も最適化されています。そのためモデルごとに耐摩耗性に違いはあるものの、クムホのタイヤは一般的な耐摩耗性に関しても他のメーカーと比べて著しく劣ることはないレベルに達しています。

クムホタイヤの純正採用車両は?

クムホのタイヤは韓国国内だけでなく、欧州自動車メーカー純正タイヤとしても装着されています。より高い信頼性と安全性が求められるタイヤの純正採用実績は、これ以上ないクムホタイヤの安全指標となるでしょう。

2018年ごろから、BMW X3や5シリーズにクムホタイヤが装着されるようになりました。その他にも、アウディ Q5やルノー アルカナ、シュコダ オクタビアやセアト イビザなどにもクムホタイヤが装着されています。

なかでももっとも誉れ高いのがメルセデス・ベンツの純正採用です。現在はAクラスやGクラス、商用車などメルセデス・ベンツの多くのモデルにクムホタイヤが純正装着されています。

クムホタイヤの評判は?

2021年のタイヤメーカー別世界シェアでは、同じ韓国のハンコックが6位であるのに対してクムホタイヤは18位でした。しかし現在、韓国国内でのシェアはクムホタイヤがハンコックを上回りつつあります。近年グローバルシェアを広げるアジアンタイヤのなかでもクムホタイヤは第一級品といえるでしょう。

より高い安全性能が求められる自動車メーカーの純正装着タイヤに選ばれていることがそれを裏付けます。また、ドイツの自動車専門誌「Auto Bild(アウトビルト)」のタイヤテストにおいて総合1位の評価を獲得。ADAC(ドイツ自動車連盟)」のテストにおいても優れた成績を残しています。

日本でアジアンタイヤが本格的に流通し始めた約10年前は、お世辞にも優れたタイヤとはいえませんでした。明らかにゴム品質や形成技術に劣り、ホイールへの装着やタイヤバランスが取れないものもありました。しかし現在のアジアンタイヤ事情は状況が一変しています。

クムホタイヤのように、グローバルシェアで20位以内かつ純正採用実績があるメーカーのタイヤなら安心して使用できるでしょう。現に日本国内でもクムホのリピーターが増えているようです。

クムホタイヤの主な商品ラインナップ

エクスタシリーズ

エクスタシリーズは、普通乗用車向けのタイヤとしておすすめです。

車が持つ性能を最大限に引き出し、安定した走行性能を発揮できます。スポーツ走行時にも使うことができます。

ソルウスシリーズ

ソルウスシリーズは、日常的な使用において静粛性や耐摩耗性能などの質を追求し、乗り心地などを重視した人におすすめのタイヤです。

センスシリーズ

センスシリーズは、スタンダードで基本的な性能を満たしながらコストパフォーマンスに特に優れたタイヤです。

エコウィングシリーズ

センスシリーズよりも低燃費性能とウェット性能、耐摩耗性を向上させた上級エコタイヤがエコウィングシリーズです。

このほかSUV用オンロードタイヤの「クルーゼン」、オン・オフロードを両立する「ロードベンチャー」シリーズ、旧「アイゼン」シリーズに代わるスタッドレスタイヤの「ウィンタークラフト」シリーズ、商用タイヤの「ポートラン」シリーズなどがあります。

おすすめのクムホタイヤTOP6

第6位:クルーゼン HP71 215/55 R18

静粛性と乗り心地に特化したSUV用プレミアムタイヤです。高い操縦安定性を実現しながら偏摩耗を防止。大型ミニバンにもおすすめです。プリズムを模したような幾何学模様のサイドウォールデザインも特徴です。

第5位:ウィンタークラフト WI61 165/70R13

165/70R13 79R クムホ(KUMHO) スタッドレスタイヤ WINTERCRAFT WI61

165/70R13 79R クムホ(KUMHO) スタッドレスタイヤ WINTERCRAFT WI61

6,320円(11/23 04:38時点)
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新たに採用した非対称パターンとスポイト型サイプを加えた3つの技術が冬道での優れた走行安定性に貢献。摩擦性能も向上させより高いトータルパフォーマンスを提供してくれるスタッドレスタイヤです。

第4位:ロードベンチャー APT 265/70R15 KL51

KUMHO (クムホ) タイヤ ROAD VENTURE APT 265/70R15 KL51

KUMHO (クムホ) タイヤ ROAD VENTURE APT 265/70R15 KL51

89,808円(11/23 04:38時点)
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快適性とロングライフを追求したオンロード重視のSUVタイヤです。

第3位:エクスタ HS51 165/50R15 73V サマータイヤ

KUMHO(クムホ ) ECSTA HS51 165/50R15 73V サマータイヤ

KUMHO(クムホ ) ECSTA HS51 165/50R15 73V サマータイヤ

5,624円(11/23 04:38時点)
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高い静粛性と優れた運動性能を高次元で調和させ、あらゆる路面で快適なドライビングを提供するハイバランスコンフォートタイヤ。快適を極めた走りを実現してくれます。

第2位:エコウィング ES31 175/60R15

175/60R15 81H クムホ(KUMHO) 低燃費タイヤ ECOWING ES31

175/60R15 81H クムホ(KUMHO) 低燃費タイヤ ECOWING ES31

6,490円(11/23 04:38時点)
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新構造により、低燃費性能・ウェットグリップ性能・耐摩耗性能・操縦安定性能を高次元でバランスさせたワンランク上のエコタイヤ。オシャレな六角形ドットのワイドウォールデザインも特徴です。

第1位:エクスタ PS91 255/40R19 100(Y) XL PS91

クムホの最高傑作。世界の名立たるスーパーカー・ハイクラスセダンにも対応のプレミアムタイヤです。ドライビング性能とコンフォート性能を高次元で両立しています。

クムホタイヤを次のタイヤに検討してみては

クムホタイヤについてご紹介してきましたが、いかがでしたか?

高級タイヤを長年使うぐらいならば、短期間でコストパフォーマンスに優れたタイヤと短期間で交換していくという方が良いという考え方もあります。タイヤを消耗品と考え、コストと品質のバランスで選ぶならば、実用性も十分なクムホタイヤは十分検討に値するのではないでしょうか。

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