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車内外のLEDドレスアップ・カスタム人気おすすめ商品|LEDルームランプやLEDテープライトなども
LEDの普及によって、以前よりも光を用いたドレスアップカスタムがしやすくなりました。LEDを駆使すれば、見慣れた車内を高級輸入車のようなインテリアに変えることもできます。どのようなドレスアップができるか実例を挙げて解説するとともに、ドレスアップに使えるLEDパーツを紹介します。
目次
車内外をLEDアイテムでドレスアップする方法
LEDの特徴はバッテリーへの負担が少ない省消費電力と、クッキリとした鋭い光です。LED化によって照明の光具合が変わるだけでも、古い車はより新しくなったように感じられます。
さらにLEDは明るさを落とすことなく光色が自由に選べるため、イルミネーションの追加によって思い通りの雰囲気にしやすい点もメリットです。LEDを活用したドレスアップ例を難易度別に紹介していきます。
ルームランプ交換で車内を明るくしたい
白熱電球ルームランプを高輝度のLEDに変える
難易度★☆☆☆☆
ぼんやりとした明るさの白熱電球のルームランプを、明るく高輝度のLEDに変えるだけでも車内の印象が一変します。またLEDは白熱電球よりも省消費電力であるため、バッテリーへの負担も軽減できます。
ルームランプ用LEDには電球(バルブ)型と基板型があります。バルブ型は既存を入れ替えるだけで交換できるため安価で簡単。基板型はやや高価かつ取付け難易度が上がるものの、ルームランプユニット全体が発光するため、より車内を明るく照らし出せます。
ただし、消費電力が変わることでルームランプと連動したキーレスシステムなど他の機器の動作に影響が出る恐れがある点には注意が必要です。基板型のLEDには車種別に設計された製品もあります。
暗くて使いにくいラゲッジルームやトランクルームに明るいLEDランプを取り付ければ、夜間の荷室が格段に使いやすくなります。
おすすめのバルブ型ルームランプ
エルカ(Eruka) T10 31 mm / 29 mm / 12V / 24V マルチフィット設計 爆光 LED ルームランプ 最大耐電圧60V 2…
1Wあたり130ルーメンの超高輝度・高効率LEDチップを密集させて実装したエルカのLEDルームランプバルブは、バルブ交換とは思えない眩しいほどの明るさが特徴です。さらに2個入りかつ非常に安価で、非常にコストパフォーマンスが高いルームランプ・マップランプ用バルブといえるでしょう。
対応電圧は9〜33Vであるため、駆動電圧24Vのトラックやキャンピングカーにも使用可能です。T10×28mmとT10×31mm規格のどちらでも使用できるように本体長を29mmに調整し、金口の形状を最適化してあるため、多くの車種に取付けできます。
おすすめの基板型ルームランプ
Phoenix 車用 LEDルームランプ 2枚セット【爆光5050(ホワイト)】12V/ 48SMD/アダプター3種類<長期保証…
Phoenixの基板型汎用ルームランプは、サイズや実装チップ個数に応じてLEDチップが6個〜48個まで実装された10タイプが用意されています。
LEDが48個実装された製品は、基板面積43mm×58mmの2枚セット。ルームランプバルブと同じ要領で電源取出し金具を装着し、基板を両面テープで固定するだけでノーマルのルームランプとは比べものにならないほど車内が明るくなります。
T10タイプはバネ式で28mmや31mm、37mmにも取付可能であるため車種を問わず取付け可能です。さらにルームランプ・ウェッジタイプ・金口タイプのアダプターが2個ずつ付属するため、カーテシーランプやトランクルームなどルームランプ以外にも使えます。
間接照明で車内の雰囲気を変えたい
シガーソケットやUSB接続のフットランプを取付ける
難易度★★☆☆☆
シガーソケットやUSBに差し込むだけで電源がとれる既成品のLEDなら手軽に車内の雰囲気を変えられます。LED本体を両面テープで固定し、配線を目立たないようにまとめるだけで取付け完了です。
車内の足元を照らすフットランプは夜間の乗降性の向上にも貢献します。また高級輸入車などにも採用される有機ELの間接照明を追加すれば、夜間の車内を幻想的な雰囲気に変えることもできます
間接照明のLEDは明るすぎないものを選び、本体は光源が直接目に触れない場所に取り付けて夜間の運転視界を阻害しないようにしましょう。フットランプを取付けたら、フロアマットも併せて交換すると、車内が一層華やかになります。
おすすめのLEDフットライト
Wsiiroon 車 60LED RGB テープライト USB式 車内装飾用 音に反応 防水 全8色に切替 高輝度 フットランプ 足…
Wsiiroonの車内用イルミネーションは、長さ28cmのLEDテープライトをひとつの配線でまとめたLEDライトであり、前席と後席のフットランプとして用いるのに最適です。
USBソケットに挿すだけで簡単に動作できるうえ、LEDテープ本体に両面テープがあらかじめ貼り付けられているため、取付部を脱脂処理するだけで簡単に取り付けられます。またLEDテープ本体は柔軟で折り曲げも可能。さらにIPX4相当の生活防水仕様です。
付属のリモコンによってオン/オフはもちろん、明るさや発光パターンを選択できます。光色は赤・青・白・緑・紫・黄・橙・青緑の8色から選択できるうえ、外部の音に併せて色を変化させることもできます。
おすすめの有機ELアンビエントライト
有機ELとはLEDの構造をそのままシート状にしたものであり、チップLEDと比較してワイヤー全体が輝く淡い光が特徴です。M.best LEDの有機ELネオンワイヤーは、本体が柔軟で自由に曲げられるうえカットも可能。さらに光色は、赤・白・青・黄・橙・緑・紫・ピンクなど10色から選べます。
ワイヤー径が2.3mmと細く、パネルの隙間などに押し込んで固定もできるため、間接照明として車内を自由に彩ることができます。また電源はUSBの5V駆動を用いるため配線も簡単です。複数のネオンワイヤーを組み合わせるには、別売りの4分岐ケーブルが必要になります。
アンダーライト(アンダーネオン)でボディ下を光らせたい
テープLEDをボディ下に取付ける
難易度★★★★☆
映画「ワイルド・スピード」に登場するカスタムカーのように、車体下や光らせるアンダーライトを取り付けるには、防水処理されたテープLEDを前後バンパー下と左右サイドステップ部に取り付ける必要があります。
防水処理されたLEDは、グリル内やバンパーダクトなどへも設置できるため、上手く活用すればカスタムの幅が広げられます。
ただし、車外に照明を取り付ける際は、ボルトやリベット、もしくは強力な屋外用両面テープ機器など用いて機器が脱落しないようにしっかりと取り付ける必要があります。また、外装へのイルミネーション追加はドレスアップに効果的である反面、配線の難易度も高めです。
省消費電力のLEDとはいえ、各灯火類の細い配線ですべての電力をまかなうのは車両火災の危険が伴います。外装用LEDの電源は直接バッテリーから取り、継電器(リレー)を用いて専用のスイッチをONにして、LEDに給電される仕組みにしましょう。
アンダーライトは車検に通る? 外装イルミネーションの注意点
外装に用いるLEDの光色や光量は、保安基準の規定がある点には注意しましょう。ブレーキランプや尾灯、緊急車両の回転灯と同じ赤や紫、黄色などは原則として使用不可です。橙や白も設置場所によっては使用できません。
また光量は300カンデラ以下とし、道路運送車両法の保安基準で定める「その他の灯火」に準じた仕様にしなければ車検には通らず、場合によっては不正改造で検挙される恐れがあります。
とくにアンダーネオンのカスタムの合否は不透明であり、最終的には車検の検査官の判断に委ねられます。また、その他の外装イルミネーションも、配線が見える状態や他の照明と見間違う恐れがある場合は車検に通らない場合があることを覚えておきましょう。
おすすめのLEDアンダーライト
SUNPIEのアンダーライトは150cmのLEDテープが2本、120cmの2本が同梱された1台ぶんセットです。テープLEDは水の飛沫でも安全が確保されるIP56相当の防塵防水性能を確保。アルミケースが付属するため、ボルトやリベットでの確実な固定ができます。
駆動電圧12Vであればほとんどの車に適合し、配線方法もシガーソケット・ヒューズ・直接配線・の3通りから選べます。またもっとも優れるのは、リモコン付きであるため面倒なスイッチ配線が不要な点です。
さらに、専用アプリをインストールすればスマホからもBluetoothを介して、発光色・発光パターン・明るさなどが操作可能。取付けに必要な結束バンドや配線ベース、タッピングビスや脱脂ペーパーも付属します。
メーターやインパネをLED化・機能ランプを追加して車を便利にしたい
本格的に配線して照明を追加する
難易度★★★★★
電気配線の知識があれば、車内のフットランプや、車外のアンダーライトをドアオープンと連動させて車の乗り降りをしやすくしたり、フタの開閉と連動したグローブボックス照明などの機能ランプも追加できます。
そのほか、ドアポケットやドリンクホルダー、エアコンダクトなどにもLEDを追加すれば大きなドレスアップ効果が見込めるとともに、夜間の視認性が高まり各部が使いやすくなります。
また、ダッシュボード周りの分解が必要になるものの、メーターやインパネ照明、コンソールのバルブ交換や追加で光色や光具合を自在に変更することも可能です。さらに、はんだごてが使えると、LEDチップの打ち替えや追加などによってさらに細かな部分まで思い通りにカスタムできます。
電気配線の知識・技術とアイデアを駆使すれば既成品ではなく単体LEDを用いることで、より安価かつ自由にイルミネーションカスタムが楽しめるようになるでしょう。
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- 執筆者プロフィール
- 伊藤友春
- 1981年生まれ。自動車専門Webライターとして執筆活動中。自動車の構造に明るく、ほとんどの整備や修理をDIYでこなす。輸入車・コンパクトカー・変わったデザインやコンセプトの車が好きで、現在の愛車はその最た...