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ブースターケーブルのつなぎ方とバッテリー上がり救援方法|おすすめ商品と種類・選び方

バッテリー上がりはブースターケーブルで救援できる

ブースターケーブル
©Pavelis/stock.adobe.com

ブースターケーブルがあれば、バッテリーが上がり、エンジンがかからなくなった車を救援できます。注意したいのが、バッテリーが上がっている車の他に、エンジンが正常にかかる救援車が必要です。

救援車がない場合は、ケーブルのほかに電気を供給できるジャンプスターターが必要です。

ブースターケーブルおよび救援車、またはジャンプスターターがない場合は、JAFや任意保険などのロードサービスを呼びましょう。

ブースターケーブルの種類や選び方とポイント

流せる電流の最大値が必要量を満たしていること

ブースターケーブルは、商品によって流すことが出来る最大電流値が決まっています。車種が必要とする電流を流せるブースターケーブルを使用しなければ、エンジンを起動させることができません。流せる電流の最大値が必要な電流量を満たしているかを必ず確認しましょう。

車種ごとの電流値は以下を参照してください。

電流値(A) 車種
電流値50A以下 軽自動車や400ccまでのバイク
電流値80A 2,000ccまでの乗用車、バイク
電流値100A 乗用車、ディーゼル車、2tトラック 
電流値120A以上 大型トラック、トレーラーなど

2,000ccまでの乗用車であれば、電流値が80A以上のブースターケーブルであればOKです。

普通車なら12VタイプでOK

普通車は12Vタイプのブースターケーブルを選びましょう。上で示した車種ごとの電流値でに合ったものであれば問題ありません。

ケーブルの長さは5m以上あると安心

基本的にブースターケーブルの長さは3mで事足ります。しかし、何らかの制限があり、故障車と救援車が離れた状態で救援しなければならない場合などでは、3メートルでは心細いかもしれません。

そのため余裕をもって5m以上、もしくは最低でも車の全長以上の長さのブースターケーブルを選ぶことをおすすめします。

ブースターケーブルのつなぎ方・使い方

エンジンを停止させてからブースターケーブルをつなげます。端子をつなぐ手順は、以下の通りです。

  1. 上がったクルマのプラス端子
  2. 救援車のプラス端子
  3. 救援車のマイナス端子
  4. 上がったクルマのマイナス側の、エンジンの金属部分など
  5. 救援車のエンジンをかける
  6. 上がったクルマのエンジンをかける

エンジンが始動したら、ケーブルはつないだ時とは逆の順番で取り外せば完了です。

詳しくは上の動画や、こちらの記事を参照してください。

ハイブリッド車は救援端子につなぐ

ハイブリッド車は、バッテリー上がり救援用の端子が別で用意されている場合があります。付属の取扱説明書を確認しましょう。

下の動画では、アクア(ハイブリッド車)の救援端子の位置を確認できます。ガソリン車のバッテリーが収納してある位置とは異なることが分かります。

ブースターケーブルにつなぎ方がある理由は?

ブースターケーブルには繋ぎ方が決められています。ショート(短絡)を防ぎヒューズや電装品の破損を防ぐためです。

ブースターケーブルを繋ぐ際、バッテリー上がりの車両のプラス端子救援車のプラス端子救援車のマイナス端子、そしてバッテリー上がりの車両のエンジン金属部分など(つまりマイマス側)の順番で繋ぎます。

最初にプラス側でその後にマイナス側という順番で、これはバッテリー取り付け時の手順とも同じです。取り外す際は上記の手順を逆の順番で行います(つまりマイナス側から外す)。

ブースターケーブルを使う時の注意点

ブースターケーブルは車に標準でついているものではない

ブースターケーブルは新車購入時にも標準・オプション装備されるものではありません。各ユーザーが必要に応じて購入する必要があります。

ホームセンター、ネット通販でも簡単に手に入るものですから、いざという時に備えたい方や愛車のメンテナンスを楽しんでいる方は1セット用意されると良いでしょう。

ハイブリッド車ではガソリン車を救援できない

ハイブリッド車でバッテリー上がりの車を救援すると大電流が放流され、ハイブリッド車の電源系統やハイブリッドユニットが故障する可能性があります。そのため、ハイブリッドカーで他車を救援することはできません。

また、同じ理由でハイブリッド車同士の救援もできません。

逆に、ハイブリッド車の補機バッテリーが過放電になりシステムが起動しないときは、ガソリン車から救援してもらうことは可能です。

大型トラックで普通車を救援できない

トラックと普通車ではバッテリーの電圧が異なっているため、大型トラックで普通車を救援することはできません。

逆も然りで、普通車で大型トラックの救援することもできません。救援はバッテリー電圧が同じ車同士で行ってください。

ブースターケーブルの人気おすすめ10選

EPAuto ブースターケーブル

EPAutoのブースターケーブルは、銅めっき加工のクランの4ゲージ20フィートのブースターケーブルです。購入特典で、トラベルバッグ1個と安全作業用手袋1組が付いてきます。

電流:500A
電圧:12/24V
長さ:6m

OxGord ブースターケーブル

もつれることのないケーブルが特徴。T-プレンコーティングが施されており、保管も簡単です。

電流:500A
電圧:12/24V
長さ:7.6m

TOPDC バッテリージャンパーケーブル

CCA(銅コーティングアルミニウム)と純銅の爪が片側についており、電気伝導と電力伝達が伝わりやすい900Aの高耐久バッテリージャンパーケーブルです。

電流:900A
電圧:12/24V
長さ:6m

Gunpla ブースターケーブル

Gunplaのブースターケーブルは、600Aまで対応可能なので、自動車~大型トラックまで使用できます。また、4mの長さで余裕作業でき、品質も妥協していません。

電流:600A
電圧:12/24V
長さ:4m

大橋産業 (BAL) ブースターケーブル

大橋産業のブースターケーブルは、軽自動車から普通車・ミニバン・RV車・2トントラックまで対応。また、細型クリップ仕様でハイブリッド車の救援端子にも対応しています。

電流:100A
電圧:12/24V
長さ:5m

ADPOW ブースターケーブル

ADPOWのブースターケーブルは、銅線が非常に太いので、12V・24Vに対応し、トラック、トレーラー、商用車両や大型の農機など幅広い車両にも適用可能。過負荷、過熱、溶融することなく安全に使用できます。

電流:500A
電圧:12/24V
長さ:4m

メルテック ブースターケーブル(HV車対応~軽自動車)

軽自動車やコンパクトカー、ハイブリッド車に使えるDC12V用のブースターケーブルです。

電流:50A
電圧:DC12V
長さ:3.5m

メルテック ブースターケーブル(大型乗車・大型トラック)

DC12V・24Vの両方に対応しているブースターケーブルで、大型トラックや建設機械にも利用できます。

電流:200A
電圧:DC12V
長さ:3.5m

メルテック ブースターケーブル(HV車対応)

ハイブリッド車対応のブースターケーブルです。

電流:50A
電圧:DC12V
長さ:3.5m

メルテック ブースターケーブル(大型トラック・建設機械)

500Aまで対応することに加え、ケーブル長5mと長めに設定されています。

電流:500A
電圧:DC12/24V
長さ:5m

雪に埋もれた車や3ヶ月以上動かしていない車は要注意

©koonsiri/stock.adobe.com

全くエンジンをかけない状態で車を放置すると、約3ヶ月でバッテリーが自然放電していまいます。3ヶ月以上車に乗らないことが事前にわかっているのであれば、バッテリー端子からバッテリーターミナルを抜いておきましょう。

また、冬場は寒さでバッテリーの性能が落ち、バッテリーが上がりやすくなります。雪に埋もれたまま車を放置しておくのは避け、こまめに除雪しましょう。

古いバッテリーほど寒さにより受ける影響が大きくなるため、バッテリーの寿命にも注意してください。

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執筆者プロフィール
MOBY編集部
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新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...

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