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ホンダ 軽自動車「Nシリーズ」各特徴や価格・燃費を一覧比較|新型N-VANも登場!

ラインナップの豊富さが魅力のホンダ Nシリーズ。新型軽バンであるN-VANを含めた4モデルを、詳しく比較してみました。Nシリーズといえば「N-BOX」が人気を集めていますが、ほかのモデルもそれぞれの魅力をもっています。各モデルの特徴や価格、燃費を比較すれば、Nシリーズの中から自分に最適な1台が見つかるはず。ホンダ Nシリーズの基礎知識から各モデルの比較までを、本文でチェックしてみてください。

ホンダの軽自動車「Nシリーズ」とは?

2011年12月に登場した「N-BOX(エヌボックス)」を皮切りに、多様なタイプがリリースされているホンダの軽自動車「Nシリーズ」。2018年7月には軽バンタイプのN-VANも登場し、話題となっています。

Nシリーズのラインナップは、いずれも個性的かつ魅力的です。軽自動車の中でも、とくに注目度の高いNシリーズ。その概要や各モデルの特徴、価格などを詳しく見ていきましょう。

概要や登場の歴史を解説

Nシリーズを詳しく知るための基礎知識として、シリーズの概要と歴史を押さえておきましょう。Nシリーズは、ホンダがリリースしている軽自動車シリーズです。

Nシリーズの「N」は、「New・Next・Nippon・Norimono」の各頭文字を集めたもの。Nシリーズは新しいスタンダードな乗り物として開発された軽自動車であり、その設計にはホンダの「MM思想(マン・マキシマム、メカ・ミニマム思想)」が息づいています。

MM思想とは、“機械を極力小さくして乗車スペースを最大限に確保する”という、ホンダの設計思想です。Nシリーズは、人が快適に乗るための車という原点に立ち返り、かつ新しい価値を提供する軽自動車シリーズといえます。

ホンダ「N」の歴史

Nシリーズがもつ設計思想は、完全に新しいものではありません。Nシリーズの原点は意外に古く、1967年にリリースされた軽自動車「N360」までさかのぼります。

ホンダ N360

N360はホンダ初の量産乗用車です。N360が登場した当時の日本は、高度経済成長期の真っ只中にありました。1960年代といえば、テクノロジーの発展にともない、消費者の生活も大きく変わっていった時期でもあります。

当時の日本では、テレビ、クーラー、車の3つが「新三種の神器」と呼ばれていました。これら3つのアイテムが、豊かさの象徴と見なされていたのです。

ただし当時の自動車は高額で、マイカーは夢のまた夢というのが庶民の実情でした。そんな中、マイカーを身近なものとすべく登場したのが、ホンダ N360です。

N360の新車車両価格は31万3千円と、当時の軽自動車の価格を数万円下回っていました。しかもただ安いだけでなく、コンパクトなつくりと車内の広さを両立するモデルとして、N360は登場したのです。

N360は一躍人気車種となり、軽自動車国内販売のトップを3年間独占しました。このN360の「N」を引き継いだ軽自動車が、Nシリーズです。N360で実現された“コンパクトで車内は広く、しかも低価格”という設計思想は、現在のNシリーズに受け継がれています。

Nシリーズを一覧で紹介!各車種の特徴・価格や燃費も比較

Nシリーズ第1弾として登場した「N-BOX」

現在Nシリーズには、「N-BOX」「N-WGN」「N-ONE」「N-VAN」の4タイプがラインナップされています。各タイプの特徴や価格、燃費を比較してみましょう。

N-BOX(エヌボックス)

N-BOXは、Nシリーズの第1弾として登場した軽ミニバンです。N-BOXの初代モデルは、2011年12月16日に発売されました。2017年9月1日にはフルモデルチェンジを行い、現行型である2代目N-BOXが登場しています。

N-BOXの特徴として第一にあげられるのは、室内の広さです。N-BOXの室内は床から天井までの高さが1,400mmあり、大人4人が乗っても窮屈さを感じさせません。また、10歳前後までのお子さんなら、車内で立ったまま着替えることができます。

もう1つ、N-BOXの大きな特徴にあげられるのが、使い勝手に配慮した装備です。ライフスタイルに合わせて選べる3つのシートタイプや、広く開口する電動スライドドアなど、N-BOXには日常生活で役立つ装備が盛り込まれています。

N-BOXの価格設定

N-BOXの車両本体価格は、Nシリーズの中でもっとも高額に設定されています。価格の幅は139〜227万円と広く、軽自動車の値段としては全体的に高めです。

とはいえ、N-BOXはグレードを問わず装備が充実しています。エントリーグレード「G」にも安全運転支援システム「Honda SENSING(ホンダセンシング)」が標準装備されており、安全性能は普通車と変わりません。

Nシリーズのなかでも、N-BOXは品質や付加価値を重視したモデルです。軽自動車販売台数No.1の実績が、N-BOXの価値の高さを裏付けています。

N-BOXの燃費性能

N-BOXの燃費はNAモデル(ターボなしのモデル)で27.0km/Lと、ガソリン車としては優秀です。また、ターボモデルも25.6Km/Lと燃費がよく、パワーと経済性の両立を実現しています。

ただし、N-BOXの燃費性能は、Nシリーズのほかの乗用モデルに劣ります。車重が重く背が高い(=空気抵抗が大きい)N-BOXは、燃費の面でどうしても不利。燃費性能を重視するなら、Nシリーズのほかのモデルを選ぶべきといえます。

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N-WGN(エヌワゴン)

「N-WGN(エヌワゴン)」は、ベーシックなトールワゴンタイプの軽自動車です。Nシリーズの第4弾モデルとして、N-WGNは2013年11月22日に発売されました。

N-WGNの特徴にあげられるのが、コンパクトなボディから想像する以上に高い居住性です。N-WGNのリアシートには、前後200mmの幅でシート動かせるスライド機構が採用されています。この機構により足下の広さを調整できるため、N-WGNはリアシートの居住性が良好です。

N-WGNの乗車イメージ

もちろんN-WGNは、フロントシートの居住性もすぐれています。N-WGNの高い居住性は、ホンダの特許技術「センタータンクレイアウト」のたまものです。燃料タンクをフロントシート下に設置し、エンジンルームを省スペース化することで、N-WGNは広く快適な車内を実現しています。

N-WGNの価格設定

N-WGNの車両価格は109万〜170万円と、Nシリーズの中ではもっとも安価です。それでいて、N-WGNは低価格グレードにも魅力的な装備が与えられており、価格以上の価値を感じさせてくれます。

たとえば、スタンダードモデルである「G」には、ドアノブへのタッチでカギを開け閉めできる「Hondaスマートキーシステム」が標準装備されています。また同グレードは、キーを使わずにエンジンをON・OFFすることが可能です。

「G」の車両本体価格は約116万円。最安グレードである「C」の価格に7万円プラスするだけで、便利な装備をもつ「G」を購入できます。

N-WGNの燃費性能

N-WGNの燃費性能は、NAモデルで29.4Km/L、ターボモデルで26.0km/Lと優秀です。ちなみにNシリーズの中では、N-WGNがもっとも燃費性能にすぐれています。十分な居住性があり、かつ低燃費なN-WGNは、Nシリーズの中でもバランスのよいモデルといってよいでしょう。

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N-ONE(エヌワン)

「N-ONE(エヌワン)」は、Nシリーズ第3弾として2012年11月2日に発売された軽トールワゴンです。N-ONE最大の特徴といえるのが、エクステリア(外装)のデザイン。前述のN360をモチーフとしており、レトロ感と先進性を併せもつスタイルに仕上げられています。

N360をモチーフとして誕生したN-ONE(画像右)

またN-ONEは、トールワゴンとしては屋根が低めです。パッと見は小型のハッチバックセダンのようで、親しみやすさを感じさせます。

一方、N-ONEの積載性は見た目以上にすぐれており、リアシートを倒せばゴルフバックを2つならべて収納することが可能です。フレンドリーさと実用性の絶妙なバランスが、N-ONEの魅力といってよいでしょう。

N-ONEの価格設定

N-ONEの車両本体価格は、120万〜177万円。同じトールワゴンのN-WGNと比べると、高めの価格が設定されています。もっとも、N-ONEの基本装備は、N-WGNよりも豪華です。たとえば、前述したN-WGNの「G」に備わるキーレスシステムは、N-ONEでは全車に標準装備されています。

一見すると、N-ONEはシンプルなモデルです。しかし、実際はプレミアム志向のモデルであり、N-WGNやN-BOXとは販売ターゲットが異なります。独特のスタイルに価格相応の価値を感じられるなら、N-ONEを選ぶ価値は大です。一方、Nシリーズに経済性や利便性を求めるなら、N-WGNもしくはN-BOXを選ぶべきといえます。

N-ONEの燃費性能

N-ONEの燃費は、NAモデルが28.4km/L、ターボモデルが25.8km/Lとまずまず。N-BOXよりは低燃費ですが、N-WGNには一歩劣ります。N-ONEとN-WGNの燃費の差は、1Lあたり1Km。大きな差といえますが、N-ONEのスタイルが気に入った方には微差に感じるかもしれません。

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新型N-VAN(エヌバン)も登場!

2018年7月13日に、Nシリーズ第5弾となる「N-VAN」が発売されました。N-VANは、Nシリーズ初の商用車。N-BOXと同じプラットフォームを使用し、軽バンの新しいスタンダードを目指して開発されました。

N-VANは、助手席側がセンターピラーレス(車体中央の柱をスライドドアと一体化させる構造)になっており、荷物の積み込みやすさにすぐれます。また、N-VANのリアシートと助手席は、畳んでフラット化させることが可能。従来の軽バンよりも、たくさんの荷物を積むことができます。

センターピラーレス仕様&フルフラット対応で荷物を積み込みやすい

ラインナップの豊富さも、N-VANの特徴です。通常のバンタイプのほかに、ホビーユースに適したグレードもラインナップしており、レジャーへの対応力はN-BOXに劣りません。

N-VANの価格設定

N-VANの車両本体価格は127〜180万円と、軽バンとしては高額です。とはいえN-BOXと同様に、N-VANはHonda SENSINGを標準装備しています。N-VANはプレミアムな軽バンであり、従来の軽商用車とは単純に価格を比較できません。

では、N-BOXとの価格比較はどうなのかというと、こちらは微妙なところです。N-VANのレジャー対応モデルは、最安でも156万円と高額。同じ予算で、N-BOXのベースグレードを購入できます。

レジャーと仕事を中心に使うなら、N-VANがおすすめです。乗用車として使用するなら、N-BOXを選んだほうがよいでしょう。

N-VANの燃費性能

N-VANの燃費はNAモデルで23.8km/Lと、Nシリーズの中ではワースト1です。とはいえ、軽バンとしてはトップレベルであり、とくにターボモデルの燃費23.6km/Lは優秀といえます。

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Nシリーズから最適な1台を選ぶには?

ここまでに見てきたように、Nシリーズの各モデルはそれぞれで車としての性格が異なっています。Nシリーズ各車から最良のモデルを選ぶには、各モデルの特色と自身のニーズを一致させることが肝要です。

Nシリーズにファミリーカーとしての快適性を求めるなら、おすすめはN-BOX。経済性と使い勝手のよさを求めるなら、N-WGNがおすすめです。個性的なモデルを探している方は、N-ONEをチェックするとよいでしょう。N-VANは、仕事で軽バンを使う方や、軽自動車をホビーとして楽しみたい方におすすめです。

Nシリーズに対する自身のニーズがはっきりしない場合は、ライフスタイルに合うモデルを探してみてください。日常生活でNシリーズを使用している場面を想像すれば、ご自身に適したモデルが見えてくるはずです。

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