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「車はやっぱりドイツ車に限る!」インポートカーで人気トップ!なんでドイツ車がいいんですか?

ドイツ車の魅力って何?

ドイツ車が選ばれる理由、すなわちドイツ車の魅力とは何なのか?一般的にいわれる4つの魅力をまとめてみたので、順番に見ていきましょう。

ドイツ車の4つの魅力

ボディ剛性が高く高速安定性に優れている

ドイツ車の魅力として特によく語られるのが、ボディ剛性の高さによる優れた高速安定性です。この特徴は高級車だけでなく、比較的安価なコンパクトカーでも実感できる、というのが定説になっています。

そもそもドイツは速度無制限の道路「アウトバーン」があり、一般道でも郊外なら制限速度100km/hという国。スピードレンジが高い交通社会において、高速安定性に優れる車がつくられるのは当然といえるでしょう。

ブレーキがよく効く

速度域の高い道路を安全に走れるように、ドイツ車には強力なブレーキが備わっています。いくら高速安定性が高くても、制動性能が低ければアウトバーンなんて怖くて走れませんからね。

というわけで、ブレーキ性能の高さもドイツ車の魅力です。ただ、アウトバーンでの走行を想定したブレーキシステムが、日本の道路環境にもマッチするとはかぎりません。この点については、ドイツ車のデメリットとして後ほど触れることにしましょう。

車内静粛性が高い

ドイツでは高速ロングドライブを行う機会が多いため、車には車内静粛性の高さが求められます。このため、ドイツ車の車内は静かで快適。疲労を抑えた長距離運転ができ、同乗者との会話も声を張らずに行えます。

上品で高級感がある内外装デザイン

ドイツ車のエクステリアは高級感があり、かつ面構成がシンプルで上品なため悪目立ちしません。日本の風景にも馴染みやすく、それでいて高いステータスを感じられるエクステリアデザインは、ドイツ車の大きな魅力といえるでしょう。

また、ドイツ車はインテリアも上質かつ機能的で洗練されています。ラグジュアリー感がありながら派手すぎず使いやすい、そんなインテリアデザインは日本市場でもウケがいいようです。

ドイツ車にはデメリットもある?

多くの魅力やメリットを持つドイツ車ですが、やはりデメリットも抱えています。ここでは、ドイツ車のデメリットとして語られることの多い、3つの要素を見てみることにしましょう。

高めな車両価格

日本車とくらべると、ドイツ車の車両価格は高めです。たとえば、フォルクスワーゲンのPolo(ポロ)は、1.0リッターエンジン搭載のベーシックモデルで280万円以上します(2024年11月現在)。

これに対して、ホンダ フィットのベーシックモデル(1.5リッターエンジン車)は170万円台。Poloとフィットを単純に比較するのはナンセンスかもしれませんが、約100万円の価格差は無視できないですよね。

ガソリン車はハイオク仕様

ドイツのガソリン車はすべてハイオク仕様です。これはドイツ車が贅沢仕様だから……ではなく、国によるオクタン価(耐ノッキング性を示す数値)の違いによるものです。

ドイツのガソリンはレギュラー相当の「Super(ズーパー)」でオクタン価95、日本のレギュラーガソリンはオクタン価89以上(実勢90〜91程度)。

日本のレギュラーを入れると、ノッキングによるエンジン不調の原因となるため、ドイツのガソリン車はハイオク仕様にせざるを得ないのです。

重くてホイールを汚しやすいブレーキ

ドイツ車に備わる強力なブレーキは、メリットだけでなくデメリットももたらします。

まず、制動力の強いブレーキはサイズが大きく重量も重いため、加速性能や燃費性能を低下させる場合があります。また、アウトバーンを前提とした強力ブレーキは、日本の道路環境ではオーバースペック。効きすぎて乗りにくさを感じるかもしれません。

もう1つ付け加えると、ドイツ車のブレーキは鉄粉が出やすく、落ちにくい汚れをホイールにつけてしまいます。もっとも、このデメリットはブレーキパッドの交換で解消することが可能です。

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執筆者プロフィール
加藤 貴之
加藤 貴之
1977年生まれのフリーライター。10年以上務めた運送業からライターに転向。以後8年以上にわたり、自動車関連記事やIT記事などの執筆を手がける。20代でスポーツカーに夢中になり、近年は最新のハイブリッド車に興...

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