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車の「バグガード」って何?かつて高速警察隊のパトカーにも…最近復活の兆しが

本場では“虫”よりも“石”を除けるために必須

©Андрей Афимьин/stock.adobe.com

日本でも冬になると道路上に積雪する地域が多いですが、日本の場合は融雪や凍結防止に塩化カルシウムや流水を使います。

もちろん北米でも同様の処置をする所がありますが、北部の地方などに行くと石を撒くのが一般的なのです。

おそらく、凍結具合、設備工事やコストの関係で石を使うのだと思いますが、撒かれるのは粒状のものではなくかなり大きな石。

これを前を走るクルマや対向車が跳ね飛ばしてしまい、フロントガラスに大きなダメージを受けるケースが少なくありません。しかも冬だけなく、夏でもこの石が残っている時があるのです。

それゆえ、飛び石でのガラス破損を抑止するためにバグガードを装着するユーザーが多いというわけです。

https://car-moby.jp/article/news/top-shade-decreased-reason/

ドレスアップアイテムとしてもカッコいい!

トヨタ RAV4アドベンチャー・オフロードパッケージⅡ

ちなみに、飛び石によるダメージはフロントガラスだけではありません。バンパーやボンネットに、チッピングによるキズが付くことがあります。そこで登場するのが「ノーズブラ」

車両先端に取り付けるカバーで、こちらも日本で、ドレスアップアイテムとしてブームになったことがあります。ノーズブラもアメリカではお馴染みで、未だに多くの車種用が販売されています。

ノーズブラは車体先端部を覆うだけのタイプだけでなく、カバーに小さな突起が付いていて、バグガードのように飛び石を浮き上がらせる効果を狙った商品もあります。

最近登場したトヨタ RAV4アドベンチャー・オフロードパッケージⅡには、ノーズブラを意識したツートン塗装が採用されています。バグガードと同様に、今後は日本でもSUVを中心に流行する可能性が大きいアイテムのひとつです。

RAV4 50系 バグガード(ボンネットプロテクター)はこちら

無骨さが最高の魅力?!

https://car-moby.jp/article/news/why-japanese-car-makers-dont-build-square-suvs-like-the-g-class/

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執筆者プロフィール
山崎 友貴
山崎 友貴
1966年生まれ。四輪駆動車専門誌やRV雑誌編集部を経て、編集ブロダクションを設立。現在はSUV生活研究家として、SUVやキャンピングカーを使った新たなアウトドアライフや車中泊ライフなどを探求中。現在の愛車は...

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