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渋滞しない遠回りルートでも同一料金?高速道路を有効活用できる手段と注意点とは

平日の昼間や土日祝日の夕方に高速道路を利用すると、渋滞に引っかかってしまう場面も少なくありません。

しかし、近年は新しいルートの開通により、出発点から目的地となる場所まで遠回りをしても同じ金額で高速道路を使えるケースが多いようです。

渋滞回避の”遠回りルート”でも同じ金額になることも!

全国のNEXCO(東日本・中日本・西日本)では、渋滞を解消するため、高速道路の料金設定を見直す動きが進んでいます。

その一例が、NEXCO東日本が進めている圏央道や外環をより賢く使う料金体系です。

@show999/stock.adobe.com

東京都内および周辺の高速道路で真っ先に思い浮かぶのが「首都高速道路」でしょう。ラジオでの交通情報を耳にすると大橋や箱崎、両国など各ジャンクション(高速道路同士の分岐・合流地点のこと)で渋滞している情報を耳にする機会が多いです。

国土交通省では、交通渋滞による物流業者をはじめとした高速道路を使う人々への影響を考え、圏央道(首都圏中央連絡自動車道)の通行料金の見直しが提案されました。

提案を受け入れる形で、NEXCO東日本では2016(平成28)年4月に、圏央道から内側に位置する有料道路の料金体系を見直し、「起終点(出発点から目的地)を基本とした継ぎ目のない料金」となるよう対策が行われたのです。

これにより、渋滞を回避した”遠回りルート”でも同じ金額で高速道路が使える仕組みが作られています。

ここで注目したいのは”目的地までの最短距離”で料金が決定するシステムです。

@hallucion_7/stock.adobe.com

例えば、ETC(有料道路における自動料金支払いシステム)が装着されたトヨタ カローラなどの普通車で、昼間の時間帯に高速道路を使うと仮定します。

「中央自動車道」の八王子ICから圏央道の「つくば中央IC」まで移動するのに、2022年3月末までであれば、首都高と常磐自動車道を使うと通行料金が3,730円(税込)、圏央道のみ利用すると4,200円(税込)となっていました。

ところが、2022年4月以降は目的地までの最短距離ルールが適用されています。首都高と常磐自動車道を使ったルート、圏央道を使ったルートどちらを利用しても、同一料金の3,710円(税込)となりました。

首都高は2022年4月より料金値上げが実施されたため、最短距離での料金は実質の値上げとなったものの、上記に挙げたルートならどちらを通っても同一料金となります。

事故や渋滞により片方のルートが使えなくなっても目的地へ同じ金額でたどり着けるため、利用者に優しいシステムです。

執筆者プロフィール
長谷川 優人
長谷川 優人
1990年生まれ。30代突入と同時期にライター業を開始。日常系アニメと車好き。現在所有はワゴンR(MH95S)。アニメ作品の聖地巡礼などで、各地へドライブに出かける。
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