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日本車に「超高級車メーカー」がないのは何故?そこには世界で人気の理由が隠されていた

⽇本の⾃動⾞メーカーのブランドイメージはどのように作られたのか

超⾼級⾞を販売していくには、商品価値として重要になっているブランドイメージが必要です。ブランドイメージと相違のある⾃動⾞は、市場に受け⼊れられづらい点も挙げられます。⽇本の⾃動⾞メーカーはそのブランドイメージを、どのように作っていったのでしょうか。

⽇本の国産⾞は欧⽶の技術をもとに製造されていましたが、1960年代から⽇本独⾃の⾞両が開発されるようになりました。その結果、環境に配慮したエンジンの導⼊や、低燃費を謳った⼩型⾞が国内で流通するようになったのです。

⽇本の⾃動⾞が世界で注⽬されるようになったのはこの頃でした。

@tong2530/stock.adobe.com

さらに、1973年に発⽣したオイルショックが追い⾵となり、⽇本⾞の低燃費、低価格、耐久性が評価され、⼩型⾞として⽣活ツールとして海外で⼈気が⾼まっていきました。海外でも⽇本⾞が普及し、⽇本の⾃動⾞メーカーが世界的な地位を獲得していきました。

こうして⽇本の⾃動⾞メーカーは、低燃費で低価格、耐久性の優れた実⽤⾞としてのブランドイメージを確⽴していったのです。

このブランドイメージを刷新するために、レクサス、インフィニティ、アキュラなどの上級ブランドが⽴ち上げられました。しかし、これらはあくまでもベースとなるトヨタ、日産、ホンダのイメージが根づいています。

レクサス 新型RX

一方で、超⾼級⾞並の性能を⾼級⾞の価格で手に入れることができることから、レクサス、インフィニティ、アキュラといったブランドは、⼀定の⼈気を得ることができました。そういった意味では、⾼級⾞としてのブランドを確⽴することができたといえるでしょう。

このようにして⽇本の⾃動⾞メーカーは、超⾼級⾞としてのブランドイメージを作らずとも、グローバルな⾃動⾞販売に成功していったのです。

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執筆者プロフィール
Schnux
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1999年生まれ。学生時代から編集部でアルバイトをして、今は一流ライターとして特訓中です。愛車はフォルクスワーゲン・アップ!車は主にサウナに行くために使っていますが、犬を飼い始めたので買い替えるか迷い...

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