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ランクルやジムニーも太刀打ち不可能?絶対に車を浸水・冠水させちゃダメな理由
車が水没してしまうと修理は困難
国土交通省では「浸水・冠水被害を受けた車両のユーザーの方へ(浸水・冠水被害を受けた車両のユーザーの方へ – 自動車)」と題して、以下のような注意喚起を行っています。
「水に浸った車両は、外観上問題がなさそうな状態でも、感電事故や、電気系統のショート等による車両火災が発生するおそれがありますので、以下のように対処してください。」
- 自分でエンジンをかけない
- 使用したい場合には、お買い求めの販売店もしくは、最寄りの整備工場にご相談ください。特に、ハイブリッド車(HV)や電気自動車(EV)は、高電圧のバッテリーを搭載していますので、むやみに触らないでください。
- なお、使用するまでの間、発火するおそれがありますので、バッテリーのマイナス側のターミナルを外してください。
水没してしまった車は「冠水歴車」と言われ、ほとんどの場合、修理は難しいと言われています。外見上の問題がなくても、水に浸かったことで部品が錆びついてしまうことがあるからです。
海水や河川の水には砂や泥が混じっていることもあり、それらを洗浄しても完全に取り除くことは難しいため、パーツを再利用することも難しくなります。
いつどこで起きても不思議ではない突然の豪雨災害。最優先でやるべきことは身の安全を確保することですが、車が水没してしまったら、自分でエンジンをかけずに救助を要請しましょう。
ただし、水没してしまった車は修理が難しいため、危険そうな場所には車で乗り入れない、近づかないということが第一です。
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- 執筆者プロフィール
- 室井大和
- 1982年生まれ。ライター歴6年、自動車業界9年。合わせて約15年。雑誌編集、記者、指定自動車教習所員資格保有。愛車はスズキスイフトスポーツ(33型)、BMW323i(E90型)、ジムニー(JB23型)。車はセダンではじ...