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中国のブロガーが中国車とトヨタRAV4を分解して品質調査?その結果に驚愕…

中国車と日本車を分解して違いを確かめてみた!

中国の自動車ブロガー「懂车帝(Dongchedi)」は、同国のブログサイト微博(Weibo)に、中国車と日本車を分解して品質調査を行った記事を投稿しました。

その内容は、20万元(約400万円)以下の車のなかから、中国車と日本車を選び、過酷な環境下で長期テストを行った後、車を分解して状態を調べるというものです。

テストサンプルとして選ばれた車は、中国でベストセラーとなったクロスオーバーSUVのハヴァル ダルゴと、日本で人気のトヨタ RAV4の2台。Dongchediは、その結果内容を比較した動画をYoutubeで公開しています。

400万円以下のSUVの対決! ハヴァル ダルゴ VS トヨタ RAV4

©Konstantin/stock.adobe.com
長城汽車 ハヴァル ダルゴ 2020モデル

動画ではハヴァル ダルゴとトヨタ RAV4のボディについて比較しています。その内容は、ボディ塗装の厚さやバンパービームの強度などメーカーの品質試験でなければ行わないような詳細な検査です。

【塗装の厚さ対決】 塗装が丈夫なのは中国車

塗装の厚さは塗装の強度を示します。ダルゴの塗装の厚さは0.123mm、対するRAV4は0.110mmでした。

とはいえRAV4の塗装もBMW 3シリーズやジープ グランドコマンダーと同程度であり、決して薄いわけではありませんが、ヴァルゴの方が塗装が厚く塗られています。ただし、塗装の厚さの均一性では圧倒的にRAV4のほうが遥かに優れています。

【バンパービーム強度対決】強度は日本車の勝利

バンパービームとは、バンパー裏に設置される金属製の緩衝材です。強度が高いほど車体が頑丈ではあるものの、衝撃吸収性は低下する傾向にあります。

ダルゴの鋼管製バンパービームのフロント側は2,880kgで曲がり、リアは1,458kgの力に耐えました。対するRAV4のフロントビームは鋼管より強度に劣るアルミ製ながら3,530kgに耐え、鋼管製のリアは3,253kgで曲がりました。

RAV4はダルゴに比べてビーム強度に優れるうえ、パンバーとの隙間に柔らかなスチロール製の緩衝材が設けられていることで乗員および歩行者保護にも配慮されています。

【遮音・断熱材対決】静粛性は中国車が圧倒的

フロアやドアなどの内側に仕込まれる遮音・断熱材は、外部の音の遮断吸収や断熱性能に関わります。ダルゴは綿素材、RAV4はフェルトが用いられています。

フェルトは湿気を含むと腐りはじめ、悪臭を発する性質があるのに対し、綿は高価な代わりに燃えても毒性が少ない性質が特徴です。またダルゴの方はドア内部にも遮音処理が施されており、静粛性や長期使用を考慮した品質の高さではRAV4よりもダルゴの方が優れています。

【その他の比較】高級感は中国車、安全安心なのは日本車

ウインドウレールの数はRAV4が1本、ダルゴは2本で支えており、ダルゴの方が酷使を続けてもウインドウがスムーズに動作します。また、テストのなかには車内を水浸しにして車の様子を確認する項目もあります。

ダルゴは車内に浸水すると、後退時などに車体周辺を確認するためのパノラマビューシステムがショートを起こして機能を停止します。RAV4の方は車内に浸水しても一切の問題は起こらなかったそうです。

執筆者プロフィール
伊藤友春
伊藤友春
1981年生まれ。自動車専門Webライターとして執筆活動中。自動車の構造に明るく、ほとんどの整備や修理をDIYでこなす。輸入車・コンパクトカー・変わったデザインやコンセプトの車が好きで、現在の愛車はその最た...
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