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オプション品がついてると車の査定額は上がる?下がる?中古車業者の回答に驚愕
中古市場が活発なアイテムは専門業者に!
自動車メーカー純正品ではないものを含め、どうしてもオプション品を買い取ってもらいたい場合、車の買い取りとは別に、パーツの買い取り業者に査定してもらうこともおすすめです。
筆者の場合、1シーズンしか履いていないサマータイヤや車用ヘルメット、カーナビ、マフラーなど、約10点のアイテムをまとめて買い取り業者に査定してもらったことがあります。かなり使い込んであったアイテムもありましたが、約10万円ほどになりました。
車の買い取りと一緒に査定してもらったら、まったく値段の付かないものばかりだったので、かなりお得に処分できたことになります。
前述のリース会社担当者は「中古市場が活発なアイテムは高値で買い取ってもらえる可能性が高いです。」と話します。
「スタッドレスタイヤやホイールなどは、ワンシーズンしか使用しないのであれば、安く済ませたいと考えるドライバーが多く、中古市場が活発です。
そのため、溝が十分に残っていて、履き潰していないタイヤであれば、メーカーを問わず買い取ってもらえる可能性があります。
さらに、ヨコハマタイヤ、ピレリ、ミシュランなどの有名メーカーのタイヤであれば、高額査定も期待できるでしょう。」
ヘッドライトやブレーキランプは買い取りしてもらえる?
さらに、車の買い取り査定では通常値の付かないアイテムについてもこう話します。
「車の買い取り査定では値の付かないアイテムであっても、買取業者に査定を依頼すれば、買い取ってもらえるかもしれません。
例えば、ヘッドライトやブレーキ、ウインカーランプなどは物損事故や故障で取り替えることがあります。車に詳しい人であれば、自分で取り替えることも多く、タイヤと同じように中古市場が活発だといえます。
さらに、あおり運転などが社会問題になったこともあり、ドライブレコーダーの需要も高まっています。そのため、個人売買だけでなく、大手通販サイトでも中古のドライブレコーダーが多く出回っています。」
ただし、ヘッドライトやブレーキランプ、ドライブレコーダーなどは簡単に取り外せない場合もあるので、事前に買い取りできるかどうかを業者に問い合わせておいてください。取り外し工賃を差し引いてもプラスになる場合は買い取ってもらうことをおすすめします。
車のパーツは、単に処分するだけだと別途処分費用がかかる可能性が高いです。
高い金額を支払って取り付けたオプション品であれば、損をしないためにも、買取業者に査定を依頼してみてください。思った以上に高値で買い取ってもらえるかもしれません。
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- 執筆者プロフィール
- 室井大和
- 1982年生まれ。ライター歴6年、自動車業界9年。合わせて約15年。雑誌編集、記者、指定自動車教習所員資格保有。愛車はスズキスイフトスポーツ(33型)、BMW323i(E90型)、ジムニー(JB23型)。車はセダンではじ...