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スバルがピックアップトラックを開発?過去に発売したブラットの復活なるか
スバルが過去に販売していたピックアップトラックである「ブラット(BRAT)」の復活となるピックアップトラックを生産するのではないか?といった海外メディアの報道がありました。
スバルが販売していたブラット(BRAT)や今後のピックアップトラック開発の有無についてお伝えします。
スバルがハイラックスの兄弟車としてピックアップトラックを開発?
海外メディア「carsales」は、スバルがトヨタ ハイラックスのシャーシとパワートレインを利用したピックアップトラックを販売する可能性があると伝えました。
これには、トヨタがスバルの親会社の16.5%を所有しており、以前にスバルBRZやトヨタ86などの車両を共同開発したという背景があります。また、最近では今年4月の上海モーターショーで2社が共同開発する新型クロスオーバーEVが発表されるという発表がありました。
ハイラックスのシャーシを利用出来るという事は、牽引力が強大な2.8リッターターボディーゼル4気筒エンジン(150kW/500Nm)を手に入れられるという事に繋がるので、ピックアップトラックの需要がある地域ではスバルのブランド力と合わせて魅力的な1台となりそうです。
ただし、いくらトヨタとスバルが過去に共同開発した車種があるといっても、ピックアップトラックを生産するというのは少し発展しすぎという考え方もあります。
しかし、スバルはかつて海外向けモデルとしてミニピックアップトラックである「BRAT(ブラット)」 を生産していたという過去があります。
かつてスバルが生産していたピックアップ「ブラット(BRAT)」
ブラット(BRAT)は、レオーネ2ドアセダンをベースとして1977年から生産、ヨーロッパ圏で販売が行われていました。
2代目モデルはアジア市場にも投入され、オーストラリアを中心にブランビー (Brumby) として、中東諸国ではスバル・ピックアップ (Subaru Pickup)として販売されていました。
スバルのオーストラリアにおける広告でも冒頭からブランビー(Brumby ※オーストラリアにおける販売名称)は登場しており、現在の新型車種へ物語を繋げる重要な役割を担っています。
スバルがトヨタとの共同開発によってピックアップトラックを復活させるかどうか。現時点では公式な発表はありませんが、BRZとトヨタ86で見るトヨタとスバルの協力体制と過去に販売されていた(ミニ)ピックアップトラックがあるといった観点で考えると、まったく可能性がないとは言えないのではないでしょうか。
異なる自動車メーカー同士が共同開発する事によって、今までとは異なる車のラインナップが登場する事は消費者にとっては嬉しいはず。今後のスバルとトヨタの関係に注目です。
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- 執筆者プロフィール
- MOBY編集部
- 新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...