新型車・モデルチェンジ
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米中の合弁メーカーが“打倒・ジムニー”目指す?新型オフロードEVの見た目に既視感
中国の自動車メーカー2社とGMの合弁会社がジムニー風のEVを発表
中国の自動車メーカーである『上海汽車 (SAIC) 』と『五菱集団(現:広西汽車集団)』と、アメリカのゼネラルモータース(GM)の3社による合弁会社『上汽通用五菱汽車(SGMW)』が、クロスカントリーSUVタイプの新型電気自動車のティザーを公開したと海外メディアDRIVEによって報じられています。
このティザーによって公開された新型EVは、多少の違いはあるもののデザインはジムニーとよく似たものとなっていて、“ジムニーEV”とでも呼べそうな車に。
もちろん、この新型EVはスズキの車ではないためジムニーとは呼べないのですが、ジムニーのデザインでEVが欲しいというファンを狙い撃ちしたと思えるような車となっています。
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都市型の“映え”優先SUVになるようだ
ガソリンエンジンを搭載し、本格的なオフロード走行性能を備えているジムニーですが、今回ティザーが公開されたSGMWのクロスカントリーSUVタイプの新型EVは、『50万円EV』として知られるSGMWの『宏光 ミニ EV』と共通のプラットフォームを採用し、オフロード走行ではなく都市部での街乗りを想定したEVとなるようです。
ティザーでも、このクロスカントリーSUVタイプの新型EVのデザインがクローズアップされており、アイコニックな灯火類など、SNSでの“映え”を意識したようなデザインとなっています。
ジムニーを街乗りでのみ使用する、ジムニーのオフロード走行性能に関心がないユーザーも増えてきた昨今。個性的なジムニーのデザインを持った街乗りEVとして、熱心なSNSユーザーを取り込む狙いがあるのかもしれません。
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- 執筆者プロフィール
- MOBY編集部
- 新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...