更新
軽自動車「軽トラック」人気ランキング全8車種&評価口コミまとめ
MOBY編集部インターネット調査チームが総力を挙げて軽自動車「軽トラック」について、2019年通年販売台数から人気ランキングを作成、各モデルの試乗評価やユーザーの声をインターネットから徹底情報収集しました。
目次
軽トラック人気ランキング(2019年通年)
順位 | メーカー名 | 車名 | 販売台数 |
1 | ダイハツ | ハイゼットトラック | 80,815 |
2 | スズキ | キャリイ | 60,540 |
3 | ホンダ | アクティトラック | 15,268 |
4 | 日産 | NT100クリッパー | 9,407 |
5 | スバル | サンバートラック | 5,825 |
6 | 三菱 | ミニキャブトラック | 4,331 |
7 | トヨタ | ピクシストラック | 4,080 |
8 | マツダ | スクラムトラック | 2,297 |
安全性と快適性の拡大が近年の軽トラのトレンドです。しかし、それによるコスト増加でOEM化が加速し、現在販売されている軽トラは実質3車種のみ。2019年の人気ランキングを基に、もっとも身近な働く車である軽トラの最新情報を紹介します。
【1位】ダイハツ・ハイゼットトラック(80,815台)

ハイゼットトラック 新車価格:70〜142万円
画像は、ジャンボ SAⅢt
ダイハツ ハイゼットトラックは、ユーザーの間口を広げた軽トラ。ステアリング角度や足元空間、シート寸法を見なおすことで乗用車の運転感覚に近づけられているのが特徴です。また、若い世代の農業従事者に向けた豊富なボディカラーやUV&IRカットガラスもラインナップしています。
ユーザーからは、ジャンボの軽トラらしからぬ快適な大型キャビンが大絶賛。ハードな使用に対応した装備も備えつつ、安全性と快適性に配慮された誰もが扱いやすい軽トラに進化しています。
- 最新「ハイゼットトラック」中古車情報
-
本日の在庫数 3378台 平均価格 81万円 本体価格 5~399万円 -
【2位】スズキ・キャリイ(60,540台)

キャリイ 新車価格:74〜1141万円
画像は、スーパーキャリイ X
軽トラとしての使いやすさがスズキ キャリイの特徴です。安心して操舵できる固めの足回りや、短距離走行と乗降性に配慮した短い座面のシートは使いやすさに配慮した結果。伝達トルクと扱いやすさを両立した5ASGの採用や、夜間の歩行者にも反応する先進安全装備などを加えて正常進化を遂げました。
後に追加された大型キャビンのスーパーキャリイは、収納箇所も多く便利で快適。また、反応よく吹き上がるエンジンも高評価をうけています。過酷な環境で使用するほど輝くのがスズキ キャリイです。
- 最新「キャリイトラック」中古車情報
-
本日の在庫数 3271台 平均価格 69万円 本体価格 3~348万円 -
【3位】ホンダ・アクティトラック(15,268台)

アクティトラック 新車価格:94〜123万円
画像は、アタック(4WD)
キャブオーバータイプの軽トラが主流になるなか、唯一MRレイアウトを採用する軽トラがホンダ アクティトラック。積載時と空車時の重量変化が少ないうえ、エンジンが遠い位置にあるため静粛性の高さが特徴です。
やや古い設計にもかかわらず、新型軽トラと同等の居住性を備えていることも特筆すべき点。よく回るホンダらしいエンジンと走行バランスのよさがユーザーに人気です。ファンに惜しまれながらも、2021年6月に生産終了が予定されています。
- 最新「アクティトラック」中古車情報
-
本日の在庫数 970台 平均価格 58万円 本体価格 1~210万円 -
【4位】日産・NT100クリッパー(9,407台)

NT100クリッパー 新車価格:90〜134万円
画像は、GX(4WD)
日産 NT100クリッパーは、OEM供給元が三菱からスズキへと切り替わりました。車自体はスズキ キャリイとまったく同じながら、フロントのVモーショングリルが日産車であることを主張します。
大型キャビンや自動MTは用意されないものの、新世代の軽トラとしてあらゆる性能が飛躍的に向上。旧来の軽トラに比べて、キャビンは広く静粛性も向上。トルクフルなエンジンにより扱いやすく燃費性能も高いと評判です。デフロックや副変速機を搭載した農繁仕様もしっかり用意されています。
- 最新「NT100クリッパートラック」中古車情報
-
本日の在庫数 527台 平均価格 85万円 本体価格 17~389万円 -
【5位】スバル・サンバートラック(5,825台)

サンバートラック 新車価格:85〜144万円
画像は、TC スマートアシスト(4WD)
直列4気筒エンジンと、RRレイアウトによる高い安定感が特徴だったスバル サンバー。現在はダイハツ ハイゼットのOEM供給を受けて、一般的なキャブオーバータイプに変更されました。
空車時の直進安定性では劣るものの、広くなったキャビンは快適性が向上。さらに、シートがリクライニングできる大型キャビンモデルも選べます。デフロックや副変速機、強化リアスプリングも選択できるため、使い勝手は十分。旧型の特異性は失われてしまったものの、誰でも扱いやすい軽トラへと進化しました。
- 最新「サンバートラック」中古車情報
-
本日の在庫数 733台 平均価格 48万円 本体価格 0~685万円 -
【6位】三菱・ミニキャブトラック(4,331台)

ミニキャブトラック 新車価格:89〜134万円
画像は、G(4WD)
長い歴史に幕を閉じ、スズキからのOEM供給に変わった三菱 ミニキャブトラック。新世代のシャシーは、旧型よりホイールベースが大幅に短縮されても、高い直進安定性を維持しています。
大型キャビンモデルや自動MTはラインナップされないものの、スズキ キャリイと同じく3〜5年のサビ保証や、副変速機やデフロックを備えた作業特化グレードも設定。三菱 e-Assistの名称で、夜間の歩行者にも反応する自動ブレーキや誤発進抑制機能もしっかりと備わっています。
- 最新「ミニキャブトラック」中古車情報
-
本日の在庫数 683台 平均価格 45万円 本体価格 0~169万円 -
【7位】トヨタ・ピクシストラック(4,080台)

ピクシストラック 新車価格:69〜131万円
画像は、エクストラ SAⅢt(4WD)
2011年からトヨタの軽自動車シリーズとして販売しているピクシスシリーズ。ピクシストラックは、ダイハツ ハイゼットのOEM車両です。グレードは簡素化されており、UV&RIカットガラスは選択できるものの、大型キャビンモデルはラインナップしていません。
作業用に特化したグレードもラインナップし、ハイゼットトラックと同様に質実剛健な性能を発揮します。特別秀でた点はない代わりに、特別な扱いにくさもなく、誰でも扱いやすいように仕上げられた軽トラです。
- 最新「ピクシストラック」中古車情報
-
本日の在庫数 60台 平均価格 63万円 本体価格 21~180万円 -
【8位】マツダ・スクラムトラック(2,297台)

スクラムトラック 新車価格:86〜130万円
画像は、KX
初代からスズキのOEM車両として販売していたマツダ スクラムトラックも、最新のスズキ キャリイと同様のアップデートを受けています。
通常ボディのみのラインナップであるものの、旧型にくらべて広くなったキャビンに加え、誤発進抑制機能や夜間の歩行者も検知するデュアルカメラブレーキサポートなどの各種予防安全機能も搭載。実用トルクに優れ、多くのスズキ車にも搭載されるR06Aエンジンは、5速MTと3速ATでも十分な動力性能を発揮します。
- 最新「スクラムトラック」中古車情報
-
本日の在庫数 252台 平均価格 69万円 本体価格 10~380万円 -
画像ギャラリー
関連する記事
- この記事の執筆者
- 伊藤 友春