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300万円台で買える超クールなEVバン「カヌー MPDV」が登場!打倒ハイエースなるか?
多目的配送車両EV「MPDV」が予約販売を開始
2020年12月17日、カリフォルニアのスタートアップ企業「Canoo(カヌー)」が、多目的配達車両の電気自動車「MPDV」を発表しました。
2サイズのグレードがラインナップしており、3種類のバッテリー容量を選択可能。
この未来的なルックスで価格は33,000ドル。日本円にして340万円ほどです。この価格は、トヨタ ハイエースバンや日産 NV350キャラバンワゴンなどと同価格帯。
現在はまだ予約を開始した段階で、予約には100ドル(約10,000円)のデポジットが必要とのことです。なお、この100ドルは返金可能とのこと。デリバリーは2022年以降になると伝えています。
MPDVは米国で販売されたあと、徐々にほかの地域にも展開していく予定だといいます。
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主に運送用途を想定
カヌー MPDVは多目的商用車ですが、主に想定されている用途は運送用途とのこと。カヌーが公表しているプレス画像にも荷物の運搬をしているシーンが中心となっています。
サイドのパネルも開閉が可能なようです。公式が公開しているプロモーション動画では、外装にラッピングを施し、移動式販売やキッチンカーとして活用しているシーンも。
ただ、開閉するのは向かって右側のパネルのみ。日本国内でキッチンカーとして使用するとなると車両の向きを逆にする必要がありそうです。
従来のバンやトラックといった運送車両と比べて車高が低く、ドアも大きく作られていることから、乗降性はかなり高そうです。
角ばった近未来風なデザイン
MPDVの外観は、一見入り口の場所がわからないほどフラットなデザインをしています。カラーはグレーとブラックがあるようで、車高は低め。フロントガラスはコクピットの下まで続いています。
正面から見ると斜めからだと分かりづらかったミラーが確認できます。見た目からミラーレス車のように思えますが、通常のミラーを採用しているようです。
EVなのでグリルはありません。ただ、フロントのガラスは画像のように開閉が可能なようです。この機能に関しては公式動画でも特に触れられていないため、実際の用途は不明。
考えられるのは、この部分に何かを落とした際に簡単に取り出せる、くらいでしょうか。
サイドやリアにはウィンドウはなく、軍用車のような無骨な印象を与えます。
全モデルで双方向充電が可能で、前席ドア付近に車両を充電するプラグ1つと、ほかの電子機器に電力を供給するためのコンセントが6穴ほど用意されています。バッテリーのサイズにもよるものの、DC急速充電に対応し、20%の状態から約30分で80%まで充電できるとのことです。
テスラの問題作に似ている?
カヌー MPDVのデザインは、テスラが発表して話題となったSUV「サイバートラック」に近いものを感じます。ここまで過激ではないものの、MPDVは従来の自動車にはない近未来的な雰囲気とインパクトがあると言えるでしょう。
- 執筆者プロフィール
- MOBY編集部
- 新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...