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デリカミニは次期デリカのテストモデル!?三菱デリカ「D:5」の未来
三菱から“新顔”デリカミニがデビューへ!
2023年夏に三菱から大型ルーキーが登場します。その名も「デリカミニ」。軽トールワゴンの新型車で、同社の軽自動車としては初めて「デリカ」の名を冠したモデルです。
すでにユーザーには好評価となっている同モデル。わずか2カットですが、その姿から本家デリカの未来も垣間見えてきます。
デリカスターワゴンからD:5へ…人気は受け継がれる
デリカは、1969年にキャブオーバーバンとして誕生しました。初代はいかにも商用車然としたモデルでしたが、2代目派生モデル・デリカスターワゴンで火が付き、1986年に登場した2代目・デリカスターワゴンで名車の仲間入りをしました。
ワンボックス車とオフロード4WDを融合させたコンセプトは、いかにも三菱というもので、その後、スペースギア、D:5と続きます。
現行のD:5はモノコックボディになっていますが、高いロードクリアランスとアウトランダー譲りの4WDシステム「AWC」がスターワゴン以来のDNAを受け継いでいます。
当初は2代目アウトランダーに共通するフロントデザインを纏っていましたが、2019年にフェイスリフト。三菱自動車が全モデルで展開しているグローバルデザイン「ダイナミックシールド」の意匠に変更されます。
このフェイスリフトは当初、賛否両論がありましたが、現在はアウトランダーPHVと並ぶ人気車種となっています。
現在、デリカの兄弟車にはスズキ ソリオのOEM車である「D:2」があります。かつては日産 NV200バネットのOEM車である「D:3」もありましたが、現在は絶版となっています。
- 執筆者プロフィール
- 山崎 友貴
- 1966年生まれ。四輪駆動車専門誌やRV雑誌編集部を経て、編集ブロダクションを設立。現在はSUV生活研究家として、SUVやキャンピングカーを使った新たなアウトドアライフや車中泊ライフなどを探求中。現在の愛車は...