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《酷暑を耐えた愛車を労おう!》ケアすべき愛車ダメージケアやメンテナンスとは
タイヤはひび割れと空気圧をしっかりチェック
紫外線の影響を大きく受けやすいタイヤは、夏場の疲労がたまりやすい箇所です。ひび割れや損傷が起きていないかを確認するとともに、秋の長雨に備えて、残り溝が十分にあるかをチェックしておきましょう。
レジャーで使用した後は、タイヤハウス内や下回りに汚れが付着しています。これらは錆や腐食の原因になることから、タイヤ周辺の入念な洗浄もしてあげたいところです。
また、夏から秋にかけては、気温の変化によって、タイヤの空気圧が変動しやすくなります。特に、日中と朝晩の気温変化が大きくなることで、早朝や夜には空気圧が低下した状態でクルマを運転することにもなりかねません。
空気圧の低下は燃費の悪化、乗り心地やクルマの運動性能を低下させるだけでなく、パンクやバーストのリスクを高めてしまいますので、しっかりとケアしておきたいポイントです。
気温が下がった朝や夜に空気圧のチェックを行い、低下が見られるようなら補充しましょう。日中しか空気圧をチェックできない場合には、気温が下がってきたころに、規定値の1割程度高く空気圧を調整しておくと、朝晩の著しい空気圧低下を防いでくれるでしょう。
汗を吸ったシートやフロアマットを清潔に
夏の間は、汗をかいた状態でクルマに乗ることも多かったでしょう。知らず知らずのうちにシートに汗や皮脂が染み込み、車内で発生するニオイの原因になることも多いです。
シートを取り外し、洗浄するというのは難しいですが、空気を入れ替えて、シートに呼吸をさせることが十分なニオイ対策になります。
暑さが少し収まってきた日中に、クルマの窓やドアを全て開けておき、数時間おいておきましょう。車内に新鮮な空気を流し入れ、シートを乾かしてあげることが車内ケアの第一歩です。
また、同時にフロアマットの清掃も行っておくとよいでしょう。砂やホコリなど汚れが溜まったフロアマットもニオイやカビの温床となります。清掃し、天日干ししておくだけで、車内を清潔に保つことができます。
より快適に過ごすための車内ケアは、晴れ間の多い今の時期に行うのがベストです。秋から冬へ向けて、愛車のケアを行ってみてください。
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- 執筆者プロフィール
- Red29
- 1980年代生まれ。国産ディーラーでの営業職として働き、自動車関連の執筆者として独立。ユーザー目線に立った執筆を心掛けています。愛車はトヨタプリウス。ホットハッチに代表される、小規模小パワーのクルマが...