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全国47都道府県の県花をモチーフにしたナンバープレートが誕生!申込開始はいつから?
東京オリンピックが終わってしまい、大人気だった「オリンピックナンバー」の交付も終了してしまいました。しかし2022年、新たな図柄入りナンバープレートが登場します。
新しい図柄のデザインに注目が集まる一方、軽自動車ユーザーにとっては、これまでのように白ナンバー化ができるかも気になるところです。
果たして、新しい図柄入りナンバーは今後も軽自動車の白ナンバー化需要に応えてくれるのでしょうか?……
新しい図柄入りナンバー交付は2022年4月頃を予定
国土交通省は、ラグビーワールドカップ・2020年東京オリンピック・パラリンピックの記念ナンバーに続く、新全国版図柄入りナンバープレートの交付準備を進めています。
「日本を元気に!」「立ち上がれ!美しい日本」をテーマに一般公募で集まった145件のデザイン案のなかから選ばれたのは、日本全国47都道府県の県花をモチーフにしたデザイン。タイトルは「はなれていても『思い、みな一つに 』」です。
植物が持つたくましさと花の美しさに加え、右肩上がりに配置された47の県花は団結・上昇・復興を表現し「日本全体で立ち上がろう」というメッセージが込められています。カラーリングは日本の伝統色のグラデーションとし、夢や希望の象徴ともされる虹がイメージです。
日本の復興とさらなる成長を象徴する新全国版図柄入りナンバープレートの事前申込みは3月半ばからの開始を予定。交付期間は2022年4月頃から2027年3月までの予定です。
軽自動車の白ナンバー化は今後も可能?
軽自動車ユーザーにとって気になるのは、これまでのように白ナンバー化ができるかどうかでしょう。
国土交通省の資料によれば、2020年東京オリンピック・パラリンピック特別仕様ナンバーの申込み総数約289万件のうち、軽自動車の寄付なしナンバーの申込み件数は約253万件で全体の9割を占めていました。
新全国版ナンバーも、寄付金ありと寄付金なしが選べます。ただし、寄付金ありはフルカラー版で寄付金なしがモノトーン版となる点に注意が必要です。このルールは地方図柄入りナンバープレートと同じですね。
さらに、新しい図柄入りナンバーでは地方版と同様に、軽自動車用と事業用には色付きの縁が入るようになります。たしかに”白ナンバー”ではあるものの、黄色の視認性が高いため、普通車と見間違えるということはなさそうです。
- 執筆者プロフィール
- 伊藤友春
- 1981年生まれ。自動車専門Webライターとして執筆活動中。自動車の構造に明るく、ほとんどの整備や修理をDIYでこなす。輸入車・コンパクトカー・変わったデザインやコンセプトの車が好きで、現在の愛車はその最た...