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ガソリンは石油元売り業者によって性能が違う?賢いガソリン・ハイオクの選び方

近年エコな車も増えていますが、今なおメインとなっている燃料はガソリンです。

なかには「〇〇のガソリンじゃなきゃダメ」といったように、ガソリンにこだわりを持っている人も少なからずいるでしょう。逆に「安ければどこでもいい」という人も多く、ガソリンへの考え方は人それぞれ異なっています。

実際、ガソリンのブランドにこだわる意味はあるのでしょうか?

レギュラーガソリンであればこだわらなくても良い

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現在の大手石油元売りといえば、「ENEOS」「出光興産(出光昭和シェル)」「コスモ石油」の3社。それぞれ店舗によって若干ガソリン販売価格は違ってきますが、レギュラーであればどこで給油してもほぼ変わりはありません。

というのもレギュラーの場合は、各社が融通しあえるよう同規格で生産しているためです。貯蔵タンクの共同利用やバーター出荷などを行っているため、そこまでこだわる必要はないでしょう。

筆者地元のガソリンスタンドに聞いてみても、「レギュラーに関しては、基本的な部分は各メーカー同じなので、どこで入れても品質に大きな差はないでしょう」とのこと。

『ポイントを貯めている』『接客が素晴らしい』『家から近い』などの理由でこだわる人もいるかと思いますが、基本的にはどこで給油しても問題ないといえそうです。

ハイオクは多少違いがあるが…

©︎Tomoharu Works/stock.adobe.com

一方で、ハイオクについては若干違いがあり、各社が”独自開発のオリジナルブランド”として個性をアピールしてきました。現在は出光とシェルが統合されていますが、業界大手のハイオク銘柄は以下のとおりです。

  • ENEOSハイオクガソリン(ENEOS)
  • 出光スーパーゼアス(出光)
  • Shell V-Power(シェル)
  • スーパーマグナム(コスモ石油)

しかし2020年、毎日新聞の取材によって、石油元売り各社のハイオクが、スタンドへの出荷前に他社製と混合されていたことが発覚。20年ほど前から、ハイオクに関しても他社との貯蔵タンク共同利用などが行われていたことが明らかになりました。

そうしたなか、シェルのShell V-Powerだけは「独自ルートでの供給」を明言し、独自性が保たれていました。しかしこの件が、その他各社のユーザーに『裏切られた』という思いを抱かせてしまったことは間違いないでしょう。

ハイオクも銘柄にこだわる必要はない?

先述のとおり、ハイオクも貯蔵タンクの共同利用やバーター出荷が行われていたため、レギュラーと同じように「銘柄による差はほぼない」ことが明らかになってしまいました。

もちろんシェルのような”例外”はありましたが、出光とシェルは統合し、両社のガソリンスタンドは「apollostation(アポロステーション)」へ順次切り替わっています。

ファンも多かったShell V-Powerは、店舗がアポロステーションへ切り替わり次第取り扱いが終了し、今までの出光とシェルのハイオクとは異なる商品規格になるとのことです。

こういった状況から考えれば、今となってはハイオクもそこまで銘柄にこだわる必要はないのかもしれません。

再度各社でハイオクによる差別化競争が行われるようになれば、状況も少なからず変わる可能性はあるでしょう。しかし、ハイオクのバーター出荷などの問題もあったため、現状では銘柄にこだわる必要性はあまり感じないというのが正直なところです。

レギュラーに関しても品質に大きな差がないことは公にされているため、「安い」「自宅から近い」「長年入れている」など、ライフスタイルに合わせた選び方でよいのではないでしょうか。

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執筆者プロフィール
成田 佑真
成田 佑真
1993年生まれ。普段は医療機器販売を行っているが、暇があれば自動車関連記事を読み漁る。愛車はマークX。子どもの頃からマークⅡに憧れ、社会人になりマークXを購入。週末は必ず手洗い洗車を行い、ドライブに出か...
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