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「自動車保険はどれも同じ」って本当?みんなはどう選んでる?“特約”や“ロードサービス”…加入前にチェックするポイントは?年齢別の相場も
自動車保険会社はどうやって選べばいい?

自動車保険会社の選び方を調査して、特に重要な5つのポイントをまとめました。保険会社選びの参考にしてみてください。
保険のタイプを選ぶ
自動車保険には「ダイレクト型(ネット型)」と「代理店型」があります。
ダイレクト型はネットや電話で申し込めるタイプ、代理店型は販売スタッフと対面して契約するタイプです。
店舗を構えないダイレクト型は保険料が安めです。代理店型は保険料が高めですが、販売スタッフと直接話せる安心感があります。
こうしたメリットの違いをふまえて、自分に合うタイプの自動車保険を選びましょう。
特約をチェックする

自動車保険の個性は特約に現れます。特約とは、基本補償(賠償責任保険、傷害保険、車両保険)でカバーできない事態に対応するためのオプションです。
特約の種類はどの保険会社でも似ていますが、内容に違いがあります。
たとえば、車が故障したときの損害を補償する「故障特約」。多くの自動車保険には故障特約が用意されていますが、保険金額の上限は保険会社によって違っています。
その上限額の差はなんと最大10倍(筆者調べ)。こうした違いがあるため、特約の内容はよくチェックしたほうがよいでしょう。
事故対応サービスをチェックする
自動車保険の事故対応サービスは、交通事故が起きたときの不安をやわらげてくれます。たとえば、警備会社のスタッフが事故現場にかけつけるサービスは、事故相手と2人きりになるような場面で安心をもたらしてくれるでしょう。
また、近年は専用ドライブレコーダーを提供する自動車保険も登場しています。
保険会社のドライブレコーダーに備わる専用機能は、保険会社に自動通報する機能や、オペレーターと通話できる機能など。これらの機能も、事故が起きたときの不安をやわらげてくれるでしょう。
以上のような事故対応サービスの充実度も、自動車保険選びのポイントとしてチェックしておきたいところです。
ロードサービスをチェックする

事故・故障が起きたときに、レッカー費用や帰宅費用などをカバーしてくれるのが自動車保険のロードサービスです。ロードサービスの主な比較ポイントには、次の4つがあげられます。
- ロードサービスの拠点数
- 無料でレッカー移動できる距離
- 宿泊費用・帰宅費用の限度額
- 車両トラブル(バッテリーあがり・ガス欠など)への対応
車の故障や事故はどこで起こるかわかりません。旅行先や出張先などでのトラブルに備えて、ロードサービスの手厚い自動車保険を選んでおきましょう。
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- 執筆者プロフィール
- 加藤 貴之
- 1977年生まれのフリーライター。10年以上務めた運送業からライターに転向。以後8年以上にわたり、自動車関連記事やIT記事などの執筆を手がける。20代でスポーツカーに夢中になり、近年は最新のハイブリッド車に興...