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「自動車保険はどれも同じ」って本当?みんなはどう選んでる?“特約”や“ロードサービス”…加入前にチェックするポイントは?年齢別の相場も
あえて代理店型の自動車保険を選ぶ意味はある?

ここで少し、自動車保険選びの基本的なことに立ち返ってみましょう。自動車保険にはダイレクト型と代理店型があるわけですが、あえて後者を選ぶ意味はあるのでしょうか?
代理店型では販売スタッフと相談しながら保険内容を決められます……が、ダイレクト型でも電話やチャットで相談に応じてくれます。
では、代理店型を選ぶことの利点とは?
疑問の答えを知るために、知恵袋サイトで「代理店型の自動車保険に入ってメリットを感じたことはありますか?」と質問してみました。
質問にいただいたご回答
「代理店型はフォローが手厚いですね。それに、保険に不満があるときに販売スタッフに相談できますし、代理店の対応が悪いときは保険会社に苦情を入れられる。相談窓口が2つあることに安心を感じています(Dさん)」
「同じ代理店で長年お世話になっています。保険料を安くできるときは教えてくれるので助かっています(Sさん)」
「元販売スタッフとして回答します。代理店が役立つのは事故発生時。私の場合は事故後の対応をアドバイスしたり、現場で相手方と示談交渉したりしました。事故相手と揉めるときは、代理店の恩恵を特に感じられると思います(Oさん)」
3つの回答のなかで、特に気になるのはOさんのお話ではないでしょうか。
元販売スタッフのOさんは、自ら事故現場にかけつけて対応した経験があるとのこと。どうやら一部の保険代理店では、販売スタッフによる現場対応を行っているようです。
販売スタッフの現場急行は、ダイレクト型にはないサービスです。事故現場での対応に不安がある人は、代理店型への加入も視野に入れるとよいかもしれません。
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- 執筆者プロフィール
- 加藤 貴之
- 1977年生まれのフリーライター。10年以上務めた運送業からライターに転向。以後8年以上にわたり、自動車関連記事やIT記事などの執筆を手がける。20代でスポーツカーに夢中になり、近年は最新のハイブリッド車に興...