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あなたの車「カビだらけ」かも?エアコン以外も気をつけたい、車のカビる場所
エアコン以外にも防カビアイテムを活用しよう
エアコン以外にも、例えば座席シートや天井、フロアマットなどはカビが発生する可能性があります。座席シートには汗や水分が付着してカビ発生の原因となります。
また、車内を換気しないと、天井やフロアマットが湿気で覆われてカビの原因となります。多くの車の天井やフロアマットは布素材であることが多く、カビが発生しやすい場所でもあるのです。
車内のカビの発生を防ぐには、どのような対策が効果的なのか、前述のジムニーを点検してくれた整備士に聞きました。
「カビの発生を防ぐには、定期的な清掃が欠かせません。エアコンであれば、ホコリを払うだけでも効果があります。エアコンの送風口に取り付けるだけでカビの発生を抑えられる除菌剤なども売られているので、こうしたアイテムを活用するのもいいでしょう。
また、座席シート専用のクリーニングシートなども売られているのでおすすめです。シートが用意できない場合は、タオルを水できつく絞ってシートの汚れを拭き取ってください。その後に、水分が残っているとカビるので、必ず乾拭きをすることがポイントです。
天井は拭き取ることが難しいため、防菌スプレーなどを吹きかけておくとカビの発生を抑えられます。フロアマットは取り外せるので、洗ったあと完全に乾いてから車内に戻してください。」
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車内は日頃からキレイにしておくことが重要!
普段からカビが発生しにくい状況を維持するためには、日当たりのいい場所で換気することです。筆者のジムニーは、地下で日当たりの悪いジメジメした場所で保管していたこともあり、カビが発生しやすい状況だったといえるでしょう。
外出したときは、日当たりのいい場所に止めたり、走行中も少し窓を開けておき、できるだけ換気することが大切です。車内は密閉状態なので、少しでも空気の入れ替えをすることで、カビが発生しにくくなります。長期間運転しないのであれば、週に数回は窓を開けて車内の換気を行うことをおすすめします。
日頃から換気したり、防菌スプレーをかけたりして予防策を実施しつつ、クリーニングシートなどを常備しておけば、万が一カビが発生してもすぐに対処可能です。
カビをいつまでも放置し、車内の広範囲にまでカビが蔓延してしまえば、筆者のように個人で対処することは難しくなります。
点検に合わせて対処できればまだいいですが、専門業者にカビ取りを依頼することになれば費用もかさんでしまいます。日頃から、こまめに車内をキレイにしておきましょう。
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- 執筆者プロフィール
- 室井大和
- 1982年生まれ。ライター歴6年、自動車業界9年。合わせて約15年。雑誌編集、記者、指定自動車教習所員資格保有。愛車はスズキスイフトスポーツ(33型)、BMW323i(E90型)、ジムニー(JB23型)。車はセダンではじ...