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おすすめのカーナビアプリを比較してみた!選び方やメリットなど紹介
カーナビアプリのメリットデメリット
手軽に利用できると評判のカーナビアプリ。確かにすぐに使えて非常に便利ではありますが、デメリットも存在します。
カーナビアプリのメリットとデメリットを見比べて、ご自身の用途に合わせたものを選んでくださいね。
カーナビアプリのメリット
カーナビアプリのメリットは、なんといっても“手軽に利用できる”点。
車載のカーナビのような取付作業は一切不要ですし、使いたいと思った時にアプリをダウンロードすればすぐに使えます。
最近のカーナビアプリはGPSの位置情報の精度も上がっており、市街地の道路で使う分にはまず不便はしないでしょう。
より精度のよいものを求めている方は、有料版のアプリを利用すれば車載のカーナビと遜色のない機能のアプリがありますし、お試しで利用したい場合には無料のアプリもたくさんあります。
特にGoogleマップのアプリ機能は無料で、使い勝手もいいのでかなりおすすめです。
「レンタカーにカーナビが付いていなかった。」
「購入した中古車にカーナビを導入しようか検討している。」
この様な方は是非カーナビアプリを試してみてはいかがでしょうか?
カーナビアプリのデメリット
気軽に使える一方で、デメリットもあるのがカーナビアプリ。
特に次に挙げるデメリットが気になる方は、カーナビアプリの利用をもう一度検討した方がいいかもしれませんね。
- 画面が小さい
- 有料版アプリは長期利用すると高額になる
- スマホのバッテリーが消耗する
順番に見ていきましょう。
画面が小さい
カーナビに比べると画面が小さいスマホは、表示されるマップも小さくなってしまいます。
細かい裏路地までナビを使いたい方にとっては、小さな画面は見にくく、利用に不便を感じるでしょう。
また、小さな画面を注視してしまうと前方確認が疎かになり、安全運転の観点からもおすすめできません。
有料版アプリは長期利用すると高額になる
「車載カーナビよりもコストが掛からないから」という理由で有料版のカーナビアプリを使っている方は、長期利用するとカーナビを導入するのと変わらないくらい高額な費用が発生します。
有料アプリは素晴らしい機能がたくさんありますが、決して安くはないということを忘れてはいけません。
例えば、ナビタイムのドライブサポーター。
こちらは機能が充実していて、カーナビアプリの中でもトップクラスの利便性を誇りますが、年間契約で利用料が8,000円掛かります。
5年も使えば、結局車載カーナビを購入するのと変わらない金額となるので、それなら車載カーナビを購入した方が結果的にお得ではないでしょうか。
もちろん、有料版のカーナビアプリの利用がもったいないという話ではありません。
月々は大した金額でなくとも、継続的に月額料金が発生すると大きなコストになるということを再確認したうえで、カーナビアプリと車載カーナビを比較することが重要ということですね。
スマホのバッテリーが消耗する
カーナビアプリは、常に位置情報を更新し続けているため、スマホのバッテリー消費が激しくなります。
ドライブ中にカーナビアプリを使いすぎて、肝心の目的地でスマホのバッテリー切れを起こしては、思い出の写真も取れなくなってしまいます。
スマホの充電をしながらアプリを使うことも可能ですが、車の発電を担うオルタネーターにも負担がかかり、バッテリーにもよくありません。
常に長距離ドライブなどでカーナビを多用する方には、カーナビアプリよりも、車載カーナビの方がおすすめかもしれませんね。
おすすめカーナビ5選
「車にあまり乗らないからカーナビはアプリでいいや」という方に向けておすすめのカーナビアプリ5選のご紹介です。
カーナビアプリに悩んだら、是非参考にしてくださいね。
Yahooカーナビ
大手企業Yahooが提供するYahooカーナビ。
ナビゲーション機能はもちろん、見落としやすい標識表示や、ジャンクションなどの立体道路もわかりやすく教えてくれます。
さらにiOS限定のスピード情報プラスでは、月額250円で全国500箇所のオービス情報を教えてくれます。
androidに対応していないのは残念ですが、非常に優秀なカーナビアプリの一つです。
iOS | https://apps.apple.com/jp/app/yahoo-%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%8A%E3%83%93/id890808217 |
Android | https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.co.yahoo.android.apps.navi&hl=ja&gl=US |
Googleマップ
Googleマップは無料カーナビアプリの決定版ですね。ちょっと道が知りたくなったときに使ったことがある人も多いことでしょう。
たまにとてつもない細い道や、未舗装路に案内されることもありますが、都心部で利用するには申し分ない使い勝手でしょう。
カーナビタイム
カーナビアプリといえばナビタイムですよね。ナビタイムからはカーナビに特化したアプリ“カーナビタイム”や、渋滞情報からガソリン価格まで表示してくれる“ドライブサポーター”などがリリースされています。
どちらもカーナビ機能がついていて、違いは付随するアナウンス機能の内容だけ。
運転に関する情報はドライブサポーターに軍配が上がりますが、圏外でも利用できるカーナビタイムは山道や郊外で性能を発揮します。
どちらも高性能なカーナビアプリですので、両方試してみてはいかがでしょうか。
auカーナビ
auユーザーにおすすめのカーナビアプリがauカーナビです。もちろんauユーザー以外の方も利用できます。
こちらのカーナビアプリは通常版、プレミアム版ともに有料となっています。
プレミアム版に入会すると、車載ディスプレイに画面をミラーリングできるApple CarPlay、Android Autoが利用できるため、車載カーナビと同じように操作することが可能になります。
有料アプリではありますが、auユーザーはアプリ利用時に貯まるマイレージを携帯電話料金に充てることができるので、お得なアプリの一つです。
iOS | https://apps.apple.com/jp/app/au%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%8A%E3%83%93/id633900109 |
Android | https://play.google.com/store/apps/details?id=com.navitime.local.aucarnavi.gl&hl=ja&gl=US |
ドライブサポーター
ドライブサポーターは、ナビタイムからリリースされているカーナビアプリです。
先程も軽く触れましたが、ドライブサポーターは運転を快適にする情報が常に更新されており、ナビゲーション以外にも、ドライバーをサポートする機能が多数備わっています。
特に重宝するのが渋滞の未来予測。この機能は最大12時間後の渋滞予測をしてくれるので、普段走り慣れていない道でも運航計画が立てやすくなります。
道中、市街地を抜けるようなドライブルートを使うときには、この機能が威力を発揮します。
すべての機能を利用するにはプレミアムコースが必須ですが、まずは無料コースでアプリの使用感を試してみるのもいいでしょう。
おすすめのカーナビを比較してみた
実際のところカーナビアプリはそれぞれ一長一短あり、自分に最も合ったアプリを三択するのが一番です。
先程ご紹介したアプリの特徴を比較してみると以下の通り。
アプリ名 | Yahooカーナビ | Googleマップ | カーナビタイム | auカーナビ | ドライブサポーター |
月額料金 | 無料 | 無料 | 550円~2000円 | 550円~990円 | 400円~800円 |
表示ルート数 | 6ルート | 2ルート | 5ルート | 4ルート | 4ルート |
交通情報 | あり | あり | あり | あり | あり |
走行レーン表示 | あり | なし | あり | あり | あり |
特徴 | ・無料で利用できる ・駐車場の空き状況もチェックできる | ・Googleアカウントと提携して、移動記録が残せる | ・CarPlay,Android Auto利用可能 ・OBD接続対応 ・圏外利用可能 | ・CarPlay,Android Auto対応 ・マイレージ機能あり | ・渋滞予測機能あり ・CarPlay,Android Auto対応 ・ライブカメラ確認が可能 |
この表からもわかるとおり、単純に道順だけをナビゲートしてもらえれば十分ならYahooカーナビ、もしくはGoogleマップがおすすめ。充実したカーナビ機能を求めるならauカーナビ、ドライブサポーター、カーナビタイムを選択するとよいでしょう。
しかし、カーナビタイムは住宅地図データ情報が付いてくるプレミアムプランの月額料金がカーナビアプリの中では高額です。
便利な機能を多数搭載しているアプリではありますが、本当にそこまでの機能が必要なのか、検討する余地がありますね。(お仕事などで住宅地図を多用する方なら住宅地図データの提供は大変便利)
有料アプリはどれもスタンダードプランで十分にカーナビとして利用できますから、まずは基本プランを試してみて、それからグレードアップを試してみるとよいでしょう。
カーナビの選び方
結論から言えば、カーナビの選び方は
- 設置タイプ
- サイズ
- 機能
- メーカー
上記の4つから考えます。
設置タイプの選び方
カーナビの設置タイプは主に2種類。
- 手軽なポータブルタイプ
- ハイエンドな2DINタイプ
ポータブルタイプはその名の通り、持ち運びが容易で、取り付けも簡単なカーナビです。
配線処理も必要ありませんし、専用の吸盤でダッシュボードに取り付ければ、すぐに使用できます。
しかし、現在位置の取得はGPSのみを頼りとするため、位置情報の精度はやや低め。
しかし非常に安価ですので、手軽に車載カーナビを取り付けたい方におすすめです。
一方で2DINタイプは、車のオーディオパネルに埋め込むタイプのカーナビです。一般的によく見るタイプのモデルですね。
高価で取り付けも素人には難しいですが、カーナビとしての機能は申し分ありません。
手軽なポータブルタイプとハイスペックな2DINタイプ。まずはこのどちらを取り付けるか選びましょう。
サイズの選び方
取り付けるタイプが決まったら、次はモニターサイズを選びましょう。
とはいえモニターサイズは車種によって取り付けられる限界があります。ただ大きい画面を選ぶのではなく、車にあったサイズを選ぶことが重要です。
ちなみに、現在主流のモニターサイズは7インチ型。どのサイズがいいか迷ったらここを基準にしてみてくださいね。
機能の選び方
カーナビにはナビ機能以外にもテレビ、カメラ映像描写、音質設定など様々な機能が備わっています。
ご自身が、どの程度充実した機能のカーナビが欲しいかを検討することも、カーナビ選びではとても大切です。
特に、最近のカーナビの音楽性能は進化が凄まじく、音響性能においてはカーオーディオユニットのハイエンドモデルと同等以上のスペックを備えているものまであります。
他にも“VICS WIDE”という交通情報を受信できるモデルなら、渋滞情報から災害情報まで細かな道路状況を表示することも可能です。
機能によって価格がかなり変わる車載カーナビですが、折角購入するのであれば、自分にピッタリの機能を備えたモデルを選びましょう。
メーカーの選び方
最後はメーカー選択です。「メーカーなんて選ぶ必要あるの?」と思われがちですが、オプションカメラの設置やアフターパーツの取り付けを考えているのであれば、メーカーを揃えておいた方が無難でしょう。
やはり、同一メーカーの方がパーツ同士の互換性がよく、取り付けも加工が不要です。
特に最近のモデルは取り付け配線が多いので、配線加工が不要で取り付けられるオプションパーツはトラブル防止の意味でもおすすめです。
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- 執筆者プロフィール
- MOBY編集部
- 新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...