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カーナビアプリ5選 おすすめはどれ?すぐわかるメリット・デメリットまとめ
本格的なカーナビやポータブルナビより、インターネット経由で常時最新の地図を使えることもあって、スマホやタブレットでカーナビアプリを利用するユーザーは多くなっています。
特に最新車種では「Android Auto」や「Apple CarPlay」といった車載タブレット搭載車も増えており、どのアプリを選ぶかが重要になってきました。
今回は厳選した6つのカーナビアプリそれぞれの特徴や注目すべきメリット・デメリットを解説します。
目次
おすすめカーナビアプリ5選の機能・有料無料比較
ルート案内 | オフライン | 駐車場満空情報 | 渋滞回避 | |
Googleマップ | 無料 | 無料 | × | 無料 |
Yahoo!カーナビ | 無料 | 無料(△) | 無料 | 無料 |
カーナビタイム | 有料 | 有料 | 無料 | 有料 |
ドライブサポーター | 有料 | 無料(△) | 有料 | 有料 |
Waze | 無料 | 無料(△) | × | 無料 |
※オフラインの無料(△)は、「オフラインになった時、それまでダウンロードしていた地図はある程度見られる」という程度。
カーナビアプリの選び方!手軽な無料か充実した有料か?

カーナビアプリはインストールこそ無料なものの、そこから無料でほぼ全ての機能が利用できるか、無料でもある程度の機能が利用できるか、それともナビとしてはほぼ全て有料か。
使える機能の充実度、地図やルート案内が見やすい・見にくい、音声案内のタイミングが適切、遅いと違いがあり、どれも一長一短です。
特に無料アプリの場合は、好みに応じて使い分けているユーザーが多いと思います。
無料アプリは何で選ぶ?
インストールしてすぐにカーナビとして使える無料アプリは、機能に若干の差があるものの、高速道路走行時の画面表示や地図の更新頻度や、どのような判断でルートを決定するかによって、好みがかなり分かれてきます。
出発地と到着地が同じでも、全く異なるルートでアプローチしますし、中には「渋滞してもいいからわかりやすい道しか走りたくない!」という人もいると思うので、複数のアプリをインストールしておき、好みのルートを指示してきたアプリに従うのもひとつの方法です。
有料アプリはコスパの充実度で
一方の有料アプリですが、「高くとも機能を充実してフルに使いこなしたい」か、「どのみち機能は使い切れないので、安くとも単純明快で」と考えるかで、選択肢が変わってくると思います。
これも実際に使ってみないとわからないため、アプリのレビューの中から役立ちそうな冷静な意見を参考にしつつ、まずはお試し期間に使い込んでみるのがオススメです。
どのアプリでも、バッテリー消耗率やデータ通信量に注意!
無料でも有料でも、車のスマホホルダーへ取り付けて使用していると、そのままではみるみるバッテリーが減っていきます。
ならばとシガーソケットや車のUSBソケットから給電を試みても追いつかない場合があり、使っているスマホに対して十分な給電能力があるソケットなのかは注意してください。
特に古いUSBシガーソケットは、最新スマホに対して十分な給電能力がありません。
また、オフラインでの利用が可能な一部アプリ以外は常時膨大なデータをダウンロードしているため、加入している通信プランにも注意が必要です。
Googleマップ|検索からルート案内までワンステップ

パソコンでもスマホ、タブレットでも利用する人の多い定番アプリと言えるのがGoogleマップで、総合的な使い方のよさから利用者No.1とも言われています。
メリット
Google検索から目的地を探してそのままマップを出し、ルート検索に移行できるなど、「目的地探しから到着まで一貫して無料のGoogleサービスで完結できる」のが最大のメリット。
行く店が決まっていない、覚えている名前が曖昧といった時の強い味方です。
VICS(道路交通情報通信システムセンター)からの交通量情報も入ってくるため、行き先の混雑がひどい場合には自動でリルート(ルート再検索)もしてくれます。
また、事前に目的地へのマップをダウンロードしておけば、交通情報こそ受け取れないものの、全く電波が入らない完全オフライン状態からでもルート検索と案内を開始できるのも魅力です。
デメリット
数年前にデータベース供給元が変わってからマップの精度が今ひとつという意見は今でも根強いようです。
また、カーナビアプリとして使われ始めた当初から「ルート選択が強引で、住宅地の中など走りにくい道を指定してくる事もある」など、カーナビとしての信頼性は今ひとつ。
交差点案内のタイミングが若干遅い、高速道路モードでの視認性、目的地付近の駐車場の満空情報がないなど、総合的な評価は高いものの、カユイところへ手が届かないもどかしさを感じる人もいるかもしれません。
課金
現状である程度の信頼性や使い勝手を確保しつつ、オフラインマップ&ナビを完全利用できる無料アプリはGoogleマップだけで、多少の難があっても「無料だから仕方ない」と割り切れるため、今後も便利に使い続ける人は多いと思われます。
実際の操作画面

対応OS
Yahoo!カーナビ|信頼性の高さで人気

無料カーナビアプリとしての使い勝手はかなり充実しており、電波が届く場所では信頼性の高いアプリといえます。
メリット
Googleマップとは逆に、数年前の地図データベース変更で精度が上がったと高評価を得ているのがYahoo!カーナビ。
高速道路モードはもとより、スマホの小さな画面でも地図の視認性に問題はなく、単純に無料カーナビアプリとして考えた場合にはGoogleマップより上、と考える人も少なくありません。
何より嬉しいのは設定すれば駐車場の満空情報が表示される事で、「目的地が最初から明らかな人」や、「行き慣れた場所でも駐車場情報が欲しい」という人にとっては心強いアプリです。
デメリット
かつては地図をダウンロードしてオフラインで使えるのが売りでしたが、地図データベース変更時にダウンロードができなくなりました。
一応オフラインになった時の周辺地図は表示できますし、事前に把握できている範囲の地図情報でルート案内も継続できますが、オフライン状態からのルート案内開始はできません。
かつてのGoogleマップと逆で、今はYahoo!カーナビの方が「オンラインである限り信頼性の高い無料カーナビアプリ」です。
課金
基本無料ですが、iOS版に限り固定式オービス以外の移動式オービスやネズミ取り、検問情報まで知らせてくれる「スピード注意情報プラス」が月額250円で提供されています。
実際の操作画面

対応OS
- 執筆者プロフィール
- 兵藤 忠彦
- 1974年栃木県出身、走り屋上がりで全日本ジムカーナにもスポット参戦(5位入賞が最高)。自動車人では珍しいダイハツ派で、リーザTR-ZZやストーリアX4を経て現愛車は1989年式リーザ ケンドーンS。2015年よりライタ...