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「駐車場の“トナラー”に耐えられない…」他人には理解不能?クセが強すぎるドライバーたちのエピソード
ガソリンスタンドで毎回定量給油する父
カーライフにおいて必須の知識であるにもかかわらず、教習所では教えられない内容として、「ガソリンスタンドにおける給油方法」が挙げられます。
「昔から、父親がガソリンスタンドで絶対に満タンにせず、いつもリッター数を指定して入れていました。ずっとそれを見て育ったので、免許をとってからしばらくは私自身もそれが普通なんだと思っていたんです。
毎回指定する量が違うので、理由を聞くと、ちょうど半分くらいになるように調整しているんだとか。満タンにすると車が重くなって、燃費や運動性能が落ちるので、快適に走れる状態をキープしている、みたいな話でした。
私も自分の車を買ってから何度か同じようにしていましたが、正直違いを感じられず、いつも残量を気にするのもイヤなので満タン給油をするようになりました。父自身も震災でガソリンスタンドの大混雑を経験して以来、毎回満タンにするようになったみたいです」(30代男性)
ガソリンスタンドにおいては、量や金額を指定して給油できるため、現金の持ちあわせがないときや、小銭を出すのが面倒なときには重宝することがあります。支払いの都合以外にも、上のようなコダワリから満タン給油を避けるドライバーは少数ながらいるようです。
ちなみにガソリンの重さは、1リッターあたり約750gです。タンク容量60リッターの車であれば、満タンの場合と半分まで給油する場合の重量差は約22.5kg。日常的なシーンで重量差を体験できる機会はほとんどなさそうですが、車の運動性能にこだわるドライバーにとっては小さくない違いなのでしょう。
駐車場で隣に車がいるのが耐えられない彼氏
駐車の際には独特の車両感覚が求められ、苦手意識を抱く人が少なくありません。そのため駐車の操作にはクセが表れやすいと考えられますが、それ以前に「駐車場所の選び方」が独特すぎる人もいるようです。
「昔付き合っていた男性が、駐車場で両隣が空いているスペースでなければ止められない人でした。なので毎回、施設から遠いところばかりで、ムダに歩かされるんです。
どうやら隣に車がいると、ぶつけられるリスクが気になってしまうらしく……『隣に車がいても駐車はできるけど、汚い車やファミリーカー、高齢者の車の隣はイヤだ』と、いちいち隣の車が安全か見極めようとするうちに、面倒になって両隣が空いたスペースを探すようになったみたいです。
車を持っている人と付き合うのがはじめてだったので、『そういう人もいるのかな』くらいに思っていたのですが、それにしても不便だし、運転以外にも神経質なところが目につくようになり、そのうち別れてしまいました」(30代女性)
ドアパンチなどのリスクを避けるうえでは、両隣に車がいない場所を選ぶことが最善ではあるでしょう。しかし、休日のショッピングモールなど、そもそも空きを見つけることにも苦労する場面は少なくありません。行楽シーズンの観光地などではどうなってしまうのか、なんとも気になるところです。
みなさんのまわりにも、「気になるクセ」のあるドライバーがいるかもしれません。思わず「どうしてそうなるの?」とツッコミたくなるようなクセや、「一体なんの意味が……」と思ってしまうコダワリなど、みなさんからのエピソードをお待ちしております。
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- 執筆者プロフィール
- 鹿間羊市
- 1986年生まれ。「車好き以外にもわかりやすい記事」をモットーにするWebライター。90年代国産スポーツをこよなく愛し、R33型スカイラインやAE111型レビンを乗り継ぐが、結婚と子どもの誕生を機にCX-8に乗り換える...