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夢のマイホームに意外な落とし穴!不動産のプロが見た「車庫・駐車場のありがちな失敗」…後悔しないために

前の道路が狭すぎて

©Rainbow puma /stock.adobe.com

さらに家選びにおいては、敷地内の駐車スペース以外の面もしっかりと確認しておく必要があるといいます。

「意外と見過ごされやすいのが、前面道路の幅ですね。駐車場のサイズが問題なくても、前の道路の幅が狭ければ駐車時の動きが制限され、出し入れがかなり面倒になります。

コンパクトな車に乗っているときは、何も気にしなくても一発で駐車できていたのに、大きなミニバンに乗り替えてからは毎回3回ほど切り替える、みたいな話はしょっちゅうありますよ。

前面道路は6mもあれば、大きな車でも余裕をもって駐車できますが、住宅密集地では4m道路も一般的ですし……。それで駐車場の間口が2.5mほどしかなければ、カローラくらいのサイズでも一発駐車は難しいでしょう。

アルファードなどの全長が5m近い車であればなおさら、前面道路4mでは相当切り返しに苦労するでしょうね」(不動産営業スタッフ)

幅の狭い道路で駐車した経験がないと、「前面道路の幅がどれだけ重要か」はなかなか気づけないかもしれません。車を日常的に使う家庭であればなおのこと、毎回の駐車の手間はなるべく小さい方がいいですよね。

このように、車選びにおいて「家の駐車環境」は必ず確認しておきたいポイントです。また家選びにおいても、「どのくらいのサイズまでなら駐車場に収まるか」を確認し、今後乗り替える可能性のある車種のサイズ感と比較検討しておく必要があるでしょう。

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執筆者プロフィール
鹿間羊市
鹿間羊市
1986年生まれ。「車好き以外にもわかりやすい記事」をモットーにするWebライター。90年代国産スポーツをこよなく愛し、R33型スカイラインやAE111型レビンを乗り継ぐが、結婚と子どもの誕生を機にCX-8に乗り換える...

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