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ミニバンとワンボックスカーの違い【ややこし語#11】
ミニバンとワンボックスカーの違いは?
ふと聞かれると意外と説明できない、ミニバンとワンボックスカーの違いを解説します。
ミニバンはトヨタ アルファードや日産 セレナといった車種を、ワンボックスはトヨタ ハイエースや日産 キャラバンなどがあります。
これらの違いをそれぞれの特徴を踏まえながら見ていきましょう。
形状が微妙に違う!
ワンボックスカーというのは、エンジンとキャビンとラゲッジスペースをひとまとめにした、のようなデザインをした車を指します。
ワンボックス形状は室内空間の広さが特徴で、車内容積を最大限に確保することができるため、商用貨物車(バン)として利用されます。
しかし、サスペンションや重心の位置の関係で乗り心地が悪くなる傾向にあるほか、衝突安全性が低いという問題点もあります。
そこで考案されたのが、ワンボックスの居住性と乗用車としての乗り心地を両立させたミニバンの形状です。
ミニバンも一見ワンボックスに分類されるように思えますが、よく見るとミニバンはワンボックスよりも若干ボンネットの幅が広くとられています。
ミニバンは実質2BOXカーともいえる形状ですが、ワンボックスの特徴も見られるため、間をとって「1.5BOXカー」と呼ばれます。
「ミニバン=1.5BOXカー」と覚えよう
ミニバンは、居住性に優れるワンボックスカーに、乗用車としての特性をもたせたもの。その過程でミニバンに与えられた短いボンネットが、ワンボックスカーとの最大の違いだといえます。
「ミニバンとワンボックスカーの違いは?」と聞かれたら、ミニバンはフロントに短いボンネットがついた「1.5BOXカー」だと答えれば間違いありません。
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- 執筆者プロフィール
- MOBY編集部
- 新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...