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足元の《アレ》…スカッフプレートって必要?整備士や販売員の回答に納得!
目次
タクシードライバーにとっては困った存在?
タクシーに乗車した際、スカッフプレートの必要性をタクシードライバーにも尋ねてみました。タクシードライバーというより個人的な意見であると前置きした上で、次のように話してくれました。
「タクシーの後席には、耐久性の高い金属製のプレートにライン上のゴムで滑り止めを施したスカッフプレートを取り付け、車体に傷がついてしまうのを防いでいます。
さまざまな装いのお客様が一日に何度も乗り降りするので、車体の傷防止に役立っていると思いますし、必要なアイテムだと思います。ただし、靴底のゴムの擦り傷が取りにくいうえ、ゴムと金属のすき間にゴミが溜まりやすく、手入れが大変なときもあります。
このタクシーには、運転席にも金属製の細めのスカッフプレートがついていますが、あまり必要ないと感じています。後席のように何度も乗り降りするわけではないし、わたしが乗降時に気をつければいいからです。
タクシーは後席にのみ、スカッフプレートがあれば十分だと思います。」
一個人の意見とはいえ、貴重な見解を聞くことができました。
見た目だけで選ばず、耐久性も考えるのがおすすめ
筆者自身、BMWで比較的グレードの高い車を購入する際、「車のグレード名やロゴが光り雰囲気を高めてくれます。」や「アルミ削り出しの素材を採用し、高級感を演出してくれます。」などと説明され、決して安くはないスカッフプレートを取り付けた経験があります。
しかし、乗降時の傷ですぐに表面が傷だらけになり、次の車検時には取り外してしまいました。購入時には、耐久性などは考えずに見た目だけで選んだことが失敗だったように思います。
ただし、小さな子供が足をかけて乗車することもあるので、滑り止め効果のスカッフプレートを取り付けるメリットはあるのかもしれません。
今回は複数の関係者に話を聞いてみました。スカッフプレートは必須のアイテムではないとしながらも、車体を傷から守るという意味では大きな役割を果たしてくれることは間違いないようです。
ただし、行き過ぎたデザインや車内の雰囲気に合わないものは不要だという意見は全員一致していました。スカッフプレートを取り付けたいと考えているのであれば、車種との調和を考慮しつつ、自身の目的に合ったものを選択してみてはいかがでしょうか。
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- 執筆者プロフィール
- MOBY編集部
- 新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...