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知らない人は8割?緊急時に使えるトヨタHV車の裏コマンド「メンテナンスモード」

こんな緊急時に利用出来る!

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通常、整備時や車検時に利用されるメンテナンスモードですが、その特性を活かして緊急時に利用する事も可能です。メンテナンスモードで実現できるケースを紹介します。

他車のバッテリー救援

本来ハイブリッド車は他車のバッテリー上がりの救援をしてはならないとされていますが、メンテナンスモード時はモーター駆動がなく、エンジン駆動のみとなるので他車のバッテリー救援も可能となります(ただし、心配な方は避けた方が無難かもしれません)。

悪路などの緊急脱出

このメンテナンスモード時のVDIMによる介入を解除したエンジン駆動状態から、 モーター駆動を加えたモードが「サーティフィケーションモード」となります。

サーティフィケーションモードは、エンジン駆動+モーター駆動という本来のハイブリッド車の駆動力はそのままに、VDIMによるスリップ感知時の出力制御を解除する事で、雪道でスタックしてしまった際などに効果を発揮します。

サーティフィケーションモードは以下の動作で起動する事が可能です。

  • エンジンが切れている状態から、ペダルを踏まずにPOWERスイッチを2回押す(この時、POWERスイッチは赤く点灯)
  • ギアが「P」レンジに入っている事を確認し、左足でブレーキを踏みながら、右足でアクセルペダルを3回踏み込む
  • ブレーキはそのまま踏み続けて、ギアを「P」レンジから「N」レンジにする。ギアを切り替えたら、さらに右足でアクセルペダルを3回踏み込む。
  • ブレーキは踏んだまま、ギアを「N」レンジから「P」レンジにする。さらに右足でアクセルペダルを3回踏み込む。

※ 車種によっては異なる場合がありますので、実施時には必ずご自身の車両の取扱説明書を確認してください。

利用時の注意点は?

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メンテナンスモードとサーティフィケーションモードは、点検や検査、一時的な利用を想定したものとなっていますので、長距離や頻繁な利用は避けてあくまでも緊急時に利用する事に注意してください。

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新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...

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