「一富士二鷹三茄子」の代わりになりそうな車はある？いつ見る夢が「初夢」かも解説

「一富士二鷹三茄子」を車に置き換えると？

お正月に初めて見る夢は「初夢」と呼ばれ、日本では古くから縁起物として扱われてきました。

初夢の内容から1年の運勢を占うという風習もあり、「一富士二鷹三茄子」という言葉は、初夢に出てくると縁起が良いとされることわざです。

どうせ見るのなら縁起が良い夢を見たいところですが、車好きとしては車に関連する夢も見たいところ。

そこで、「一富士二鷹三茄子」を叶えられそうな車を集めてみました。

ちなみに、いつ見た夢が初夢になるかは諸説あり、12月31日から1月1日とする説や、1月2日から1月3日とする説などもあるようですが、一般的には1月1日から1月2日の夜に見る夢が「初夢」と呼ばれています。

新年を迎える瞬間を起きて過ごす習慣ができたことで、1月1日から1月2日に見る夢を初夢とする考えが一般化したようです。

しかし、初夢はあくまでも風習で、厳格にルールなどが存在するわけではありません。「年末年始の休日は三が日以降」という方もいるでしょう。

そのため、「旧年から区切りをつけて、新しい1年がスタートする直前に見る夢」と考えても良いかもしれません。

「富士」という言葉が関連する車は多く存在しているため、「一富士」を満たすのは比較的簡単なようです。

スバルは2017年4月1日まで「富士重工業」という社名でした。そのため、富士重工業時代のスバルの車は「一富士」にあてはまる車と言えるかもしれません。

また、レクサスのハイパフォーマンスモデル「IS F」や「RC F」、レクサスのほとんどのモデルに設定されている「F SPORT」の「F」は、富士スピードウェイに由来。

そのものずばりな名前の車としては、かつて日本に存在していた自動車メーカー「富士自動車」が1955年に発売した二人乗りのマイクロカー「フジキャビン」があります。その希少さゆえ、実物を見ること自体がすでに夢のような存在ですね。

動物の名前が由来となっている車は多いものの、鳥、それも鷹に限定すると国産メーカーでは数が少なくなります。

タカ目タカ科の猛禽類「チュウヒ」の英名に由来した車名を持っているのが、トヨタハリアーです。

1997年にデビューした初代ハリアーから一貫してフロントグリルにチュウヒを模したエンブレムが装着されていましたが、2020年デビューの4代目ハリアーからはトヨタのエンブレムに変更。

そのため、鷹を思わせるチュウヒのエンブレムがついた初代から3代目までのハリアーは「二鷹」にあてはまるかもしれません。

「茄子」に由来した名前をもつ車はありませんでしたが、ボディカラーの名前に「茄子」が使われている車はあります。

「オーバジーン（Aubergine：ドイツ語）」「メランザーナ（Melanzana：イタリア語）」といったそれぞれ「茄子」を意味するボディカラー名を採用している海外メーカーがいくつかあり、ほとんどは茄子と同じ濃い紫色です。

フィアットパンダやBMW 5シリーズなどに採用されていました。

しかし、日本で茄子に由来したボディカラー名を設定しているメーカーはなかったため、国産車に限定するなら「濃い紫色の車」と、条件を少し緩めたほうが良さそうです。

富士	富士重工業時代時代のスバルのモデルすべてレクサスの「F SPORT」グレードモデルレクサス IS F レクサス RC F 富士自動車フジキャビン
鷹	トヨタハリアー
茄子	濃い紫色のボディカラーの車

「富士」「鷹」「茄子」にそれぞれあてはまりそうな車をまとめてみると以上の表のようになります。

あてはまる車が多いため、「一富士」をクリアするのは簡単でしょう。

「二鷹」はハリアーに限定されてしまいますが、ハリアーは累計での販売台数が約70万台にのぼる人気モデル。市街地をドライブしている夢であればすれ違う可能性は高そうです。

重要なのは、「三茄子」をクリアするために濃い紫色のボディカラーの車を見ること。夢の中で周囲の車のボディカラーまではっきりと認識することは難しいと思われるため、ここが一番の難関と言えるでしょう。