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台風接近前にやるべき車の対策とは?飛来物・冠水から愛車を守るポイント

一般的に、7月から10月にかけては台風が増える時期となります。

台風接近時は愛車へのさまざまな影響が予想されるので、事前対策を講じておくと安心ですが、具体的にどのような対策を講じておけばよいのでしょうか。

強風による飛来物やドアの破損に要注意!

台風による愛車への被害は強風によるボディのキズだけでなく、豪雨による冠水や水没など多岐にわたり、特に近年の気象災害は深刻化しているため、これまでの経験や「これくらいなら大丈夫だろう」という油断が通用しないケースも増えています。

そのため、大切な車をトラブルから守るためには、風と水という異なるリスクに対して個別に正しい知識を持ち、前もって具体的な行動を起こすことが不可欠といえます。

まず風による被害を防ぐには、自宅の庭やベランダにある植木鉢やゴミ箱など、風に飛ばされそうな物を事前に片付けることが大切です。

たとえば、植木鉢やプラスチック製のゴミ箱、物干し竿、傘立て、さらには自転車などは、強風によって容易に凶器へと変わります。

これらが風であおられて愛車に激突すれば、フロントガラスが割れたりボディに大きな凹みやキズができたりする原因になりえるため、台風が最接近する前にこれらをすべて家の中や物置などの安全な場所へ移動させておく必要があります。

そのうえで、近隣から飛んでくる飛来物に備えるためには、車全体を厚手のボディカバーで覆うという対策も有効となります。

ただし、固定が緩くて隙間があると、風でカバーがバタついてボディと激しく擦れ合い、かえって塗装面に細かな傷を無数に作ってしまうリスクがあるため付属のワンタッチベルトやロープを使って車体に隙間なくしっかりと固定しておくこともポイントです。

なお、裏地が起毛素材(ソフトな布地)になっているカバーも販売されているため、傷つくのが心配な人はそういったアイテムを選ぶのもよいかもしれません。

浸水リスクの確認や早めの屋内避難も鉄則!

また、近年のゲリラ豪雨等の水害に備えて自宅駐車場の浸水リスクをハザードマップで確認しておくことも重要になります。

もし強風で飛ばされた物や看板の落下などによる破損が心配なのであれば、一時的に近隣の頑丈な屋内駐車場へ移動するのもひとつの手です。

なぜなら、車が水に浸かってしまう冠水や水没は、エンジンなどに深刻な損傷を与え、車両が全損扱いとなるおそれがあります。

実際に2024年に実施されたJAFの走行テストでは、水深が30cmであってもフロントフェンダーがずれたり右後輪のホイールカバーやけん引フックカバーが外れたりなどの影響が出るという結果になっています。

さらに、水深が60cmに達すると、軽自動車などの床面が低い車両は進入直後にエンジンが停止し、完全に立ち往生してしまったといいます。

一度電気系統やマフラーなどに水が入り込んでしまうと、内部のショートによる車両火災や、修復不可能な全損扱いとなる危険性があります。

「これくらいの雨なら大丈夫だろう」という安易な判断が、一瞬にして愛車を廃車に追い込む原因になりかねません。

また、台風や洪水による損害は一般的に自動車保険の車両保険の対象となりますが、契約内容や状況によっては、補償内容の確認が必要となる場合があります。

そのため、台風の接近が予測される場合はハザードマップであらかじめ駐車場所の安全性を確認し、リスクがあるなら事前に立体駐車場の2階以上などへ避難させておくという自衛の対策が効果的といえます。

まとめ

台風の被害から車を守るためには風と水の両方のリスクを想定し、気象情報をこまめに確認し、台風が接近する前に必要な対策を済ませておくことが大切です。

なお、台風が最接近して暴風雨になってからでは、看板の飛散や転倒などのリスクがあり屋外での作業は危険であることも念頭に置いておくことが大切です。

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