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初見でも安心!コインパから立駐まで駐車のコツ・虎の巻【くるまTips】

ドライブに出かけると、立ち寄った先で様々な種類の駐車場に停めることになります。そこで今回は、コインパーキング、立体駐車場、パーキングメーター、タワー式駐車場の、停め方のちょっとしたコツを解説します。

コインパーキングはロック板に注意!

コインパーキングは、短時間の利用を想定しており、数十分から長くても3時間ほど駐車する際に便利な駐車場です。駐車した時間によって利用料金は異なりますが、数百円の利用料金を入庫や出庫時に精算するため、コインパーキングと呼ばれています。

駐車スペースに車を停めると、ロック板が跳ね上がって車を固定します。料金を精算するとロック板が下がって出庫することができます。

場所によっては、ロック板ではなくセンサーによって車の入出庫を管理しているコインパーキングもあります。

車高(最低地上高)にも注意しよう

コインパーキングには駐車スペースにロック板があることが多いため、地上高の低い車は停められないことがあります。地上高とは、地面から車の一番低い部分までの距離です。事前に地上高を把握しておきましょう。

ロック板は、未精算のままでは出庫できないようにする車止めの役割があります。ただし、精算が済んでいるにも関わらず、技術的なトラブルでロック板が下がっていない場合があります。

筆者自身、精算が済んでいるにも関わらず、ロック板が下がっていないことがありました。下がっていると思い込んで車を発進させようとして、車とロック板がガリガリと音を立てて接触した経験があります。

精算済でも必ず出庫前にロック板が下がっていることを確認してください。

立体駐車場は周囲の車や歩行者に注意!

立体駐車場は、デパートや遊園地といった商業施設に含まれていたり隣接されていたりすることが多いビルタイプの駐車場です。駐車スペースが1階や2階など立体的な階層型になっているため、立体駐車場と呼ばれています。

立体駐車場はコインパーキングとは違い、駐車場の入り口で車の入出庫を確認しています。そのため、駐車スペースにはロック板などはありません。出口で料金を精算して出庫しない限りどこへ停めても問題がないのです。

例えば、1階の駐車スペースに車を停めたあとに、2階の駐車スペースに移動して停め直すことも可能です。

入出庫時はコンクリートの柱で見にくい

立体駐車場はコンクリートの太い柱が多く、視界が悪いことが多いです。また、駐車スペースが狭いことがあります。多くの車を駐車できるようにするため、軽自動車専用の駐車スペースなどもあります。

入出庫時は狭く視界も悪いため、周囲の車や歩行者などに注意しましょう。

パーキングメーターは制限時間を要確認!

©oka/stock.adobe.com

パーキングメーターは路肩に設置してあり、センサーで駐車車両の管理を行なうタイプの路上駐車場です。都市部の道路に多く、有名なところだと東京の銀座や横浜の中華街などに多く設置してあります。

路面の白線に合わせて車を停めます。パーキングメーターにはセンサーが取り付けられており、車の入出庫をセンサーで感知します。料金は駐車直後に支払うことで停められるようになります。

ただし、長時間の路上駐車は他車の迷惑となるため、「時間制限駐車区間」として時間制限が設けられています。パーキングメーターのある路上の駐車スペースは60分制限になっていることがほとんどです。

制限時間を超過して駐車すると駐車違反になるので注意してください。

白線をはみ出して駐車すると駐車違反に……

路肩に白線が書いてあるので、白線からはみ出さないように駐車します。白線をはみ出して駐車すると駐車違反になります。降車時に白線から車がはみ出していないか確認してください。

また、60分の時間制限が設けられていることがほとんどなので、60分以上駐車する可能性がある場合は、時間制限のない駐車場に停めるようにしましょう。

タワー式駐車場の利用は時間に余裕がある時に!

タワー式駐車場は、駅前などに多く見られるタイプの駐車場です。

エレベーターに乗るように、車を載せて運搬する役割を持つパレットという機構に一台ずつ載せて車を格納するのが特徴です。車の出し入れは誘導係員の指示に従って駐車します。

一度停めると車を出すまでに時間がかかるため、短時間駐車したい場合はあまり向いていないかもしれません。

1台あたりの入出庫時間が長い

タワー式駐車場は、車を駐車スペースへ格納するためのパレットに車を載せて駐車します。パレットには車のサイズや重量に厳しい制限があります。あまり大きく重い車は載せられません。

コンパクトカーでもギリギリなことが多いです。パレットの前方や側面に巨大なミラーがあれば、それらを見ながら慎重に入庫しましょう。

また、車は入庫してすぐに人の出入りのできないスペースに格納されます。忘れ物に気づいたとしても、すぐに車には戻れません。出庫時も一台ずつ車を出すので時間がかかります。

急いでいる時や短時間の駐車であれば、別のタイプの駐車場を利用したほうがいいかもしれません。

サイズが小さい車のほうが安心感がある

©olrat/stock.adobe.com

有料駐車場は、駐車スペースが狭いことが多いです。大きい車よりは小さい車の方が停めやすいでしょう。

もし、レンタカーを使って有料駐車場へ駐車する可能性があれば、用途にもよりますが、サイズの小さい車を選びましょう。

また、有料駐車場は、併設されているデパートや商店など決められた場所で買い物をしたり、サービスを利用したりすると割引されることがあります。

例えば、指定した店舗で2,000円以上の買い物をすると1時間分の駐車料金を無料にしてくれる、といったサービスを実施していることもあります。こうした割引サービスは積極的に活用してください。

他にも様々なタイプの有料駐車場があります。タイプ別の特徴や注意点、コツを網羅しておけば、どこへ行っても困ることはないでしょう。

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執筆者プロフィール
室井大和
室井大和
1982年生まれ。ライター歴6年、自動車業界9年。合わせて約15年。雑誌編集、記者、指定自動車教習所員資格保有。愛車はスズキスイフトスポーツ(33型)、BMW323i(E90型)、ジムニー(JB23型)。車はセダンではじ...

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