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新型オービス(レーザー式)運用開始!レーダー探知機が効かない理由とLHシステムとの違いと設置場所は?

LHシステムの設置場所

オービス 事前警告板

最新のLHシステムの設置場所は、主に関東と仙台・名古屋・大阪の主要都市周辺、それらをつなぐ幹線道路と高速道路に集中しています。
車両の最低地上高や圧雪により、地面のループコイルと走行車両の距離が離れると計測に誤差が生じてしまうので、降雪量の多い地域では、あまり運用されません。
LHシステムは、大きなレーダー装置がなく、カメラも小型化が進んでおり、非常に目立ちにくいのが特徴です。

設置場所を確認する方法

①看板で確認
オービスの設置されている路線には、設置場所の1~2kmほど手前に「速度自動取締機設置路線」と書いてある看板が設置されています。

②スマートフォンのアプリで確認
直前の看板以外でも、オービスの設置場所が示されたマップを見ることで、オービスの位置を確認することができます。

オービスの設置場所を確認できるアプリ「オービスガイド」

オービスガイド:iPhone

オービスガイド:Andorid

新型オービスはレーダー探知機が効かない!

レーダー探知機
TaitaFkm CC 表示 – 継承 3.0 / CC BY-SA 3.0
出典 : https://ja.wikipedia.org/

オービスの位置を教えてくれるレーダー探知機は、オービスが発するレーダー波を検知してドライバーに知らせる装置です。
そのため、車速計測にレーダーを用いないLHシステムおよびLシステムはレーダー探知機が動作しませんので、レーダー探知機がついているからと安心することはできません。
市販されている比較的新しいレーダー探知機であれば、レーダー探知に加えてGPSによる位置情報でオービス位置を記録しているものもあり、LHシステムの設置場所を教えてくれます。
しかし、レーダー探知機に登録されているオービス位置データが古い場合には、新規に設置されたLHシステムにはまったく反応しないため注意が必要です。

旧型オービスは撤去が進み新型LHへ更新へ?

オービス 自動速度違反取締装置

計測誤差の問題と、老朽化がすすむ「Hシステム」をはじめとするの旧型オービスに代わり、設置箇所を拡大している「LHシステム」。
基本的にはドライバーが速度超過に陥りやすい箇所と、速度超過による事故の危険性が高い場所に設置されますので、現在レーダー式オービスが設置されている箇所に代替する形で順次更新されていくでしょう。
もちろん、新規に設置される箇所も増えていきます。
GPSによる位置情報機能がないタイプのレーダー探知機や、設置箇所情報が旧いレーダー探知機を使用されている方は注意が必要になります。
新しいレーダー探知機の設置箇所情報は随時更新され、速度超過を犯すドライバーと警察によるネズミ捕りは、これまでどおりイタチごっこのように続くでしょう。
1基あたり数千万円の設置費用がかかる新型「LHシステム」は、ドライバーが車を維持する税金によって維持管理され、速度超過による事故撲滅のために年中無休で稼働しています。
事故がなくなり、オービスなど必要のない車社会になる未来は、まだまだ先のようです。

速度超過の取り締りに関する記事はこちら

執筆者プロフィール
MOBY編集部
MOBY編集部
新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...

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