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道交法・交通事故

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スピード違反は何キロで一発免停?罰金や違反点数は?

スピード違反とは?

©serikbaib/stock.adobe.com

スピード違反とは、車やバイクなどで道路を走行しているとき、道路交通法で定められた範囲を超えるスピードを出すことです。

数ある交通違反の中でも、スピード違反はトップクラスの検挙数となっており、その数は年間で100万件を超えるほど。

悲惨な事故に繋がりかねないため、警察による積極的な取締がおこなわれています。

一般的に「スピード違反」といえば「速度超過によるスピード違反」を指しますが、速度が低すぎる場合も「速度不足によるスピード違反」になります。

速すぎるのはもちろん危険ですが、遅すぎてもかえって危険になる場合があるため、適切な速度で運転をすることが重要です。

スピード違反になるのは何キロ?

法定速度か最高速度を超えたらスピード違反

スピード違反になる速度は道路ごとに定められているほか、状況によって変動する場合もあります。

基本的には、道路上に設置されている標識や、路面に書かれている標示で定められている速度よりも速い速度での走行がスピード違反です。

この、標識や標示で示されている速度のことを「最高速度」と言います。

また、最高速度がない場合でも「法定速度」によって速度の上限が定められています。普通車では以下の速度が法定速度となります。

  • 一般道:60km/h
  • 高速道路:100km/h

最高速度、法定速度、どちらも時速1km以上の超過があるとスピード違反です。スピード違反になる速度をまとめると以下のようになります。

最高速度の標識や標示がない一般道61km/h以上
最高速度の標識や標示がない高速道路101km/h以上
最高速度の標識や標示がある一般道や高速道路最高速度+1km/h以上

スピード違反時に交付される「切符」とは?

スピード違反だけでなく、自動車などで違反をすると「切符」と呼ばれる書類が交付されます。違反の重さによって色が変わり、それぞれ「白切符」「青切符」「赤切符」と呼ばれています。

この中でも「赤切符」は、一発で免停となる違反をしたときに交付されるもので、刑事罰として罰金刑や懲役刑が課されます。つまり、「前科」がつくのです。

違反時に交付される切符の色や内容などについて、詳しくは以下の記事で解説しています。

スピード違反の点数は?

免許は違反をするたびに点数が加算されていき、点数が6点以上になると免許の停止や取り消しといった行政処分の対象となります。

スピード違反の場合、定められた速度を1キロ以上超過するとスピード違反となりますが、超過したスピードが大きければ大きいほど、処分は重いものに。

スピード違反に限らず、重大な違反に対しては懲役や罰金といった刑事罰が課される(=前科がつく)こともあります。

スピード違反点数の一覧

超過速度点数
50km/h以上12点
(高速道路)
40km/h以上50km/h未満
6点
30km/h以上50km/h未満6点
(高速道路)
25km/h以上40km/h未満
3点
25km/h以上30km/h未満3点
20km/h以上の25km/h未満2点
20km/h未満1点

点数はリセットされる?

最後の交通違反から1年間無事故無違反であれば、スピード違反を含めそれまでに累積していた点数はリセットされます。

また、2年間無事故無違反の人は、その時点から3ヶ月の間に「軽微な違反」で加点されても、3ヶ月経過後にリセットされます。

軽微な違反とは、指定場所一時不停止等(2点)や通行禁止違反(2点)、シートベルト装着義務違反(1点)などの3点以下の違反のこと。ただし、これらは3ヶ月経過後にリセットされたとしても、次回更新時はゴールド免許ではなくなりますので注意しましょう。

スピード違反の反則金と罰金は?

©Keith Young/stock.adobe.com

点数の加算だけでなく違反ごとに反則金や罰金も課されます。

スピード違反となった速度に応じて、行政処分(=青切符)か刑事処分(=赤切符)いずれかの処分になります。行政処分の場合は反則金、刑事処分の場合は罰金の支払いが言い渡されます。

この反則金と罰金の違いについては、別の記事で解説していますのでそちらをお読みください。

スピード違反の反則金一覧

一般道では30km/h未満のスピード違反、高速道路では40km/h未満のスピード違反をしてしまった場合に反則金の支払いがあります。

超過速度普通車の反則金
(高速道路)
35km/h以上40km/h未満
35,000円
(高速道路)
30km/h以上35km/h未満
25,000円
25km/h以上30km/h未満18,000円
20 km/h以上25km/h未満15,000円
15km/h以上20km/h未満12,000円
15km/h未満9,000円

スピード違反の罰金額相場

一般道では30km/h以上のスピード違反、高速道路では40km/h以上のスピード違反をしてしまった場合、反則金ではなく罰金が発生します。

行政処分ではなく刑事処分となり、罰金額は裁判によって決定となるため、反則金と違い金額は変動があります。

超過速度罰金額の相場
30km/h以上35km/h未満5万〜6万円
35km/h以上40km/h未満 6万〜7万円
40km/h以上45km/h未満6万〜8万円
45km/h以上50km/h未満7万〜8万円
50km/h以上60km/h未満8万〜9万円
60km/h以上70km/h未満9万〜10万円
70km/h以上80km/h未満10万円
80km/h以上懲役・禁錮

スピード違反の罰金が払えないときは?

刑事処分の「罰金」をお金が足りないなどの理由で支払わないでいると、財産の差し押さえや労役場留置となる場合があります。罰金の納付書が到着してから2週間以内に支払わない場合は、検察庁から支払いの催促がきてしまいます。

略式裁判の判決後、罰金の支払い期限までは約1ヶ月ほどあります。その期間内にお金を貯める、用意するのが基本です。

ただし、罰金額が決定した時点で、罰金がすぐに払えないやむを得ない理由がある場合は、検察官にその旨を伝え、分割や期限の延長ができないかを相談してみましょう。

免停や免取、さらには懲役になることも

スピード違反は重大な事故に繋がりかねないことから、とても重い処分が課されます。

特に大幅なスピード違反の場合は一回の違反で免停、いわゆる一発免停となる場合があり、免停期間は最短でも30日間、最長で180日間です。

この免停期間中に車を運転してしまうと無免許運転となり、さらに重い処分である免許取消を受けることになります。

一発免停となるスピードは一般道と高速道路で異なりますが、どちらも危険な速度での走行となります。

免停は「前歴」にも注意しよう

「前歴」とは、「過去3年間に免停・免許取消しの処分を受けているかどうか」というもうひとつの判断基準のことです。

過去3年間に免停・免許取消しの処分を一度も受けていない場合は「前歴なし」、過去3年間で1回免停処分を受けた場合は「前歴1回」となります。スピード違反により同じ点数が増えた場合でも、「前歴なし」の人と「前歴1回」の人とでは免停期間が異なります。

前歴がある人ほど、少ない点数でも長期の免停となる仕組みです。

前歴回数ごとの免停期間と該当する点数に関しては、下の表をご覧ください。
※ 免許取消歴等の保有者が、一定期間内に再び免許の拒否・取消し又は6ヵ月を超える運転禁止処分を受けた場合は( )内の欠格期間が適用されます。

前歴0回1回2回3回4回以上
1点
2点停止90日停止120日停止150日
3点停止120日停止150日停止180日
4点停止60日停止150日取消1年
(3年)
取消1年
(3年)
5点停止60日取消1年
(3年)
取消1年
(3年)
取消1年
(3年)
6点停止30日停止90日取消1年
(3年)
取消1年
(3年)
取消1年
(3年)
7点停止30日停止90日取消1年
(3年)
取消1年
(3年)
取消1年
(3年)
8点停止30日停止120日取消1年
(3年)
取消1年
(3年)
取消1年
(3年)
9点停止60日停止120日取消1年
(3年)
取消1年
(3年)
取消1年
(3年)
10~11点停止60日取消1年
(3年)
取消1年
(3年)
取消2年
(4年)
取消2年
(4年)
12~14点停止90日取消1年
(3年)
取消1年
(3年)
取消2年
(4年)
取消2年
(4年)

最後の免停終了日から1年間無事故無違反であれば、前歴はリセットされ、0になります。

また、前歴がなくても過去1年以内に違反歴があると(累積点数)15km/h以下の1点の速度違反でも免停、免許取消となることがあります。(前歴なしの場合は、累積6点で免停30日)

執筆者プロフィール
MOBY編集部 高山 志郎
MOBY編集部 高山 志郎
平成元年生まれ、東京都出身。エナジードリンクをよく飲む。バイクやレーシングカートを経て車好きに。あまり人気がない車ばかり乗ってきたため、部品の流用やDIYに詳しくなった。結婚を機に普通の車(マツダ ロ...
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