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普通自動二輪免許(中型バイク免許)取得までの流れ|費用・日数など【運転免許Q&A】

普通自動二輪免許は排気量が400ccまでの中型バイクを運転するために必要な資格です。取得するために必要な書類、費用や日数などを解説します。

普通自動二輪免許取得の条件

年齢満16歳以上
視力1:両眼0.7以上+1眼がそれぞれ0.3以上

2:片方の視力が0.3未満の場合、
もう片方の視野が左右150度以上で、
視力が0.7以上
色彩識別赤色・青色・黄色の3色が識別できる
聴力10メートルの距離で90デシベルの
警音器の音が聞こえる
(補聴器による聴力を含む)
運動能力1:自動車の運転に支障を及ぼす
身体的な障害がない。

2:自動車等の運転に支障を及ぼす
身体的な障害があるが、補助手段を
講ずることにより自動車等の運転に
支障を及ぼす恐れが無いと認められる

以上の条件を満たしていても、教習所によっては入校を拒否される可能性があるため、不安がある場合は事前に教習所で確認すると良いでしょう。

普通自動二輪免許の取得までの流れ

普通自動二輪免許取得までのフローチャート
普通自動二輪免許取得までのフローチャート

普通自動二輪免許を取得する方法は大きく分けて2つあります。1つは教習所に通ってから試験場で受験する方法、もう1つは直接試験場で受験をする方法です。

免許取得までの最短日数・費用

教習所の通い・合宿と一発試験の3つ方法における最短日数と費用を、AT車・MT車に分けて解説します。

費用に関しては免許を所持していない場合の相場金額を記載しています。教習所や普通免許の所持などによって変わるため、あくまで目安の金額として参考にしてください。

MT車の最短日数・費用

取得場所最短日数費用
教習所通い12日180,000円
合宿8泊9日160,000円
一発試験即日22,300円

AT車の最短日数・費用

取得場所最短日数費用
教習所通い11日160,000円
合宿8泊9日140,000円
一発試験即日22,300円

一発試験の費用

一発試験の費用、22,300円の内訳は以下の通りです。

  • 受験料:2,600円
  • 試験車使用料:1,450円
  • 免許証交付料:2,050円
  • 取得時講習受講料:16,200円

受験料と試験車使用料は試験を受ける度に発生します。

一発試験は即日で免許取得できるが高難易度

一発試験は教習所での技能教習などがなく、試験場で直接取得するので即日で取得することができます。

ただ、一発試験は教習所に通う場合と比べて、かなり難しく、1回目で合格するケースはほぼ皆無です。詳しくは試験場での学科試験の項目で解説します。

教習所(自動車学校)での流れ

教習所に入校してから卒業するまでの流れは以下の通りです。

  1. 入校の申し込み
  2. 入校手続き(オリエンテーション)
  3. 適性検査
  4. 第一段階
  5. 修了検定
  6. 仮免学科試験
  7. 第二段階
  8. 卒業検定

卒業検定を終えると、いよいよ運転免許試験場での受験をすることになります。

一発試験の難易度

一発試験は合格率が20%以下とされていますが、この数字には再試験者も含まれるので、1回目の試験で合格する可能性はほとんどないのが実態となっています。

さらに、一度試験に落ちると再度受験するためには2週間以上の感覚を開ける必要があるため、教習所に通った方が早く免許が取れてしまいます。

警視庁が公表している統計によると、およそ9割が教習所を卒業してから試験場で受験をしているとのことです。

運転免許試験の内容と必要書類

教習所の卒業検定に合格したら、いよいよ運転免許試験場での受験です。必要書類を揃えたうえで、学科試験や適性検査に臨みましょう。

運転免許試験場で行われるのは、適性検査と学科試験の2つ。一発試験の場合はこの2つに技能試験が追加されます。

受験をするための予約は必要ありませんが、当日の決められた時間までに試験場で受付を済ませる必要があります。

事前に準備が必要なもの

免許の取得には以下のものが必要になります。

  • 住民票の写し(コピーはNG)
    役所で発行できます。費用は自治体によって異なりますが、300円ほどです。カードタイプの住民票もあるので、役所の機械を使えば待ち時間も短縮できて便利です。
  • 印鑑
  • 証明写真(6ヶ月以内に撮影したものでサイズは縦3.0cm横2.4cm)
    試験場で無料で撮影できますが、お金をかけてでも写真屋で良い写りのものを手に入れる方もいます。
  • 免許の取得に必要な現金
    受験料や交付手数料など
    (都道府県によって費用が異なるので、各運転免許センターで確認してください)
  • 筆記用具
  • 必要に応じて眼鏡・コンタクトなど

一発試験の場合は以下も必須

  • ヘルメット(フルフェイスが好ましい)
  • グローブ
  • ブーツ(くるぶしが隠れるもの)
  • 長袖長ズボン

適性検査

試験場で行う適性検査は、運動能力検査と運転適正検査の2つ。

運動能力検査

記事冒頭で説明した、普通自動二輪免許を取得するための条件を満たしているかどうかを確認します。

視力が悪い場合、眼鏡やコンタクトレンズを忘れると当日は免許が取得できない可能性があるので注意しましょう。

運転適正検査

運転適正検査はアンケート形式で行われ、受験者の性格や行動を分析します。こちらは運動能力検査と違って、結果による合否への影響はありません。

あくまで自分の性格を理解し、安全運転に活かすためのものなので、正直に回答したほうが良いでしょう。

学科試験

試験場で行われる学科試験の概要は以下の通りです。

  • 制限時間:50分
  • 問題数:95問
  • 合格点:90点以上

学科試験はマルバツで回答する正誤問題です。100点満点で、そのうち90点以上であれば合格となります。問題は第一段階・第二段階の両方から出題されるため、広範囲の予習・復習が必要になります。

教習所を卒業している場合、学科試験に合格すれば免許が交付されます。

すでに普通自動車免許を取得している場合は再度学科試験を受ける必要はありません。

一発試験の場合

一発試験は、教習所を卒業した場合の内容とは異なります。まず、仮免試験に合格後、本免試験が実施されます。

  1. 仮免学科試験
  2. 仮免技能試験
  3. 本免学科試験
  4. 本免技能試験

取得時講習・応急救護講習は本免試験の合格後に行われる講習で、試験ではありません。

技能試験

一発試験が難しいと言われている理由はこの技能試験にあります。

試験場で車を貸し出され、警察官が検定員として同乗した上でコースを走行します。

バイクの乗り方からすでに試験は開始されます。教習所では状況に応じた行動を教官が教えてくれますが、それを経ずに本番なのでかなり高難易度になります。

取得時講習・応急救護講習

一発試験で無事に本免試験に合格した場合、取得時講習と応急救護講習を受講する必要があります。試験ではないため、講習に関する準備は必要ありません。

【まとめ】最短で免許を取得するなら合宿がおすすめ

教習所に通うことを前提に、費用をかけずに最短の取得を目指すのであれば合宿免許がおすすめです。

合宿では教習プランが事前に決まっており、技能教習が受けられないために時間がかかってしまうということがありません。また、合宿の方が通いよりも安い傾向にあります。

通いでは、自分の生活に合わせて技能教習の時間を予約することができますが、3月や8月といった教習所の繁忙期には予約が取れないことがあるので注意しましょう。

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執筆者プロフィール
MOBY編集部
MOBY編集部
新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...

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