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自動車のタイヤの交換時期と寿命|溝のスリップサイン・走行距離・製造年数など判断基準は?

車のタイヤの交換時期はいつ?寿命をどうやって判断する?

タイヤ交換イメージ画像

タイヤは使い続けていると劣化し、本来の性能を発揮できずスリップの原因となり、事故のリスクを引き上げます。安全運転のためには、タイヤの寿命をみきわめ、新品への交換が必要です。

また、事故を起こさずとも、タイヤの残り溝が1.6mm未満の場合は保安基準適合外となり、取締の対象となってしまいます。もちろんこの状態では車検も通りません。

「タイヤが減ったら早めに交換をしましょう」とは言われるものの、あとどれだけタイヤが使えるかを自分で判断するには、スリップサインの見方や、ゴムの劣化具合を診断する必要があります。正確なタイヤの交換時期を判断するための4つのポイントを紹介します。

※この記事では寿命となったタイヤの交換時期の判断方法を解説しています。夏冬タイヤの交換時期を知りたい方は以下の記事をご覧ください。

タイヤの寿命・交換時期の目安①溝・スリップサイン

スリップサインの場所を示したサイドウォールの矢印
スリップサインはタイヤ側面「▲」マークの上にある

タイヤの寿命は「スリップサイン」でチェックできます。スリップサインとは通常、タイヤの溝の奥に隠れている突起です。タイヤ側面の「▲」マークが描かれた部分にあり、タイヤの溝がすり減り、溝の深さが1.6mmを切ると、スリップサインが露出します。

タイヤの残り溝が少なくなってくると、タイヤのトレッド面の排水性能が低下し、雨天走行時のスリップの原因になります。さらに、低速でもハイドロプレーン現象が起こりやすく、コントロール不能による交通事故が懸念されます。

また、タイヤに6箇所あるスリップサインが1つでも露出していると道路運送車両の保安基準を満たしていないため法令違反になってしまいます。スリップサインが露出する前(=溝の深さが1.6mmになる前)に、新品のタイヤへ交換しましょう。

【簡単】10円玉を使ってタイヤの寿命を確認しよう

タイヤの溝の深さを測る道具に「ウェアインジケーター」がありますが、ここでは10円玉を使った夏タイヤの寿命の簡単な確認方法をご紹介します。

タイヤの溝に対して「10」の文字を刺すようにして10円玉を差し込みます。このとき、10円玉の「10」の文字が全て見えるようなら、残り溝が約4mm以下ということ。そろそろスリップサインが露出してしまうので、交換時期です。

タイヤの偏摩耗にも注意

偏摩耗は幅の広いタイヤで発生しやすく、タイヤのトレッド面が均一に減らずに一部だけに偏って摩耗すること。この場合、タイヤの外側はまだまだ溝があるのに内側がスリップサインが出てしまうことがあります。もちろんこの状態でも、スリップサインが出ている時点で走行はNG。速やかなタイヤ交換と、サスペンション・ホイールアライメントの点検をおすすめします。

タイヤの寿命・交換時期の目安②走行距離

走行距離によって、スリップサインが出始める時期をある程度予想することもできます。

新品時のタイヤ溝は約8mmほど。一般的な車の場合、5,000kmで1mmタイヤが減るといわれているので、タイヤの摩耗の進行は、車の車重や速度、操作、また路面状況でも大きく変わりますが、走新品タイヤ交換時から約3万km走行したら、スリップサインが出始めると計算することができます。

タイヤの寿命・交換時期の目安③ゴムの劣化やヒビ割れ・傷

サイドウォールがひび割れたタイヤ

指で押しても弾力が無かったり、画像のように側面(サイドウォール)にひび割れがある状態は、タイヤが劣化し、交換時期を迎えているサインです。硬化して固くなったタイヤではスリップしやすく、ひび割れや傷のついたタイヤはパンクやバーストを誘発するおそれが。走行距離が少なく、溝が残っていても危険ですので、早めに交換しましょう。

タイヤを劣化させないためには、保管方法に注意することが大切です。直射日光や風雨にさらされる屋外は避け、空気圧を適正値の半分程度に下げて平積みで保管することで、タイヤにかかる負荷を減らすことができます。

また、路面の砂利や落下物でタイヤが傷ついた場合は、そこから傷が拡大する恐れもあるため注意が必要です。

タイヤの寿命・交換時期の目安④製造年数

タイヤの製造年と製造週が記載された部分
pika1935CC  2.0 / CC BY 2.0
出典: https://www.flickr.com/

タイヤは使用していなくても経年劣化によってゴムが寿命を迎えてしまうため、多くのタイヤメーカーは約10年の使用を期限として設定しています。(実際には使用条件や保管環境によっても寿命は変わってきます)そのためタイヤの製造年がわかれば、タイヤの寿命を目安として把握しておくことができます。

購入時期を忘れてしまった場合でも、タイヤを見るだけで製造年週が確認できます。2000年以降の製造番号では、タイヤ側面の4ケタの数字がタイヤの製造された製造年と製造年週を意味します。

画像のタイヤの、側面のホイールに近い部分には「BMC2914」という表記が見えます。前半の「29」は「第29週目」、「14」は「2014年」を示しています。つまりこのタイヤは2014年の第29週(7月半ば)に製造されたということですので、どんなに溝が残っていても2024年には新品に交換するべきといえます。

タイヤの製造年数の読み方について詳しくは、以下の記事もご覧ください。

スタッドレスタイヤの寿命・交換時期の判断基準は?

スタッドレスタイヤの寿命は、使用条件によっても異なりますが一般的には3~5シーズン程だと言われています。しかしあくまで交換時期の目安なので、こまめな点検を欠かさないことが重要です。

スリップサインに加えてプラットフォームもチェック!

スタッドレスタイヤのプラットフォームとスリップサイン
プラットフォームはタイヤ側面「↑」マークの上にある(© 伊藤友春)

スタッドレスタイヤの寿命の判断方法は、基本的には上で紹介した方法と同じですが、残り溝に関しては、スリップサインに加えて、スタッドレスタイヤには「プラットフォーム」があります。

プラットフォームはスタッドレスタイヤ側面の「↑」マークが描かれた部分にあります。プラットフォームが露出した状態は、新品状態から溝の深さが50%以下になったことを示しています。この状態のスタッドレスタイヤは冬用タイヤとしてすでに寿命を迎えています。

冬タイヤとして使用する予定のスタッドレスタイヤについては、プラットフォームが露出していてスリップサインがまだ露出していない場合でも、非常に滑りやすくなっていて危険ですので早めに交換しましょう。

【簡単】100円玉を使ってタイヤの寿命を確認しよう

100円玉を使った、スタッドレスタイヤの寿命の簡単な確認方法をご紹介します。

100円玉のフチから「1」までの長さは約5mm、新品スタッドレスタイヤの溝の深さは約10mmです。そのため、100円玉を溝に差し込んで数字の「1」が見えたらほぼ50%摩耗していることになり、タイヤ自体の交換時期だとわかります。

安全なタイヤで走ることは乗員の命を守ること

サマータイヤ

どれだけ高性能な車でも、タイヤの性能が車の性能の上限です。それは自動ブレーキが装備された車であろうと、自動運転が搭載された車であろうと同じこと。車が4本のタイヤを使って運動している以上、タイヤが十分な性能を発揮できなければ、どれだけ優れた機能も無意味なものになってしまいます。タイヤの適切な交換時期を知ることは、乗員の命を守ることにもつながります。

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この記事の執筆者
MOBY編集部

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