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CVTフルードは交換不要?交換時期や方法、料金などを解説
国産オートマ車の主流となっているCVT専用のオイル、CVTフルードについて解説します。「CVTフルード」とは何かから、メンテナンス方法、交換時期までお伝えします。
目次
「CVTフルード/CVTオイル」とは?
CVTフルードとは、「CVT」の内部を円滑に動作させるための潤滑剤のことをいいます。「CVTオイル」とも呼ばれますが、厳密に言えば、オイル=潤滑油となり、フルードは「液体」となり少し異なるものとなります。フルードには、オイル以外の成分が多く含まれているためです。
CVTとは?
CVTとは、英語の「Continuously Variable Transmission」頭文字を取ったもので、直訳すると「連続可変変速機」となります。
日本の自動車用語では「無段変速機」と呼ばれ、段階のないトランスミッションとなります。
CVTをはじめ、トランスミッションについてはこちら
CVTの仕組み
CVTはエンジン側とタイヤ側の間に2つのプーリー(滑車)があります。それぞれのプーリーは2枚の板で構成され、その板の幅は可変できるようになっています。板の幅を狭くするとプーリーの間のベルトは圧迫されてプーリーの中心部へ行き、逆に広くするとプーリーの外側にベルトが移動します。
このプーリーの幅の可変とベルトの移動の差異を用いてタイヤ側の回転数を可変させるトランスミッションがCVTです。
下の動画は、ダイハツ タント新型に搭載された「D-CVT」の模式図です。一番左の青い部分がCVTのプーリー部分です。ここに注目してご覧ください。
- 執筆者プロフィール
- 山北吏(つかさ)
- 1989年生まれ。現役整備士(整備士3級)webライター。webライター歴は1年半。愛車はインプレッサ(GH8)。車に乗るなら絶対MT!実家が田舎だったこともあり山道は得意!整備士として働き始め3年目。前職は輸入業...