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「ホントに自動車メーカー?」車中泊用のホンダ純正アクセサリーがヤバすぎた
軽バンでも大人二人がラクラク就寝できる!
STEP WGN AIRと一緒に展示されていたのは、個人事業主や若者をターゲットとし、装備を充実させ趣味にも使える「N-VAN +STYLE FUN(純正アクセサリー装着車 車中泊仕様)」。どのようなアクセサリーが用意されているのでしょうか。
N-VANはBピラーを省いたことで、開口部を広く取れるのが特長です。そこで目を引くのが、助手席側の窓に取り付けられたメッシュ状のネット「ウインドウメッシュ」です。
車内で窓を開けていると、虫の侵入は避けられません。しかし、締め切っていると夏はかなり暑くなってしまいます。このウインドウメッシュを取り付けておけば、窓を開けっ放しにしていても、虫の侵入を防止することが可能です。
また、運転席と後席のシートを倒してフラットにすると、スマホやドリンク、時計などを置くスペースが無くなってしまう場合があります。そこで役立つのが「簡易テーブル」です。木製で安定感もあり、高さやサイズがちょうどよく、使い勝手が良さそうです。
その他にも、車内の前席上部に取り付ける「ルーフコンソール」を設置することで、収納スペースを増やすことができます。ティッシュの取り出し口が付いているので、頭上から素早くティッシュを取り出すことが可能です。
N-VAN +STYLE FUN(純正アクセサリー装着車 車中泊仕様)の特長について担当者に話を聞きました。
「自動車のパーツを開発している株式会社ホワイトハウスと共同で企画した、クイックエアマットを装着しています。このマットを敷けば、大人二人が車内で快適にくつろぐことが可能です。
使わないときは小さく折りたたんでおき、使うときはフットポンプで簡単に空気を入れてベッドとして使用できます。」
実際にクイックエアマットに寝そべってみると、コンパクトに折りたためる簡易ベッドとは思えないほど寝心地がよく、ちょっとした休憩だけでなく、落ち着いて就寝できます。
テールゲートカーテンのお陰でプライバシースペースが拡大
前述の担当者は、純正アクセサリーのさらなるメリットを次のように説明します。
「リアのテールに取り付けて使用する「テールゲートカーテン」を取り付ければ、光を遮るだけでなく、跳ね上げたテールゲート部分を3方向から完全に覆うことができます。
車内と同じようにプライバシースペースを拡大でき、まるで第2の室内のように使うことができます。
このスペースを使って、休憩はもちろんのこと、着替えをしたり、釣りのための準備を行ったりすることも可能で、跳ね上げたテールゲート部分の活用方法は無限に広がります。」
実際、テールゲートカーテンに覆われた車内に入ってみると、外から見ているよりも広く感じました。このスペースにミニテーブルを設置しておけば、靴を履いたまま食事をする、PCを持ち込んで、ちょっとした作業を行う、といった使い方もできそうです。
ホンダアクセスの純正製品ならではのフィット感や統一感もあり、機能も充実した「車中泊アクセサリー」。
これまで、ステップワゴンやN-VANで車中泊を楽しんでいたユーザーだけでなく、これからアウトドアやキャンプを楽しみたいと考えているユーザーにとっても、こうした車中泊を想定した純正アクセサリーが揃うのは大きなメリットとなるでしょう。
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- 執筆者プロフィール
- 室井大和
- 1982年生まれ。ライター歴6年、自動車業界9年。合わせて約15年。雑誌編集、記者、指定自動車教習所員資格保有。愛車はスズキスイフトスポーツ(33型)、BMW323i(E90型)、ジムニー(JB23型)。車はセダンではじ...