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新型でももちろん登場?GR86の最強モデル『GRMN86』発売に期待高まる

新型GR86でも『GRMN』期待…2025年までに登場ある?

トヨタ GR86

先代86をベースに登場したコンプリートカー『86 GRMN』と同様に、現在販売されているトヨタ GR86をベースにした『GRMN86』が登場することを期待するファンは決して少なくないようです。

GR86の発売日は2021年10月28日で、執筆時点は約1年が経過しています。先代86では、2012年2月に86が発売され、それから約3年10カ月後に86 GRMNが登場。GR86はまだ登場から日が浅く、商品力もまだ十分に高いと思われるため、今すぐにGRMN86が登場する可能性はほとんどないと考えられますが、先代同様、ベースモデルの発売から3年から4年ほど経ったタイミングで『GRMN』を投入する可能性は、十分に考えられます。

ところで、トヨタは2025年までに全車種に電動化したグレードを設定し、エンジン専用車をゼロにする電動化計画を発表しています。GR86はハイブリッドやバッテリーEVを展開をもたない、純ガソリンエンジン車であるため、この計画に沿ったモデルサイクルを辿るとすれば、現在のパワートレイン展開では2025年にモデル終了となることが予想可能です。

そのため、仮にGRMN86が登場するのであれば、遅くとも2025年内であると予想でき、前述のGRMN投入タイミングとして予想できるベースモデル発売後の3年から4年の期間内と組み合わせれば、2024年10月から2025年10月までの間に、GRMN86が発売されると言えるのではないでしょうか。

「軽くて安いスポーツEV」登場に期待

2.4リッターエンジンの性能煮詰め250馬力に?“究極のGR86”として即完売か

GR86のコンプリートカー『GRMN86』が登場する場合、GR86からどの程度、走行性能が向上しているのかという点を気にするユーザーは少なくないと思われます。

GR86は、先代と同じくスバルの水平対向エンジンにトヨタのガソリン直噴エンジン技術を組み合わせているものの、排気量は2.0リッターから2.4リッターへ拡大。排気量の拡大により最高出力、最大トルクともに向上していて、特に低回転域から高回転域までをフラットな出力特性としたことで、パフォーマンスが大幅に向上しました。

GRMN86では、この低速域から伸びるフラットな特性はそのままに、より高回転域での出力向上が期待でき、具体的には、GR86では7000回転で235馬力発生のところ、GRMN86は7300回転で250馬力発生といったところでしょう。

また、カーボンファイバー製パーツへの換装のほか、リアシートの撤去による2シーター化による軽量化も実施されると予想され、そのほか足回りでも86 GRMN同様に強化が予想されることが考えられます。どのような外観となるかは、以前トヨタが「法規度外視」として公開した『GR PARTS Concept』がその参考となる可能性があります。

いっぽう、86 GRMNでは大幅に変更されたトランスミッションですが、GR86のギア比は2速から6速まで86 GRMNと同じ、クロスレシオのものとなっています。そのため、トランスミッションに関しては、ファイナルギアの変更のみに留まるかもしれません。

いずれにしても、GRMN86で予想される走行性能は、GR86で向上した低回転域での力強さはそのままに、より高回転域での出力を向上。全回転域で使いやすく、サーキットでの走りが気持ちいい“究極のGR86”としてデビューし、GRMN86も、これまで同様、即完売となるのではないでしょうか。

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