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【スズキ新型クロスビー 細かすぎる試乗レビュー】良い評価と悪い口コミを検証!

スズキ新型クロスビーの試乗レビュー

新型クロスビーのアンダーミラー

今回、都内近郊の市街地と高速道路を試乗ルートとしました。

街中では小型クロスオーバーSUVということもあり、細い路地などでも取り回しが楽で操作性も良く、助手席側のドアミラーに付いているサイドアンダーミラーで死角軽減になっていたりと不慣れな人でも安心して運転することができます。

高速走行では、車高が高いこともあり風の抵抗を受けやすいかと予想をしていましたが、不安になることもなく走行安定性は高く感じたほか、1Lターボハイブリッドのおかげで力強く加速します。走行中の静粛性もある程度確保されていました。

今回、悪路や雪上では走行していないため、どの程度の走破性があるかは確かめられなかったですが、様々な機能的にも期待ができそうです。

新型クロスビー以外のスズキ ハイブリッド車に関する記事はこちら

【徹底検証】スズキ新型クロスビーは車中泊に最適か?

車中泊に使いたいという声が多いですが、上記写真のように後部座席を倒しただけのシートアレンジ(1,165mm)では、なかなか寝られる状態ではありません。

純正マットや社外品で販売されているベッドクッションなどを活用すれば、1泊くらいの車中泊はできると予想できます。

【気になるところを押してみた】スズキ新型クロスビーのスイッチチェック

ハンドル全体

スズキ新型クロスビー ステアリング

ハンドルスイッチ左側

スズキ新型クロスビー ステアリング スイッチ

オーディオスイッチ
オーディオの音量調整などが操作できます。

ハンドルスイッチ右側

スズキ新型クロスビー ステアリング スイッチ2

クルーズコントロール
高速走行やロングドライブでの走行をアシストする機能です。

走行モードの切替スイッチ

①ヒルディセントコントロール

ブレーキ操作をしなくても自動的に車速を7km/hにコントロールし、急な下り坂でも車速を制御します。

②グリップコントロール

タイヤの空転が発生した車輪のブレーキ制御を早めにかつ強くすることで、ぬかるみや滑りやすい路面での発進をサポートします。

③スノー

必要以上のエンジントルクを抑制し、タイヤの空転を抑えることで、雪道やアイスバーンでスムーズな発進、加速をサポートします。

④スポーツ

力強いトルクを発揮し、エンジン回転数を高めにキープすることで、パワフルでスポーティーな走りを味わえます。

メータパネルの走行モード切替表示画面

「ヒルディセントコントロール」「グリップコントロール」「スノー」「スポーツ」それぞれのスイッチを押すとメーターパネルにアニメーションが表示されます。

エアコンスイッチ

【①エアコンの風量を上げるスイッチ】

【②エアコンの風量を下げるスイッチ】

【③エアコンの温度を上げるスイッチ】

【④エアコンの温度を下げるスイッチ】

【⑤外気/内気の切り替えスイッチ】

【⑥冷房・除湿機能のON/OFFスイッチ】

【⑦エアコン機能のOFFスイッチ】

【⑧エアコン機能のオートエアコンスイッチ】

【⑨フロントガラスのデフロスタースイッチ】

【⑩リアガラスのデフロスタースイッチ】

【⑪吹き出し口切り替えスイッチ】

ハンドル左下スイッチ

①ふらつき警報機能OFFスイッチ

走行中のふらつきや蛇行などをシステムが感知した場合に鳴るブザー音をOFFにするスイッチです。

②アイドリングストップ機能OFFスイッチ

信号待ちなど停車している際のアイドリングストップをOFFにするスイッチです。

③パーキングセンサー機能OFFスイッチ

駐車時などの障害物に対する警告をOFFにするスイッチです。

④デュアルセンサーブレーキサポートOFFスイッチ

誤発進抑制機能をOFFにするスイッチです。

⑤車線逸脱警報機能OFFスイッチ

走行中(約60km/h~約100km/h)に車線の左右区画線を検知した場合に鳴るブザー音をなどOFFにするスイッチです。

ボンネット開閉スイッチ

ボンネット開閉スイッチは、運転席側の足元に設置されています。

給油口スイッチ

給油口スイッチは、運転席の下に設置され給油口は左側です。

シートヒーターのスイッチ

シートヒーターのスイッチは、運転席、助手席ともにセンターコンソール側に設置され、押すと即座にシートが暖かくなります。

シートヒーターやクルーズコントロールに関する記事はこちら

スズキ新型クロスビーのさらに細かすぎるレビュー

ライトの光具合チェック

ヘッドライト

ヘッドライトの消灯から点灯のGIF画像です。
LEDヘッドランプは円形の光が前方を照らすほか、オートレべリング機能(自動でヘッドライトの照射範囲を調整)もついています。

テールライト

テールランプの消灯から点灯のGIF画像です。
ブレーキペダルを踏むとC字型の光が点灯し、真ん中の上部分ウィンカー、下側がバックランプという形でそれぞれ作動します。

窓はどこまで開く?

フロントウィンドウの全閉状態

フロントウィンドウの全開状態

スズキ新型クロスビー ウィンドウ 助手席

フロントの窓は、大きく全開で開くことが出来ます。

リアウィンドウの全閉状態

スズキ新型クロスビー ウィンドウ 後部座席2

リアウィンドウの全開状態

スズキ新型クロスビー ウィンドウ 後部座席

最近の車は、リアの窓が完全に下がるものが少ないですが、新型クロスビーは全開で開くことができます。
後ろ側の窓ははめ込み式となっています。

ホイールデザイン

スズキ新型クロスビー ホイール

16インチのアルミホイールとなっており、スタイリッシュで力強いデザインとなっています。
純正装着としては珍しい「175/60R16」というサイズを装着していますが、各種タイヤメーカーにはラインナップされていることが多いです。

新型クロスビー ドアの開閉状態

フロントドアの開閉

リアドアの開閉

前後のドアともに3段階の開閉調整が可能で、狭い駐車場でも隣の車を気にすること無く乗り降りができます。

スズキ新型クロスビーの良い評価と悪い口コミを徹底検証

【良い評価】後部座席の足元は広い

スズキ新型クロスビー 後部座席の足元2
スズキ新型クロスビー 後部座席の足元

口コミでは「後部座席の足元は広い」という評価があります。

実際に、身長170cmのMOBY編集部スタッフが乗車したところ、シートスライドを目一杯前にした場合は膝がフロントシートに触れますが、一番後ろまで下げていると拳ふたつ入るくらいの余裕があり口コミ通りの評価と言えます。

【良い評価】良く走るエンジンとトランスミッション

スズキ新型クロスビー エンジン

口コミでは「良く走るエンジンとトランスミッション」という評価があります。

新型クロスビーは、1.0L直噴ターボエンジンを搭載しています。
実際に試乗してみても街中では軽快に走ります。
高速走行では、1Lターボとハイブリッドのおかげでスムーズな加速と力強い走りを体感でき、高い動力性能を感じました。

6ATのトランスミッションは、回転数に応じた変速をおこなってる感じがあります。また、パドルシフトで任意のシフトチェンジも可能な為、よりレスポンスの良い加速が味わえます。

【良い評価】使いやすいスイッチ類

口コミでは「使いやすいスイッチ類」という評価があります。

運転席から手の届きやすい場所に配置されたスイッチや運転中のボタン操作を考慮されたボタンサイズなどユーザビリティーに優れたスイッチ配置と言えます。

【良い評価】ふかふかのシート

口コミでは「ふかふかのシート」という評価があります。

運転席や後部座席ともに柔らかさがありつつ、座り心地がちょうど良いクッション性があります。

今回の試乗車(ハイブリッド MZ)には前後シートに撥水加工が施されており、多少の水分であればすぐに拭くことができます。

【良い評価】スポーツモードが楽しい!

ハザードスイッチの脇にある走行モードの切り替えスイッチ。

このスポーツモードがトルクフルで楽しいと高評価です。
たまにはキビキビとした走りを楽しみたい方には嬉しい機能といえるでしょう。

【悪い口コミ】乗り心地が悪い

口コミでは「乗り心地が悪い」という評価があります。

今回、街乗りと高速走行の両方を試乗してみての結果として、車格がコンパクトなわりに車高が高いということもあり、右左折やカーブなどで身体が左右に振られやすい点から「乗り心地が悪い」という口コミに繋がったのかと推測されます。

【悪い口コミ】ラゲッジスペースが狭い

口コミでは「ラゲッジスペースが狭い」という評価があります。

新型クロスビーのラゲッジスペースはメーカー公式数値で525mmとなっています。実際に普段の使い勝手から考えると少し狭い感じは否めません。

ですが、一般的なサイズのゴルフバックが1つ積めるほか、B型タイプの薄型なベビーカーなどであれば、ラゲッジボードを外すことで縦向きに積むことが可能なようです。

車体サイズからすると大きな荷物は積みにくい印象は受けますが、工夫次第では色々なものが積めると言えます。

【悪い口コミ】価格が高い

普通車なので軽自動車よりも価格が高いのは当然ですが、ジムニーシエラよりも高くスイフトスポーツに迫る価格という点が「価格が高い」という評判の原因のようです。

あだ名である”デカハスラー”のイメージだと割高感があるかもしれませんが、「ハイブリッドの普通車」であることを考えると適正価格であるといえるでしょう。

ブレーキの制御に違和感

回生ブレーキや、衝突回避支援システムである「デュアルセンサーブレーキサポート」などブレーキに介入する機構が複数備わっているためか、一定の踏力で踏んでいても制動力に変化が生じるタイミングがあるようです。

もっとも、不具合として扱われるレベルではないのですが欠点として認識している人が一定数存在するのも事実のようです。

スズキ新型クロスビーのライバル車種

新型クロスビーと比較されやすい4車種を紹介します。

どれも価格帯やサイズ感では少し上になりますが、実際に購入を検討しているユーザーが比較している車種です。

スバル XV

スバル XV 2017

スバル XVは、インプレッサから派生したクロスオーバーSUVになり、価格帯は約214万円~約270万円で、グレードは全4種で駆動方式はすべて4WDです。

ホンダ ヴェゼル

ホンダ ヴェゼルHYBRID Z・Honda SENSING

ホンダ ヴェゼルは過去に3年連続で国内SUV販売台数トップを誇ったホンダの人気車種です。
価格帯は約208万円~約292万円で、グレードは全7種類、駆動方式は2WD・4WDと選ぶことができます。

マツダ CX-3

新型 マツダ CX-3 2017

マツダ CX-3は「SKYACTIV TECNOLOGY(スカイアクティブ技術)」を全面的に詰め込んだ新世代マツダ車の第5弾となる車です。
価格帯は約211万円~約330万円で、グレードは全8種、駆動方式は2WD・4WD、エンジンはガソリン・ディーゼルと選ぶことができます。

日産 ジューク

日産 ジューク 15RX パーソナライゼーション 2014年型

日産 ジュークは、「これまでにないコンパクトカー」というテーマで開発された小型クロスオーバーSUVです。
価格帯は約197万円~約347万円で、グレードはニスモ仕様を合わせると全14種類、駆動方式は2WD・4WDと選ぶことができます。

スズキ新型クロスビーの総評

新型XBEE(クロスビー)の売れ筋情報や口コミを中心に紹介してきました。

200万円前後の価格帯で考えると競合車が多くなりますが、SUVならではの頼れる走行性能と高い安全技術やターボエンジンの力強さが特徴です。

さらに、新型クロスビーの派生モデルとして、大人をターゲットにした「XBEE OUTDOOR ADVENTURE(クロスビー アウトドアアドベンチャー)」という上質な木目を基調とした内外装がポイントの車種が発表されており、通常モデルふくめてアクティブユーザーにおすすめな車と言えます。

スズキ 新型クロスビーに関連する記事はこちら

スズキのコンパクトカー人気車種一覧比較

執筆者プロフィール
MOBY編集部
MOBY編集部
新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...

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