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すばるの星となったアイツ…今でも惜しまれるスバルの最後になった車たち【推し車】

自動車の技術は日進月歩、単純なエンジン車から電動化やEVへ、運転も完全手動から運転支援、限定的な自動運転へと移り変わる過渡期の現在は、なおさらそう思います。

しかし新しい技術が登場すれば古い技術が消えていくのも世の流れ、それがメーカーの特色でもあればファンが悲しむほどの衝撃を与えることすらありますが、今回はそんな中でも「スバルで最後になったクルマたち」を紹介します。

スバル最後の直3エンジン車

ドミンゴ(2代目・1998年販売終了)

スバル ドミンゴ(2代目)

今なら水平対向、かつては軽自動車用直列4気筒が特徴だったスバルの自動車用エンジンですが、特に軽自動車用は直列2気筒から一足飛びに直列4気筒へ移行したため、他メーカーと異なり、軽自動車用直列3気筒エンジンが存在しません。

しかし、1980年代にスバルでもリッターカーを発売、レックス拡大版(ジャスティ)やサンバー拡大版(ドミンゴ)に積めるエンジンとして軽自動車用2気筒エンジンの輸出型EK42とボア×ストロークが同じ直列3気筒1リッターエンジン、EF10を開発します。

後にストロークアップで1.2リッター化したEF12へ発展しますが、レガシィやインプレッサの初代モデル発売以降のスバルは経営資源集中のためコンパクトカーを放棄。

そのためスバル製直列3気筒エンジンはそれ以上発展せず、1998年まで販売したサンバーベースの3列シート1BOXミニバン、2代目ドミンゴが最後の搭載車となりました。

最後のスバル製軽自動車

サンバーバン/サンバートラック(6代目・2012年生産終了)

6代目スバル サンバーバン/サンバートラック最後の特別仕様車、WRブルーリミテッド

スバルが軽自動車の生産をやめてダイハツOEMへ切り替えてから、気がつけば今年で10年、しかし今どき10年くらいで「古いクルマ」とは言いませんから、まだまだ現役で走っているイメージが強い人は多いと思います。

何なら「今からでも再生産してくれ」と思うユーザーも多いと思いますが、生産工場はとっくに86/BRZなど新たなスバル車の工場に建て替えられていますし、スバル軽の特色だった直列4気筒エンジンも四輪独立サスペンションも見方を変えれば旧弊を継ぐ高コスト体質。

どのみち先がないならと、絶好のタイミングで軽自動車生産をやめたスバルの英断は大したものでしたが、リヤエンジンで他の軽自動車にない乗り味や快適性を得ていたスバル製サンバーは、「生産をやめたからこそ」、この先もずっと惜しまれる名車となりそうです。

国内最後のフラット6

レガシィアウトバック(4代目・2014年販売終了)

日本国内向け最後の水平対向6気筒エンジン(フラット6)搭載車、4代目スバル アウトバック

世界の水平対向エンジンメーカーでポルシェと並ぶスバルですが、もともとはFFのスバル1000(1966年)でキャビンを最大限確保するのが目的でしたし、作っていたのは大衆向け4気筒だったのは当然です。

しかし、北米向け上級クーペのアルシオーネ(1985年)を発売した途端に円高ドル安が進行、現地価格の上昇に合わせた付加価値向上のため初の6気筒ER27を開発して同車へ搭載。

新型4気筒エンジンEJシリーズが登場すると、6気筒版EG33をアルシオーネSVX(1991年)へ、新型6気筒EZ30をランカスター6(2000年)へ搭載、3.6リッター版EZ36へ発展します。

しかし車格に対する価格帯が合わず、燃費も悪い水平対向6気筒は次第に好まれなくなり、日本国内では4代目アウトバックを最後に設定終了、北米でも2019年まで販売された6代目レガシィ/レガシィアウトバックが最後となりました。

※この記事内で使用している画像の著作者情報は、公開日時点のものです。

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執筆者プロフィール
兵藤 忠彦
兵藤 忠彦
1974年栃木県出身、走り屋上がりで全日本ジムカーナにもスポット参戦(5位入賞が最高)。自動車人では珍しいダイハツ派で、リーザTR-ZZやストーリアX4を経て現愛車は1989年式リーザ ケンドーンS。2015年よりライタ...
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