更新
庄内平野をフォレスターe-BOXERで駆ける【SUBARUテックツアー第10弾雪上試乗会レポートVol.5】
庄内平野とは?
肘折温泉のそば処「寿屋」で昼食をとったあと、フォレスターe-BOXERに乗り換えてドライブを再開。大雪と強風に阻まれながら庄内平野をひた走ります。
SUBARUテックツアーの概要、これまでの雪上ドライブのレポートはこちらをご覧ください。
庄内平野は、山形県北西部、日本海側の酒田市、鶴岡市を中心に広がる平野で米どころとして有名です。山形県を縦断して日本海へ向かって流れる最上川、出羽山地から流れる赤川(あかがわ)、鳥海山(ちょうかいさん)系からの日向川、月光川をはじめとする無数の河川が流れています。東は出羽山地、南は朝日山地、北は鳥海山、西は日本海に囲まれる面積は、山形県の約26%を占めます。広さは約39万ヘクタール、東京ドーム8,300個分、東京ディズニーランドでは815個分となります。(いまいちピンとこない例えで失礼)
肘折温泉を駆け降りて最上川沿いを走る
肘折温泉郷から山を降りると最上川に沿って走ります。途中で「道の駅とざわ」へ立ち寄り。
「道の駅とざわ」内の道路は積雪量が多く、フォレスターe-BOXERでわざと路面状態の悪いところに入り、走破をテスト。15cmはあろうと思われるガリガリの雪道では、タイヤがザクザクと音を立てながらも、少しもスリップすることなくしっかりと前に進んでくれました。これなら、ちょっと深雪にハマってしまっても問題なさそうです。
「道の駅とざわ」からはしばらく最上川と並走します。
あたり一面雪景色の庄内平野をドライブ
鶴岡市からは広大な庄内平野内部へ。あまり景色が変化しない「あたり一面雪景色」が続きます。しかし、退屈はしません。
フォレスターe-BOXERは、一言でいうと「しっかり走る」印象。強力なパワーを感じる走りではありませんが、アクセルを踏めばしっかりと加速、ブレーキの効きもしっかり。カーブもしっかり曲がるといった、パワーよりも頼もしさを感じる車です。
今回のドライブルート
走行ルートは、肘折温泉「そば処寿屋」から国道458号線から県道30号線に入り最上川に突き当たるところで国道47号線へ。最上川沿いをしばらく走ったあと、庄内平野を突き抜ける県道46号線から県道346号線「庄内こばえちゃライン」を南下、鶴岡市内の国道112号線から東に進路を変えて月山(がっさん)、湯殿山(ゆどのさん)方面へ。
”こばえちゃ”とは、庄内地方の方言で「来てちょ」の意味。「庄内東部広域農道」という名称も。
スバル フォレスター e-BOXERのスペック
スバル フォレスター
グレード:Advance
ボディカラー:ホライゾンブルー・パール
全長:4,625mm
全幅:1,815mm
全高:1,715mm
乗車定員:5名
車両重量:1,640kg
エンジン:2.0L DOHC 16バルブデュアルAVCS直噴
最高出力
・エンジン:107kW[145PS]/6000rpm
・モーター:10kW[13.6PS]
最大トルク
・エンジン:188N・m[19.2kgf・m]/4000rpm
・モーター:65N・m[6.6kgf・m]
燃料:レギュラーガソリン・リチウムイオン電池
駆動方式:AWD
トランスミッション:CVT
WLTCモード燃費:14.0km/L
・市街地モード:11.2km/L
・郊外モード:14.2km/L
・高速道路モード:16.0km/L
新車車両価格:3,099,600円(税込)
次号は、山形県鶴岡市の「湯殿山総本寺瀧水寺大日坊」の特別取材レポートをお届けします。
お楽しみに。
取材・撮影・文:宇野 智(MOBY)
- 執筆者プロフィール
- 宇野 智
- モーター・エヴァンジェリスト/ライター/フォトグラファー/ビデオグラファー/エディター エヴァンジェリストとは「伝道者」のこと。クルマ好きでない人にもクルマ楽しさを伝えたい、がコンセプト。元MOBY編...