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あぁ説得失敗!購入時に家族や奥さんがOKしてくれないスポーツカーたち【推し車】
結婚して家庭を築いているご夫婦の中でも、車好きな旦那様のサイフを握るのが奥様だった場合、「スポーツカーを買いたい」と言うのはなかなか度胸がいるもので、ヘタを打ったら「スポーツカー好きにはそこらへんの草でも食わせておけ!」となりかねません。
毎日のランチが草と水にならないよう、スポーツカーの購入話を切り出すなら奥様に、あるいは家族にとってもメリットがあるようなプレゼンをしなければいけませんが、それでもギリギリで難しい、いや無理だろうと思われるスポーツカーを3台厳選してみました。
マツダ RX-8(2003年)
4ドアのファミリーカーを買うんじゃなかったの?
家族や帰郷時に親族も乗せると考えれば最低4シーター、それも昔と違い助手席シートを前に倒して潜りこむ不便が許される時代ではないため、4ドアは必然です。
ミニバンとは言わないまでも、スバル レヴォーグなどスポーツワゴンなら余裕でOKが出るかもしれませんが、問題はできればリアが軽い独立トランクの4ドアスポーツにした場合。
まずは見慣れない観音ドアに「変な車アンテナ」がビビッと働き、前ドアを開けなければ後ドアが開かないのを知ると血圧が上がり、車内の狭さで爆発しかねません。
それもそのはず、4ドア4シーターで作れという親会社(当時)、フォードの言う通りにしただけの実質2ドア2+2クーペですから、当たり前です。
- 最新「RX-8」中古車情報
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本日の在庫数 414台 平均価格 123万円 支払総額 34~445万円
ホンダFD2 シビックタイプR(3代目・2007年)
古い方のタイプR(DB8インテグラ4ドアタイプR)でいいんじゃないの?
観音開きがダメならば、4ドアスポーツセダンでどうだ!というのは真っ当な考えで、中古車はプレミアつきとはいえ、いくらでもいい車があります。
そこであえて3代目シビックタイプRを選ぶのは、EG9シビックフェリオSiRや、DB8インテグラ4ドアタイプRに乗っていたホンダ党の悲しい性でしょうか。
大型リヤウイングが気になるものの、同じ型のシビックハイブリッドが一時期タクシーで結構走っていたため、奥様も案外気楽にOKするかもしれませんが、走り出した途端、サーキット向けの超ガチガチ足の乗り心地に、血相を変えるかもしれません。
ならば社外品で乗り心地のいい足へ、など火に油を注ぐ前に、落ち着いて考え直しましょう。
- 最新「シビック タイプR」中古車情報
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本日の在庫数 475台 平均価格 425万円 支払総額 108~918万円
日産 マーチNISMO S(4代目・2013年)
MTないって、私は普段からでかいミニバン運転するの?
既にミニバンやSUVがあっても、2台目は2シータースポーツでいいよねというのは甘い話で、4〜5人乗れないといざという時困る、もちろん4ドアか5ドアのコンパクトか軽で、というパターンは多そうです。
アルトワークスやN-ONEといった軽ホットハッチはキビキビ走りますし、オーラNISMOなどスポーティなハイブリッドは経済的にも喜ばれそうですが、ギリギリアウトかと思うのが、マーチNISMO S。
エンジンを現行マーチの1.2L 79馬力から専用チューンの1.5L 116馬力に換装、車体にまで手が入ったおそらく日産最後の純ガソリンホットハッチですが、よく考えてください、奥様はもしや、AT限定免許ではありませんか?
※この記事内で使用している画像の著作者情報は、公開日時点のものです。
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- 執筆者プロフィール
- 兵藤 忠彦
- 1974年栃木県出身、走り屋上がりで全日本ジムカーナにもスポット参戦(5位入賞が最高)。自動車人では珍しいダイハツ派で、リーザTR-ZZやストーリアX4を経て現愛車は1989年式リーザ ケンドーンS。2015年よりライタ...