更新
「車中泊が快適そうな走るベッド」見た目から想像できない室内空間を持つ車たち【推し車】
9月3日は「ぐっ(9)すり(3)」眠りを大事にする日!というわけで、全日本ベッド工業会によって「ベッドの日」と制定されています。
ウチは畳敷きの和室に敷き布団、ベッドになんて縁がないよ!という人も、眠りの大切さを見直す日ですから、安眠方法についてベッドと関係なく考えてもいいかもしれません。
クルマ関係でも車中泊の話題が多く、マナーの問題なども取りざたされていますが、問題ない場所で使えるものは使おう精神、あるいは長距離ドライブの仮眠、はたまた少子高齢化問題にも?重要ですし、今回は「車中泊が快適そうな走るベッド」を3台、ピックアップ!
ホンダ S-MX(1996年)
まさに走るベッド、自走式ラ○ホ?
疲れたら素直に車中で休憩、仮眠は昔も今も同様ですが、かつてはカップルが車内で休憩以外の行為に及ぶ事も多く、運転席から助手席のシートを倒せる装備もありました(ムード的には便利過ぎたお節介装備)。
1990年代にピークを迎えたその文化?をクルマ界で代表したのがS-MXで、Sで始まりXで終わる3文字車名といい、倒せばダブルベッドになる前後ベンチシート、極めつけは意味深な場所でティッシュBOXを置くのに最適なコンソール。
クルマ自体は至ってマジメで走行性能もそれなり、タイプRを設定すると飛ばし記事を書くメディアもありましたが、どうでもいいですね。
少子高齢化のため今こそ復活すべきクルマに思えますが、「走るベッド」にそういう一面もあるのは事実です。
- 最新「S-MX」中古車情報
-
本日の在庫数 16台 平均価格 96万円 支払総額 58~150万円
日産 セレナ 「マルチベッド」(5代目アクセサリー・2020年)
奥行き2,150mmのベッドスペースはキャラバンのマルチベッド以上!
ハイエース対抗馬としては影が薄すぎる立場から脱却すべく、仕事からレジャーまで幅広くアピールするキャラバンに「マルチベッド」という純正アクセサリーがあるものの、2列目以降の荷室で使う前提のため奥行き1,760mmと物足りないのが惜しいところ。
しかしマルチベッドは他モデルでもラインナップされ、特に現行セレナへ2020年に追加されたマルチベッドは、2列目も畳んで奥行きなんと2,150mmと、身長180cmオーバーの人でも余裕の広さで、寝転がったうえに背伸びまで可能、いろいろな意味で困りません!
幅は1,310mmなので2人寝るのがやっとですが、2列目・3列目シートを畳む前提ですから、2名までのドライブで2名寝られれば、もう可能性は無限大!(少し興奮)
ノアヴォクやステップワゴンに続きモデルチェンジ間近と言われるセレナですが、新形でもこのコンセプトは是非とも続けてほしいですね。
- 最新「セレナ」中古車情報
-
本日の在庫数 7530台 平均価格 198万円 支払総額 15~516万円
ダイハツ アトレー(6代目・2021年)
4ナンバー化で可能になった1,820mmのノビノビスペース!
2021年12月にハイゼットカーゴともどもモデルチェンジ、17年ぶりのプラットフォーム一新と、CVT採用による走行性能や燃費向上で、これまでライバルのスズキ エブリイに押されていた軽1BOX車で巻き返しを図ります。
注目すべきは4ナンバー(商用)登録へ戻った乗用用途メインのアトレーで、どのみちこのクラスで長距離のフル乗車を考えるより、使い勝手重視と後席は簡素に割り切った結果、後席を折り畳めばフラットで広大なフロアが誕生し、奥行きなんと1,820mm!
身長180cm程度までなら余裕で、幅は1,410ッmとむしろセレナのマルチベッドより広いため、マット敷きに布団や毛布でダブルベッドでも、2人用寝袋でアウトドアスタイルでもどんと来いです!(大興奮)
これがハイゼットカーゴだと助手席も前に倒せますから、身長が180cm台半ば以上の人は、そちらを選ぶという選択肢もあります。
- 最新「アトレーワゴン」中古車情報
-
本日の在庫数 700台 平均価格 75万円 支払総額 12~299万円
※この記事内で使用している画像の著作者情報は、公開日時点のものです。
【推し車シリーズ】まとめて読みたい人はコチラ!
メーカー別●●な車3選はコチラ
スポーツカーを中心にまとめた3選はコチラ
「ちょいワルオヤジに乗ってほしい車」などの特集はコチラ
- 執筆者プロフィール
- 兵藤 忠彦
- 1974年栃木県出身、走り屋上がりで全日本ジムカーナにもスポット参戦(5位入賞が最高)。自動車人では珍しいダイハツ派で、リーザTR-ZZやストーリアX4を経て現愛車は1989年式リーザ ケンドーンS。2015年よりライタ...