MOBY(モビー)自動車はおもしろい!

MOBY[モビー] > メーカー・車種別 > コンパクトカーの中古車|モータージャーナリストのおすすめ5選【2022年最新情報】
メーカー・車種別

更新

コンパクトカーの中古車|モータージャーナリストのおすすめ5選【2022年最新情報】

オススメの中古車で探せる5モデル 魅力と購入時の注意点は?

「小さなクルマ、だけど軽自動車じゃない」というのがコンパクトカー。

小さいといっても、大人5人を乗せて運ぶことができますし、ラゲッジルームも比較的大きめなので、少人数の家族であれば、これ1台で日常の買い物から遠方へのドライブまで、すべてをカバーすることもできます。

サイズが小さいから街中での取り回しも楽。維持費だって排気量が小さい方が有利。そんなコンパクトカーの中から、中古車で探せる5モデルを、自動車のプロが選出。どんなクルマなのか、どこに魅力があるのか、中古車を買うときの注意点などを説明します。


鈴木 ケンイチ
1966年9月15日生まれ。茨城県出身。新車紹介から人物取材、メカニカルなレポートまで幅広く対応。見えにくい、エンジニアリングやコンセプト、魅力などを“分かりやすく”“深く”説明することをモットーにする。

とにかく燃費にこだわるなら!

トヨタ「アクア」

2017年式「アクア」

数多くの車種を販売するトヨタ。そのトヨタのコンパクトカーのベストセラーとなるのが「アクア」です。2011年12月に「世界トップの低燃費」を売りに初代モデルが登場しており、2021年7月に第2世代となる現行モデルが登場しています。

今、中古車として狙うのであれば、2011年から2021年の10年間にわたって発売されてきた先代モデルとなります。

「アクア」の特徴は、ハイブリッド専用車であること。ハイブリッドの元祖であるトヨタ「プリウス」と同じ、2モーター式のTHSⅡ(トヨタ・ハイブリッド・システム)を搭載して、最高で35.4km/L(JC08モード)を達成しました。

2011年にデビューした「アクア」

2011年のデビュー当時、他にコンパクトカーのハイブリッドカーがなかったこともあって、「アクア」の燃費性能は突出していました。

しかも、エントリー価格が165万円ということで価格もお手頃。発売翌年となる2012年には年間販売ランキングで登録車として2位になり、2013年からは3年連続で1位を獲得。文字通りのベストセラーカーとして君臨したのです。まさに「国民車」と呼べるような存在です。

現在でも初代「アクア」の燃費性能は、相当に優れている部類に入ります。中古車の数も非常に多いので、予算にあわせて、いろいろな車を探すことができます。燃費の良いコンパクトカーが欲しいというのであれば、「アクア」が筆頭になるでしょう。

「アクア」の中古車相場価格は約30万円〜約200万円ほど。100万円以下でも選べる個体もたくさんありますが、バッテリーの劣化などを考えると走行距離は少なめのものを選んでおきたいところです。

ランニングコストを抑えたいなら!

マツダ「デミオ」

現行モデルは2014年7月にデビュー

マツダのコンパクトカーは「デミオ」。現行モデルは2014年7月にデビューしており、2019年9月から名称を「マツダ2」と変更しています。この現行型「デミオ(マツダ2)」は、コンパクトカーとして日本車で唯一、ディーゼル・エンジンを搭載するグレードが用意されていることが大きな特徴です。

ディーゼル・エンジンは、独自の走り味と燃費性能の良さを備えています。日本では少数派となりますが、欧州では昔から人気です。

理由は2つ。ひとつは、燃料費が安くて、しかも燃費性能が良いため、ランニングコストが安いから。もうひとつは、低回転でのトルクが大きいため、加速が力強いから。そのため、長距離を走る人や力強い加速を味わいたいという人がディーゼル・エンジンを好む傾向にあります。

2016年式 デミオ「XD ツーリング L パッケージ」

そんなディーゼル・エンジンを愛車にしたいというのであれば、日本車、輸入車を見わたしても、「デミオ(マツダ2)」が最も身近な存在にでしょう。

中古車の相場価格は約40万円〜約180万円と大きな開きがありますが、できるならデザインも洗練され、装備も充実した「マツダ2」の方を選びたいところです。ただ、「マツダ2」 のディーゼル・エンジン車を選ぶのであれば、少なくとも120万円程度の予算が必要になります。お財布と相談してみましょう。

スポーティかつコスパも最高な1台!

スズキ「スイフト」「スイフトスポーツ」

2010年9月に発売となった先代モデルの「スイフト」

コンパクトカーの中で、スポーティな走りを楽しみたいという人におすすめなのが、スズキの「スイフト」です。軽自動車をメインとしていたスズキが、世界市場でも通用するコンパクトカーとして作り上げたのが「スイフト」でした。

2000年代は世界ラリー選手権に挑戦し、よりスポーティな派生モデル「スイフトスポーツ」も誕生。コンパクト・ハッチバック車でありながらもスポーティな走りを味わいたいという人には、「スイフトスポーツ」がおすすめとなります。

もちろん、スタンダードな「スイフト」にもMTグレードが用意されていて、ライバルとは異なるキビキビとした走りが楽しめます。

2017年9月に登場した「スイフトスポーツ」

現行の「スイフト」は2017年1月、「スイフトスポーツ」は2017年9月から。装備類の充実度は、現行モデルが上になりますが、2010年9月に発売となった先代モデルも、キビキビとした走りの楽しさは十分。コスパよく、スポーティな走りを味わいたいなら先代も悪くない選択でしょう。

「スイフト」のコスパの良さは中古車になっても変わりません。先代モデルであれば、中古車の平均価格は70万円ほど。はじめての1台や、セカンドカーとして活躍してくれることは間違いないでしょう。

モーターの走りを体験できる!

日産「ノート e-POWER」

日産独自のハイブリッドシステム「e-POWER」を採用した「ノート e-POWER」

今、世の中で話題となっているのが「クルマの電動化」です。それをコンパクトカーで実感したいというのであれば、日産「ノート e-POWER」がおすすめです。

「ノート」は日産が2005年から発売しているコンパクトカー。同じ日産のコンパクトカー「マーチ」よりも室内が広く、実用性の高さで人気となりました。

特に2012年より発売された第2世代の先代モデルは、2016年に日産独自のハイブリッドシステム「e-POWER」を採用したことで、さらに売り上げをアップ。2017年にはコンパクトカーのナンバー1、2018年には登録車ナンバー1になるほど大ヒットしたのです。

2016年登場の「ノート e-POWER」

ヒットの理由はハイブリッドである「e-POWER」であることは間違いありません。この日産独自のハイブリッドは、「走行の駆動は、すべてモーターで行う」「エンジンは発電に徹する」というのが特徴です。

走行がすべてモーターですから、走り味はほとんどEVと同じ。しかし「ノートe-POWER」はハイブリッドですから、充電の必要はなく、エンジン車と同じく給油するだけでOK。今までと同じような利用方法で、簡単にEVと同じ電動走行が味わえるのです。

大ヒットモデルですから、中古車の数も十分。100万円以下の個体も見つけることができますが、バッテリーの劣化などもあるため、できれば走行距離は短いものを選ぶようにしましょう。現実的には120万円程度の予算を見込んでおくのがベストと言えそうです。

広さ、燃費、走りのバランスが抜群!

ホンダ「フィット」

2013年9月に発売された先代モデルの「フィット」

2001年にデビューした初代モデルから一貫して、ホンダ屈指のヒットモデルとなっている「フィット」。現行モデルは2020年2月に登場していますので、今、中古車で探そうというのであれば、2013年9月に発売になった先代モデルが現実的でしょう。

「フィット」の特徴は、ホンダ独自の「MM(マン・マキシマム/メカ・ミニマム)思想」を守った、「センター・タンク・レイアウト」を採用していることにあります。「MM思想」とは、「人の空間は最大に」「機械の空間は最小に」というもの。「フィット」は、エンジン用の空間を小さくして、大きな燃料タンクをクルマの中央の床下に配することで、広々とした室内空間を実現しています。

また、MT仕様車や「RS」グレードといったスポーティなグレードを用意する一方で、ハイブリッド・グレードを用意するなど、バラエティ豊かなグレード展開も魅力的。バランスよく、幅広いニーズに応えることができた車といえるでしょう。

2013年式 フィット「RS」

ベーシックで実用的なコンパクトカーというのであれば「フィット」を選択肢から外すことはできません。中古車を選ぶときは、グレードごとの違いが大きいので、内容をしっかりとチェックするようにしてください。

現行モデルの中古車もチラホラと見えていますが、やはり価格は高め。先代モデルであれば、100万円前後で程度の良い個体が多くあります。狙うならやはり先代モデルがおすすめ。ただし、一部モデルではリコールが頻繁に行われていたので、対応済みかどうか確認が必要です。


コンパクトカーは、世界中の自動車メーカーが手掛けていますが、その出来の良さという点では日本メーカーが群を抜いていると言って間違いありません。高い実用性と安全性と優れた燃費性能だけでなく、個性的なキャラクターが備わっているのも日本のコンパクトカーならではでしょう。

また、近年の日本のコンパクトカーの装備の充実度は目を見張るものがあります。自動ブレーキをはじめとした運転支援システムの搭載も珍しくはありません。

かつては入門カテゴリーと認識されていましたが、今では「一家にこれ1台でOK」というファーストカーの使用にも耐える内容となっています。中古車を選ぶときは、そうした装備類の内容を吟味すべきでしょう。

執筆者プロフィール
鈴木 ケンイチ
鈴木 ケンイチ
1966年9月15日生まれ。茨城県出身。国学院大学卒。大学卒業後に一般誌/女性誌/PR誌/書籍を制作する編集プロダクションに勤務。28歳で独立。徐々に自動車関連のフィールドへ。2003年にJAF公式戦ワンメイクレー...

\ この記事が役に立ったらシェアしよう /

MOBYをフォローして最新記事を受け取ろう

すべての画像を見る

画像ギャラリー

コメント

利用規約

関連する記事

関連キーワード